おだやかな正月です。
大きなテーマの社説が続くでしょう。
・ 岐路に立つ民主主義 融和の政治で復権めざせ
・ 国際秩序の変動 「中国式」の拡張は放置できぬ
・ 再生’22 資本主義の見直し 人と暮らし支える経済に
・ 新陳代謝を促し成長力高めよう
・ コロナ禍と経済 感染抑止し着実な回復を 賃上げ実現へ生産性を高めよ
・ 彼女が切り開いた道
※ 社の個性がよく出ています。中日は社説なのか?
読売です。
◆「警察官」不在の世界
バイデン政権は米国のリーダーシップの回復を強調しているが、「世界の警察官」として、全ての紛争の解決を主導する意思と能力があるわけではない。アフガンから米軍が完全撤収した際の混乱でそのことが改めて示された。
日本をはじめ、米国の同盟国と友好国が防衛力を拡充し、地域の安全保障体制を強化しなければならない。積極的な情報共有によって一体化を推進すべきだ。
アジア太平洋では、日米豪印の「クアッド」や、米英豪による新たな枠組み「オーカス」の重要度が高まるだろう。同じ価値観を持つ欧州や東南アジアの国々にも協力の輪を広げる必要がある。
こうした枠組みは、宇宙やサイバー空間でのルール作りにも生かせるはずだ。軍備管理に中国やロシアを巻き込む力にしたい。
その通りです。