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11月18日の社説は・・・

2016-11-18 06:04:03 | 社説を読む
岡山に来ています。
今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 憲法審査会 まず立憲主義を語れ
・ 川内原発 問われる知事の本気度

読売新聞
・ 憲法審査会再開 政権批判の場ではないはずだ(2016年11月18日)
・ 原発避難いじめ なぜ「重大事態」を放置したか(2016年11月18日)
  
毎日新聞
・ APEC 保護主義抑止を明確に
・ 憲法審査会 極論排し建設的議論そ

日本経済新聞
・ 国民の理解を深める実のある憲法論議に
・ 洋上風力伸ばす法整備を

産経新聞
・ 高額薬値下げ 明快なルール作りを急げ
・ JA全農改革 誰のための組織かを問え

中日新聞
・ 不登校対策法案 漂う差別的なまなざし
・ 香港議員失職へ 民意を踏みにじるのか

※ 憲法審査会の他はテーマが分かれました。

中日です。
「法案によれば、文科相が不登校と認めた子について、学校外の学びの重要性や休養の必要性に配慮して、心身や学びの様子をみながら親子を支援するという。
 けれども、学校外の居場所や休養の機会は、不登校の子に限らず、すべての子にとって大事なはずだ。不登校か否かを問わず、悩みを抱えている親子には、等しく手を差し伸べるべきでもある。
 学校に通っている子と切り離して対策を練ることに、どれほどの意味があるのか。かえって、社会の分断や亀裂に通じないか心配だ。
 不登校の子を受け入れてきたフリースクールの中には、学校外の学びが公認され、公教育参入へ向けた一歩になると評価する声もある。もっとも、教育行政の単なる下請けになって、自由が失われては元も子もない。
 不登校やいじめ、暴力の現状をみれば、横並び圧力や競争主義を強める学校のあり方を省みる姿勢こそが、本当は求められている。」

学校としても不登校は頭が痛い問題です。
私も過去に数人担任しましたが、欠席者がいるだけでモチベーションが下がります。本人の対応は、授業が終わってから。多くは夜です。
大人になった彼らに当時のことを聞くと、自分でもわからないと言います。
単純ではないのです。

本人も苦しい。家族も苦しい。教師も苦しい。
「では、なぜ不登校に陥るのか。学校の側に問題はないのか。根源によくよく目を凝らしたい。子どもだけの責任に帰すかのような法律では危うい。」

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