あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

小豆島 オリーブ園

2010-03-25 06:27:35 | 取材・旅行
小豆島 オリーブ園

小豆島オリーブ園の紹介をしましょう。



オリーブは香川県の県花・県木です。

香川県の小豆島でオリーブが栽培されるようになったのは、100年ほど前、魚を加工・保存するにはオリーブのオイル漬けの缶詰が適していることがわかったからです。

当時のオリーブ油は輸入物ばかりで、高価。そのため、明治41年に国内で試験的に生産することとしました。

栽培地に選ばれたのは、香川県(小豆島)・三重県・鹿児島県の3県。
三重県・鹿児島県では失敗に終わりましたが、小豆島だけが成功を収め、3年後には果実が収穫されました。

このオリーブ園にはその“オリーブ原木”が現存し、いまだに毎年多くの実をつけています。



オリーブは、5月下旬~6月上旬にかけて白い小さな花を咲かせます。



その後、果実が育ち、9月末頃から、緑黄色の果実を手摘みで収穫します。



果肉は渋みがあるため、塩漬けなどに加工します。

秋には果実が赤紫色に色づき、油用の実の収穫に入ります。



22日は、ちょうど、ミモザの花が見頃でした。



ギリシア風の風車は有名です。



バージンオリーブオイルには果肉に含まれる各種栄養成分がそのまま残っており、植物油の女王と称えられています。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。