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儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 (講談社+α新書) 新書 –

2017-05-04 11:16:26 | MY BOOK
儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 (講談社+α新書) 新書 –
を紹介します。


おもしろかった!

まずは、著者のケントから紹介しましょう。
かつて、クイズダービーでは、その博識ぶりを披露していました。
amazonより引用します。

ケント・ギルバート

1952年、アイダホ州に生まれる。1970年、ブリガムヤング大学に入学。翌1971年に末日聖徒イエス・キリスト教会のモルモン宣教師として初来日。経営学修士号(MBA)と法務博士号(JD)を取得したあと国際法律事務所に就職、企業への法律コンサルタントとして再来日。弁護士業と並行して英会話学校「ケント・ギルバート外語学院」を経営。またタレントとしてもテレビに出演。2015年、アパ日本再興財団による『第8回「真の近現代史観」懸賞論文』の最優秀藤誠志賞を受賞。『日本人の国民性が外交・国防に及ぼす悪影響について』と題した論文は、日本人の誠実さなどを「世界標準を圧倒する高いレベル」と評価。一方、その国民性が「軍事を含む外交の分野では、最大の障害になる」とした。
著書には、『ケント・ギルバートの素朴な疑問 不思議な国ニッポン』(素朴社)、『国際化途上国ニッポン』(近代文芸社)、『不死鳥の国・ニッポン』(日新報道)、『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』『やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人』(以上、PHP研究所)などがある。


宣教師として来日し、法律コンサルタント、弁護士、外語学院経営、タレントと、多彩です。

この本は、この紹介にある日本人の誠実さなどを「世界標準を圧倒する高いレベル」と評価。一方、その国民性が「軍事を含む外交の分野では、最大の障害になる」裏返しとして、韓国・中国を対比的に書かれています。

そのキーワードが「儒教国家」であり、日本は「武士道」といっています。

私は、大学の卒論が「伊藤仁斎」、すなわち日本の儒学ですが、ケントの儒教のとらえはやや違うのではないかと思います。
ケントが言いたいのは、むしろ「中華思想」です。

あと、日本から中国へのODAの話もやや中国にかわいそうかな。
私が視察して調べた限りでは、現地の人はODAに感謝し、そういった表示もされていました。

以上2点を除けば、とてもよくできた内容です。

圧倒的な知識量と、日本人ではないが故に客観性があり、中国や韓国への批判(悪口ではなく)は説得力があります。
悪口と違うのは、根拠が明確だからです。

目次です。
第1章 儒教の呪いとは何か
第2章 沖縄も東南アジアも樺太も中国領?
第3章 キリストも孔子も韓国人?
第4章 中国・韓国の自己中心主義の大本
第5章 日本は儒教国ではない!
第6章 この厄介な国々との付き合い方


amazonのカスタマーレビューから紹介します。

ひゅーむさんの投稿です。
ケント・ギルバート氏はわたしたちの年代にとってはテレビのバラエティ番組で大橋巨泉などとやりあっていた色物藝人ならぬ外人という印象が強いのですが、最近は日本の現状を真剣に憂える論表を次々に発表して、こちらの方面ですっかり有名になってしまいました。わたしなどは、『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』などを読んだときには、その正論にはうなずきつつも、正直戸惑ったのを覚えています。もっとも、当時のギルバート氏の来日の本当の目的は、弁護士として輸出企業を対象としてアメリカ国内での法律問題に関するコンサルトをすることで、テレビ出演はいわばジョークだったのですが、わたしたち一般人はそちらの方ばかりに目がいっていたということだったことを、最近になって理解しました。

 そもそもギルバート氏がこういった評論を手がけるようないなったきっかけは最近続々と公開されてきた、大東亜戦争前後の資料をみて、自分たちアメリカ人が実はローズベルトやスターリンに騙されて、戦いたくもない大東亜戦争を戦わされたのだ、という怒りに発しています。これにはギルバート氏がモルモン教徒であるということも深くかかわっているようです。そこに始まって東アジア情勢を研究してゆくうちに、いわゆる特亜三国やロシアのあまりのひどさ、日本国内の反日的日本人の目に余る実態に触れ、これらを題材とする出版活動を開始たということのようです。

 ギルバート氏自身の背後に誰かいるのではないかと疑うひともいるようですが、一連の出版物の内容はアメリカの一部の良識人たちに頷かれるとしても、どこかの勢力に加担するという性格のものではありませんので、フラットに読んでよろしいのではないかと思います。

 ギルバート氏が日本人に対して、強く警告している本書の後半の内容は、本当によく考えてみる必要がありますね。つまり、わが国では政治、経済、学問、ジャーナリズム等々の分野に明らかに外国工作員が多数送り込まれているとしか考えられない現象が起きており、様々な分野で様々なやり方で世論コントロールが行われていて、そのためわが国のアイデンティティが危機に瀕しているという指摘です。それにしても理解に苦しむのはいわゆる「サヨク」といわるひとたちの言動です。一体何が目的なのか、誰のためなのか一向に分からないのが不気味です。これが嘗ての本当の左翼のように日本に共産主義政権を樹立することが目的というのなら分かりやすいのですが、どうもそういう目的意識もなさそうです。とにかく祖国(?)を誹謗することを何よりも楽しみにしているという人たちなんですから始末におえません。
 もうひとつは、日本はすでに中国と事実上の戦争状態にあることを自覚すべきだという指摘です。現在はいろいろな小勢合いに終始していますが、軍事衝突が起こる可能性を想定して、単に軍備だけでなく、国内法の整備なども行っておく必要があるのでしょうね。
 とにかく、空想的平和主義ではこのきびしい時代を乗り切っていくことはできないことを覚悟すべきであるという指摘はよく考えてみるべきだと思います。


他にも参考になる意見がたくさんあります。

ぜひご覧下さい。

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