あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

小・中学校の連携による、発達障害のある児童生徒の特性に応じた支援の在り方

2012-07-17 06:39:26 | 特別支援教育
佐賀県教育センターが作成した、小・中学校の連携による、発達障害のある児童生徒の特性に応じた支援の在り方 -通常学級における学びやすい学習環境づくり-  を紹介します。



次のように説明されています。

発達障害のある児童生徒にとって学びやすい学習環境にするためには、一人一人が抱える学習の苦手さに配慮し、小・中学校が一貫した支援を行うことが必要です。
 そこで、小学校から中学校への円滑な引き継ぎが行われ、配慮を要する児童生徒が小学校でも中学校でも同様の支援を受けることができるようにするために、活用しやすい「個別の教育支援計画」作成支援ソフトの制作に取り組みました。さらに、これを生かしながら発達障害のある児童生徒のアセスメント(実態把握)を行い、通常学級において、その特性に配慮した支援を取り入れた授業の実践を行いました。その結果、発達障害のある児童生徒は、自分のできる力を発揮して学習に取り組み、満足感や達成感を味わうことができるようになりました。

本Webサイトでは、通常学級において、発達障害のある児童生徒が、自分のできる力を発揮して学習に取り組むことができるようにするための支援の在り方や授業づくりの考え方について紹介しています。また、小学校から中学校への支援の継続を図るための「個別の教育支援計画」作成支援ソフトの使い方についても紹介しています。

 本文はここから・・・・
 http://www.saga-ed.jp/kenkyu/kenkyu_chousa/h21/07shouuchuu-sned/index_toku.html

目次です。

1 研究について
    (1) 研究の概要
    (2) 発達障害について
    (3) 学びやすい学習環境づくり
      (ア) 発達障害のある児童生徒を取り巻く現状                
      (イ) 佐賀県小・中学校学習状況調査に見られる児童生徒の実態
      (ウ) 学びやすい学習環境づくりを支える視点
      (エ) 児童生徒の学習を支える学びの要素
    (4) 研究の成果及び今後の課題

2 学びの要素別支援例
(1) 聞くこと (2) 話すこと (3) 読むこと
(4) 書くこと (5) 計算・推論すること (6) 粗大運動
(7) 微細運動 (8) 注意・集中すること (9) 多動性・衝動性
(10) 社会性


3 授業実践
(1) 小学校の授業実践
 (ア) 具体物やワークシートを取り入れた授業の実際 【小学校第6学年 算数科】     
 (イ) 視覚的な支援を取り入れた授業の実際 【小学校第6学年 国語科】
(ウ) 視覚的な支援と操作的活動を取り入れた授業の実際 【小学校第2学年 算数科】

(2) 中学校の授業実践
(ア) ワークシートを効果的に取り入れた授業の実際 【中学校第1学年 英語科1】     
(イ) ワークシートや学習形態の工夫を取り入れた授業の実際 【中学校第1学年 英語科2】
(ウ) 視覚的な支援とグループ活動を取り入れた授業の実際 【中学校第1学年 美術科】

4 個別の教育支援計画
(1) 「個別の教育支援計画」作成のポイント
(2) 「個別の教育支援計画」作成支援ソフトの概要
(3) 「個別の教育支援計画」作成支援ソフトの使い方

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。