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2月4日の社説は・・・

2015-02-04 05:32:43 | 社説を読む
アギーレ監督解任!

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 教員わいせつ―悲鳴を埋もれさせるな
・ 認知症と運転―免許対策だけでは困る

読売新聞
・ 国際テロ対策 邦人保護を多角的に強化せよ(2015年02月04日)
・ 米世界史教科書 「慰安婦」巡る誤りは正したい(2015年02月04日)
 
毎日新聞
・ テロ対策 「喉元過ぎれば」でなく NEW (2015年02月04日)
・ 感染症対策 中長期戦略を考えよう NEW (2015年02月04日)

日本経済新聞
・ 対立鮮明な米の財政論議から何を学ぶか 
・ 国は汚染土の輸送にも万全を

産経新聞
・ イスラム国 全ての手段で壊滅させよ
・ アギーレ監督解任 新体制で信頼を取り戻せ
 
中日新聞
・ 14年度補正予算 アベノミクスの限界だ
・ 企業の内部留保 継続的な賃上げ原資に 

※ 産経がアギーレ監督を取り上げました。
 機動力が発揮できたのか、そろそろ解任と準備をしていたのか。
 それにしても、素早い対応でした。

 テロ対策、イスラム国関連で3社。
 これはしばらく続くことでしょう。

 中日が内部留保を取り上げました。

「二〇一三年度末までの一年間だけで内部留保は三百四兆円から三百二十八兆円へ、二十四兆円も増えた。一カ月に二兆円。麻生発言は今春闘で企業に賃上げの圧力をかけ、アベノミクスを再浮上させる狙いがあるが、内部留保の実態を示している。」

 それでは内部留保とは?

「企業の内部留保は売り上げ増加、人件費などのコスト削減、配当金の抑制で生まれる利益の蓄積だ。利益剰余金ともいわれ現金・預金だけでなく工場などの生産設備、海外子会社の株式などになっている。」

「三百二十八兆円は十年前の約一・六倍。この間、日本経済はマイナス成長だったにもかかわらずだ。
 貯め込む一方で、なぜ賃金の引き上げや投資に向かわないのか。」  

 簡単です。
 投資に向かわなかったのは、政権が安定せず、国際競争力が低下し、先行き不透明だったからだと思います。
 
 しかし、そもそも内部留保は使えるお金なのでしょうか?

 女子大生でも分かる、内部留保と現金の違い
  http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/30345738.html
 「城さんのブログ読みましたか? 内部留保から給料は払えないって書いてありましたけど、そうなんですか?」
 で始まっています。

 一部引用してみましょう。


 これを見ると、「内部留保は株主のものなのだから給料には使えない」という意味がわかります。

 内部留保は、本来は儲けとして株主に配当するべきものを、「もっと大きな儲けのための資金にさせてください」ということなのです。
 つまりもっと大きな儲けのために使われるもので、単なる現金ではないのです。

 ということで、多くのマスコミや政治家は、誤解しています。

 生半可な知識で、マスコミから借り受けた知識で語るのは危険です。

  

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