昨日の朝日に続いて、大学入試改革を取り上げる社があるかも・・・。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 再エネ新ルール―既存事業はこのままか
・ 公共交通再生―自治体がまず動こう
読売新聞
・ 大学入試改革 山積する課題を克服できるか(2014年12月24日)
・ 地震予測地図 日本中どこでも災害は起きる(2014年12月24日)
毎日新聞
・ インド洋津波10年 防災の知恵共有しよう NEW (2014年12月24日)
・ 新着床前診断 十分な倫理的検討を NEW (2014年12月24日)
日本経済新聞
・ 再生エネ拡大にブレーキをかけすぎるな
・ 中国は鉄鋼過剰の対応急げ
産経新聞
・ 北のサイバー攻撃 直ちにテロ国家再指定を
・ スカイマーク支援 競争環境の維持が前提だ
中日新聞
・ エボラ熱 人権へ配慮の対策を
・ ボパールの悲劇 忘れてはならないもの
※ 大学入試改革を取り上げたのは読売だけでした。
義務教育に携わる者は、高校入試が変わらなければ中学校の授業の質は変わらないと言います。
同様に、大学入試が変わらなければ、高校の授業の質は変わらないのです。
読売です。
「中央教育審議会が、大学入試改革に関する答申をまとめた。
現行の大学入試センター試験を廃止し、思考力や表現力を中心に評価する「大学入学希望者学力評価テスト」を導入する。各大学は、その成績に加え、面接や集団討論など多面的な手法で受験生の主体性や協調性も見極めるという。」
まずは、何とかしようという姿勢は評価できます。
「昨秋に政府の教育再生実行会議が出した提言に沿った内容だ。
教科書を暗記するだけでは、社会の様々な問題に適切に対処するのは難しい。従来の入試が知識偏重だったことは否めない。」
その通りです。
また、私学では、AO入試が大きな割合を占めています。面接・小論文、志望動機や学部・学科に対する適性、入学後の意欲など、総合的に判断する方法です。
学力試験がない、または割合が低いために、大学生の学力不足が問題となっています。
センター試験の後継となる大学入学希望者学力評価テストは暗記した知識の量ではなく、思考や判断など知識の活用力を問うといいます。全国学力調査のB問題のイメージなのでしょう。
これは、問題によります。そして、今でもできることです。
問題は国語、数学といった教科の枠を超え、例えば「総合型」では、ワインをめぐって歴史上の出来事や発酵の化学式を問い、「合教科型」は理科の問題文を英語にするといったイメージだそうです。
それって、思考力や判断力?
「各大学の個別選抜の行方も不透明だ。面接や集団討論のノウハウを持つ大学は少ない。評価基準があいまいなら、選抜の公平性が疑われる。大規模な大学が全受験生を面接するのは不可能に近い。」
その通りでしょう。
面接や集団討論のための授業が増えそうですが、それは果たして公平でしょうか?
企業の人事担当者の多くは、「面接は主観」とはっきりと言い切ります。
外見も大きく左右します。
学生の努力が報われないかもしれないということです。
まだまだ議論の余地が大きいと感じます。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 再エネ新ルール―既存事業はこのままか
・ 公共交通再生―自治体がまず動こう
読売新聞
・ 大学入試改革 山積する課題を克服できるか(2014年12月24日)
・ 地震予測地図 日本中どこでも災害は起きる(2014年12月24日)
毎日新聞
・ インド洋津波10年 防災の知恵共有しよう NEW (2014年12月24日)
・ 新着床前診断 十分な倫理的検討を NEW (2014年12月24日)
日本経済新聞
・ 再生エネ拡大にブレーキをかけすぎるな
・ 中国は鉄鋼過剰の対応急げ
産経新聞
・ 北のサイバー攻撃 直ちにテロ国家再指定を
・ スカイマーク支援 競争環境の維持が前提だ
中日新聞
・ エボラ熱 人権へ配慮の対策を
・ ボパールの悲劇 忘れてはならないもの
※ 大学入試改革を取り上げたのは読売だけでした。
義務教育に携わる者は、高校入試が変わらなければ中学校の授業の質は変わらないと言います。
同様に、大学入試が変わらなければ、高校の授業の質は変わらないのです。
読売です。
「中央教育審議会が、大学入試改革に関する答申をまとめた。
現行の大学入試センター試験を廃止し、思考力や表現力を中心に評価する「大学入学希望者学力評価テスト」を導入する。各大学は、その成績に加え、面接や集団討論など多面的な手法で受験生の主体性や協調性も見極めるという。」
まずは、何とかしようという姿勢は評価できます。
「昨秋に政府の教育再生実行会議が出した提言に沿った内容だ。
教科書を暗記するだけでは、社会の様々な問題に適切に対処するのは難しい。従来の入試が知識偏重だったことは否めない。」
その通りです。
また、私学では、AO入試が大きな割合を占めています。面接・小論文、志望動機や学部・学科に対する適性、入学後の意欲など、総合的に判断する方法です。
学力試験がない、または割合が低いために、大学生の学力不足が問題となっています。
センター試験の後継となる大学入学希望者学力評価テストは暗記した知識の量ではなく、思考や判断など知識の活用力を問うといいます。全国学力調査のB問題のイメージなのでしょう。
これは、問題によります。そして、今でもできることです。
問題は国語、数学といった教科の枠を超え、例えば「総合型」では、ワインをめぐって歴史上の出来事や発酵の化学式を問い、「合教科型」は理科の問題文を英語にするといったイメージだそうです。
それって、思考力や判断力?
「各大学の個別選抜の行方も不透明だ。面接や集団討論のノウハウを持つ大学は少ない。評価基準があいまいなら、選抜の公平性が疑われる。大規模な大学が全受験生を面接するのは不可能に近い。」
その通りでしょう。
面接や集団討論のための授業が増えそうですが、それは果たして公平でしょうか?
企業の人事担当者の多くは、「面接は主観」とはっきりと言い切ります。
外見も大きく左右します。
学生の努力が報われないかもしれないということです。
まだまだ議論の余地が大きいと感じます。