１月１８日の社説は・・・

テーマは分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　農協改革―目的を見失うな
・　国際放送―独立保ってこそ信頼性

読売新聞
・　エネルギー政策　全原発停止を終わらせよう（2015年01月18日）

毎日新聞
・　ハンセン病法廷　遅すぎた最高裁の検証 NEW (2015年01月18日)
・　ＯＤＡ大綱改定　軍事転用を防げるのか NEW (2015年01月18日)
　
日本経済新聞
・　柔軟に働くホワイトカラーをより多く
・　「大阪都」の具体像をもっと

産経新聞
・　共謀罪　創設遅れが「弱い輪」生む
・　公民教科書　不当な記述是正は当然だ
　
中日新聞
・　農を守るのは誰ですか　週のはじめに考える　

※　見事にテーマが分かれました。
　ここまでバラバラなのは滅多にありません。

読売です。

「原発は燃料費が安く、大量の電力を安定供給できる。政府が、原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、中長期的に活用する方針を示しているのは妥当だ。」

原発に関しては、朝日・毎日・中日と、読売・日経・産経とでは、正反対の考え方です。
この対立を越える案がないものでしょうか・・・。

産経です。

「高校公民教科書の戦後補償に関する記述で、教科書会社１社が「従軍慰安婦」と「強制連行」の文言を削除する訂正申請を行った。誤解を生む不適切な記述の是正は当然であり、訂正の動きを評価したい。」

　歴史の評価は難しいものです。
　しかし、今回の訂正は、このたび明らかにされたことであり、当然でしょう。

中日です。

「天地有情。食べ物とは、命そのものです。出来不出来はお天道さまのご機嫌次第。効率だけでは回せません。都会の食は、これからますます、日本の農村、農家に支えてもらうことになる。

　では、農村、農家は誰が支えるべきなのか。

　私たち消費者こそ、担い手にちがいありません。」

　その通りです。