《 知識を記憶する;1 》
このブログは、「あなたも社楽人」。
「社楽」とは、「音楽」があるなら、社会(科)を楽しむ「社楽」があってもよいじゃないか、という発想で生まれたものです。
逆にいえば、社会科を楽しくないと思っている教師や子どもたちが多いという現実を何とかしよう、という思いが込められています。
確かに、アンケートをとると、社会科は「好き」「きらい」がはっきりしており、「きらい」の原因は「覚えることが多いから」が圧倒的です。
社会科に限らず、漢字や英単語など、丸暗記というのは楽しいものではありません。
しかし、ある程度覚えなくては前に進まないのも事実です。
ここでは、数回にわたって、楽しく覚える方法を紹介していきます。
ただし、今日は次の大原則を確認しておきたいと思います。
〈 記憶の前提に理解がある 〉
たとえば、歴史で「享保の改革」の全体像を理解すると、そのパーツとしての「徳川吉宗」「公事方御定書」「目安箱」といった用語は記憶しやすいのです。
一方、たとえば無作為に並んだアルファベット「FAKERKJDSFHA」。これを覚えるのは至難の業です。
意味づけができないからです。
記憶の前に、まず理解。
記憶しておきましょう!