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10月25日の社説は・・・

2013-10-25 05:30:43 | 社説を読む
ユネスコが「和食」を無形文化遺産へ登録するよう勧告しました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 在外被爆者―救済に国境などない
・ 無形文化遺産―和食の真価は何か
 
読売新聞
・ IAEA報告書 「1ミリ・シーベルト」はあくまで長期目標
・ ネット配信 外国企業にも消費課税が要る

毎日新聞
・ 経団連賃上げへ 裾野の拡大に指導力を
・ ロシアの役割…論説委員・大木俊治

日本経済新聞
・ 公務員のやる気を引き出す改革を望む
・ 冬の節電はまだ緩められない

産経新聞
・ 日米豪訓練 連携強め海洋安保の礎に
・ メニュー偽装表示 信頼こそ最高の調味料だ
 
中日新聞
・ 海女サミット あまちゃん、歓迎します
・ 教科書の採択 竹富町の意思重んじよ 

※ 中日が竹富町擁護論を展開しています。

「保守色の強い育鵬社版が選ばれやすいよう協議会が強引に運営されたと、竹富町は訴えてきた。」

「無償措置法では採択地区で結論がまとまらない事態は想定されていない。答申の正当性に疑義が出されているのに、文科省はそれに従わないからと竹富町を教科書の無償給付の対象外とした。」

「そもそも地方教育行政法は、教科書の採択権は地元の教委にあると定めている。」

「憲法は義務教育の無償をうたう。国費で教科書代を賄うゆえんだ。無償措置法は効率よく配るための段取りにすぎない。地域の望む教科書を無償で手元に届けられなければ、国こそが責めを負うべきだ。履き違えてはならない。」



 朝日が取り上げた「無形文化遺産」は、芸能や祭り、伝統工芸技術などを対象とします。

 遺跡や自然が対象の「世界遺産」、文書や絵画などが対象の「世界記憶遺産」とともにユネスコの「三大遺産事業」と言われています。
 
 国内からは2012年までに歌舞伎など21件が登録されています。食関係では、フランスの料理や食文化、地中海周辺の料理、メキシコの伝統料理、トルコの麦かゆ食など4件が登録されていますが、いずれも単に料理だけではなく、各地の伝統や儀式などとの関わりが評価されているのです。

 『社会的慣習』」としての「和食」は、

 ▽ 多様な食材を新鮮なまま使用
 ▽ コメを中心に栄養バランスに優れた構成
 ▽自然の美しさや季節感を表現
 ▽正月や田植えなどの年中行事と密接に関連

といった特徴を挙げ、食材や料理法だけではなく、家族や地域の結びつきを強める「日本食文化」を意味します。

 これを機会に、日本人全体が和食を大切にし、食糧自給率が上がればと思います。



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