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メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調 作品56 『スコットランド』 (スコア付き)

2024-08-17 06:30:56 | 音楽雑感&関連サイト

メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調 作品56 『スコットランド』 (スコア付き)

フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ: 交響曲第3番イ短調 作品56 『スコットランド』 (スコア付き) 作曲年代:1829年~1842年 指揮:クラウディオ・アバド 管弦楽:ロンドン交響楽団

00:00 第1楽章 Andante con moto — Allegro un poco agitato (イ短調) 17:12 第2楽章 Vivace non troppo (ヘ長調) 21:17 第3楽章 Adagio (イ長調) 32:45 第4楽章 Allegro vivacissimo (イ短調) — 40:14 Allegro maestoso assai (イ長調)

《交響曲第3番イ短調 作品56『スコットランド』》はメンデルスゾーンが1830年から1842年にかけて作曲した交響曲。メンデルスゾーンが完成させた最後の交響曲である。これより早い時期に作曲された第4番「イタリア」、第5番「宗教改革」の両曲はメンデルスゾーンの死後に出版された。 「スコットランド」という標題は、メンデルゾーンがこの曲を着想したのがスコットランド旅行中だったことによる。 1829年3月にメンデルスゾーンは、バッハのマタイ受難曲を蘇演し、5月に初めてイギリスに渡った。スコットランドを旅したメンデルスゾーンは7月30日、エディンバラのメアリ・ステュアートゆかりのホリールードハウス宮殿を訪れ、宮殿のそばにある修道院跡において、16小節分の楽想を書き留めた。これが「スコットランド」交響曲の序奏部分であり、この曲の最初の着想となった。しかし、翌1830年にはイタリアに旅行し、第4交響曲「イタリア」の作曲にかかり、1835年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者となるなど、多忙のために「スコットランド」の作曲は10年以上中断された。 全曲が完成したのは1842年1月20日、ベルリンにおいてであり、メンデルスゾーンは33歳になっていた。メンデルスゾーンはモーツァルト同様、速筆で知られるが、この曲に関してはその例外ということになる。


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