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モーツアルトの自筆譜は・・・

2018-09-14 05:40:51 | 音楽雑感&関連サイト
 昨日、「モーツアルトの作曲の速さは天才の証明」という内容を書きました。

 「走り書きを清書した人がいるのでは?」という質問をされました。

 もちろん、出版されるときはそうでしょうが、普段は違います。

 コピーのなかった時代です。

「モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトを中心にしたブログです」
 ここから http://blogs.yahoo.co.jp/jgda_1960/30434314.html

 このブログで、自筆譜が話題になっていました。



 モーツァルトの自筆譜は清書のようだと言います。実際私は、ロンドンの大英博物館でモーツァルトの手書きの譜面を見たことがありますが、確かに全く修正がなく、清書のようでした。大英博物館には、ベートーヴェンの手書きの譜面も並べて展示してあるので、違いがよくわかります。ベートーヴェンの自筆譜の方は、悩みながら作曲を続けるベートーヴェンらしく、随所に訂正や修正の跡があり、一般の人には判読不能の代物でした。


 これは、ベートーヴェンの自筆譜です。



 これに対して、モーツアルトの自筆譜です。


 出典 http://www.seitoku.ac.jp/daigaku/music/mozart06/k185/

 そのまま、すぐに演奏で使える見やすさです。

 これで短時間に書き上げる???

 さすがに天才です。

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