週刊 池上彰と学ぶ日本の総理 シリーズ第6号は、鳩山一郎 1883年 - 1959年です。
池上流3つのポイントは、
1 華麗なる政治家一家
父・和夫、息子・威一郎、孫・由起夫、邦夫 と、4代にわたっています。
日本民主党を結党したところは、孫がそっくり真似をしています。
「友愛」という言葉も、由起夫はよく使います。
2 初代自由民主党総裁
日本民主党と自由党合同の、自由民主党を結党し、その初代総裁に就任しました。
55年体制の始まりでした。
3 日ソの国交を回復
日ソの国交を回復し、国連加盟を実現しました。
本書の内容です。
1 鳩山一郎総理誕生
2 プロフィール 鳩山一郎
3 大仕事 大一番
困難を乗り越えソ連との国交を回復
4 交友交際図
5 追跡! 総理745日
6 池上彰の5分でわかる政策
「日ソ漁業条約」
7 人物伝 総理への道
苦節8年余、2度の挫折を経て71歳で総理の座につく
8 盟友 三木武吉
9 写真で見る世相 昭和31年(1956)
公団住宅の入居開始
10 男の引き際
「義」を守り「信」を通した幕引き
11 リーダーの魅力
鳩山一郎の名言・揮毫・人間力
12 派閥人脈
日本民主党所属の鳩山に近い議員
13 ファーストレディ秘話
鳩山 薫さん
14 多芸余話 趣味と逸話で知る、総理の横顔
15 連載 総理の秘密(6) 池上彰
イギリス議会と女王の関係
16 次号予告
大辞林では
はとやまいちろう -いちらう 【鳩山一郎】 ○
(1883~1959) 政治家。東京生まれ。東大卒。和夫の長男。犬養内閣・斎藤内閣の文相。第二次大戦後日本自由党総裁となったが公職追放され,解除後日本民主党総裁として1954年(昭和29)首相となった。日ソ国交回復を実現。