(2)鉄砲
今日はもう一つ。
時代を変えたと言われる「鉄砲」。
しかし、たった400年前の事なのに、今だに鉄砲の事がよく分かっていません。
現実に、「鉄砲の殺傷力はなかった」「長篠の三段撃ちはなかった」などの説が飛び交っています。
確かに火縄銃の命中度の低さは推測できます。
長篠での、馬が驚いて騎乗者を振り落とすというのが目的という説も分かる気がします。
それでは殺傷度は?私なりの解釈です。
・ あの島左近は、銃撃により討ち死にしたことはほぼ確実。他にも、銃で傷を負ったり落馬したところを、相手の刀や槍でやられた武将は数多い(はず)。
・ 鉄砲の導入により、戦術が変化(野戦築城型)したからには、ある程度の殺傷力はあったはず。
・ 鎧の材質が変わり、鉄板になったのは、殺傷力を恐れての事(南蛮胴)。
さらに、鉄砲の効果はあります。
・ 弓兵の育成より銃兵の育成の方が短時間ででき、大量の兵を動員できた。
・ 銃の轟音は心理的な効果が大きく、敵の士気をそぐ事が出来た。
という事で、私は鉄砲の力を支持しています。だとすると家康は…。
ある資料には、家康には山川鉄斉が鉄砲を教え、家康自身がかなりの名手だったとありました。
晩年の事になりますが、駿府城の櫓の鳶を三羽、続けざまに撃ち落したという記録が残っているそうです。
また、射撃の稽古では、家臣たちが誰一人当てることが出来なかった2町(約218m)先の的に5発命中させたそうです。
話はそれてしまいましたが、記録によって鉄砲隊の数は曖昧です。
それもそのはず。足軽兵の数とは違って、鉄砲の数は戦術上の超極秘事項です。
軽々しく記録には残せません。
その多くは輸入品、残りは国友や日野などのごく限られた所でしか製造していないからです。
という事で、鉄砲については今後の研究が待たれます。
今日はもう一つ。
時代を変えたと言われる「鉄砲」。
しかし、たった400年前の事なのに、今だに鉄砲の事がよく分かっていません。
現実に、「鉄砲の殺傷力はなかった」「長篠の三段撃ちはなかった」などの説が飛び交っています。
確かに火縄銃の命中度の低さは推測できます。
長篠での、馬が驚いて騎乗者を振り落とすというのが目的という説も分かる気がします。
それでは殺傷度は?私なりの解釈です。
・ あの島左近は、銃撃により討ち死にしたことはほぼ確実。他にも、銃で傷を負ったり落馬したところを、相手の刀や槍でやられた武将は数多い(はず)。
・ 鉄砲の導入により、戦術が変化(野戦築城型)したからには、ある程度の殺傷力はあったはず。
・ 鎧の材質が変わり、鉄板になったのは、殺傷力を恐れての事(南蛮胴)。
さらに、鉄砲の効果はあります。
・ 弓兵の育成より銃兵の育成の方が短時間ででき、大量の兵を動員できた。
・ 銃の轟音は心理的な効果が大きく、敵の士気をそぐ事が出来た。
という事で、私は鉄砲の力を支持しています。だとすると家康は…。
ある資料には、家康には山川鉄斉が鉄砲を教え、家康自身がかなりの名手だったとありました。
晩年の事になりますが、駿府城の櫓の鳶を三羽、続けざまに撃ち落したという記録が残っているそうです。
また、射撃の稽古では、家臣たちが誰一人当てることが出来なかった2町(約218m)先の的に5発命中させたそうです。
話はそれてしまいましたが、記録によって鉄砲隊の数は曖昧です。
それもそのはず。足軽兵の数とは違って、鉄砲の数は戦術上の超極秘事項です。
軽々しく記録には残せません。
その多くは輸入品、残りは国友や日野などのごく限られた所でしか製造していないからです。
という事で、鉄砲については今後の研究が待たれます。