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第7回 教師力アップセミナー

2015-02-15 06:12:48 | 日記
昨日は、第7回 教師力アップセミナーでした。

会場は、いつもの大口中学校。今年度最後です。

講師は、京都女子大学講師・元京都女子大学付属小学校長  吉永 幸司先生です。



 テーマは、「国語力は人間力-言葉で考える子供を育てる国語指導」です。



 印象に残ったお話は・・・

○ 授業は学習活動量

○ 国語の授業で終わらないように・・・

 「ことば」で学習と日常生活をつなげるように。
 国語力は生きる力と結びつく。

○ 必要なときに、必要な言葉をきちっと使えるようになること。

 それが、トラブルを防止することになり、自分や友達を守る。

○ 「○○さん」「はい」の徹底

 生活全体が変わってくる

○ 述語が重要。述語をきちっと使うと、主語を省かなくなる。
  主語が丁寧になると、術語が丁寧になる。
  
  言葉が丁寧になると、丁寧語でけんかをするようになり、日常のトラブルも減っていく。

○ 板書を丁寧に書く。

  書くことが基本。勉強の証拠はノート。
  ノート指導はとても大切。




 書く場所まで、指導する。
 教師は、子供と同じノートで、板書の計画を考える。

○ ていねいに相手の話を聞く。

 「それで」とうなずく。

○ ノートは、指示を聞く力が育つ。

○ 国語教育は評価が弱い。

 めあてを立て、それに応じたふり返りに時間をかけるのが授業のコツ。
 目当てに従ったら、こういう力が付いたというのを確認する。

○ 机の上を綺麗に

 トラブルが減る。

○ 国語は平等でないことが多い。音読・作文でも、早い遅いがある。

 →時間で指示をする。 早い子は、繰り返せばよい。
  途中なら、「後略」を教える。

○ できて当たり前と思わない。

 できたらほめる。

○ 声の大きい子を育てる。大きな声は一生の財産。

○ 書くことを日記で育てる。「見ているよ」という気持ちを伝える。

 等々、まだまだたくさんありました。



 「ていねい」な指導という、基本中の基本の大切さを痛感した時間でした。

 









  

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