《 子どもの心に届く言葉がけ 》
西村健吾氏の著書に『子どもの心に必ず届く言葉がけの極意』(明治図書)がある。
その中から、いくつか紹介したい。
授業の始業時に「こらぁ、時間を守りなさい」
→「チャイムが鳴った時には電車はすでに発射している」
話を聞くときに視線がバラバラ
→「視線をください」
手がまっすぐに上がらない
→「肩、肘、手首、中指をまっすぐに伸ばしなさい」
自由時間が騒がしい
→「先生がいないときは、先生がいなくてもできる力をつけるチャンス」
授業中に手が上がらない
→「アウトプットしてこそ、インプットに魂が宿る」
嫌いなものを食べない
→「社会勉強だと思って食べてごらん」
丁寧さが足りない
→「丁寧じゃない医者に、手術を任せられますか?」
教室移動が騒がしい
→「廊下はかかとから、階段はつま先から」
体育でビシッとしない、動きが遅い
→「1mmも動かない気を付け!」「1mを全力疾走!」
これらから、「なぜ心に届きやすいのか?」の法則性を見つけ、応用していきたい。