１２月１１日の社説は・・・

ノーベル賞授賞式がありました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　（衆院選）エネルギー政策―原発回帰でいいのか
　
読売新聞
・　日米同盟　辺野古移設の実現が重要だ（2014年12月11日）
・　企業の営業秘密　盗用が割に合わない制度に（2014年12月11日）

毎日新聞
・　衆院選　ここを問う　憲法 NEW (2014年12月11日)
・　ＣＩＡの「拷問」　対テロ戦争の重い過ち NEW (2014年12月11日)
　
日本経済新聞
・　女性の力引き出す環境整備へ議論深めよ
・　粘り強い「イスラム国」対処を

産経新聞
・　衆院選と社会保障　「痛み」逃げぬ将来像を　ポスト一体改革を聞きたい
　
中日新聞
・　福島の被災者　苦悩を受け止めたのか
・　ノーベル賞講演　若者へ送るエールだ　

※　中日です。
「赤崎さんは、研究の岐路で問われる「直感」の大切さを強調した。」

「天野さんは「最終目標のイメージ」を挙げた。」

「中村さんは、かつての勤務先と裁判で争うなど異色の研究者という印象が強い。記念講演でも、米国留学時代、それまで学術論文を書いたことがなかったため実験助手扱いされ、その悔しさが帰国後の研究の起爆剤になった、というエピソードを披露した。」

　日経を取り上げます。

「シリアやイラクで勢力を伸ばす過激派組織「イスラム国」と、国際社会との戦いが長期化しそうだ。米国を中心とする有志国が掃討のための空爆を続けるが、勢いをそぐまでには至っていない。」

「「イスラム国」の排除には、シリア内戦の収束が必要だ。多数の国民を虐殺したアサド政権の罪は重い。だが、アサド大統領の退陣を求める欧米と政権寄りのロシアや中国が対立し、効果的な手を打ててこなかったことが混乱の根っこにある。」

シリア内戦とは、イスラム教の宗派対立です。

シリアの主な宗教は３つに分かれている。
イスラム教の多数派であるスンニ派７４％　 　シーア派の分派アラウィ派１６％ 　　キリスト教の東方正教会１０％

これに対して、政府側　アサド大統領はイスラム教アラウィ派。
シリアは親子二代に渡って独裁的な政治が続いているのです。

しかもアラウィ派が優遇されており、それにスンニ派が反発。内戦になったのです。

複雑化したのは、このシリア内戦には、ロシアやアメリカが関わっていること。
社説にあるように、ロシア、中国、イラン、レバノンのヒズボラなどは政府軍を応援しています。
これに対して、アメリカ、イスラエル、カタール、サウジアラビアなどは反政府軍を応援しています。

続きは後日・・・。