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週刊 仏教を歩く[改訂版] 4号 日蓮

2017-08-31 05:28:47 | 宗教の窓
週刊 仏教を歩く[改訂版] 4号 日蓮


空海、最澄、道元に続いたのは、日蓮でした。次は親鸞か?

では、日蓮の生涯を見てみましょう。

日蓮は、1222年(承久4)に現在の鴨川で生まれ、1282年(弘安5)に旅の途中で亡くなっています。61歳でした。
承久-弘安と、鎌倉時代のなじみのある年号です。

僧侶で日蓮宗の開祖です。字は蓮長で死後のおくり名は立正大師。

「法華経」によってのみ、末世の国家の平安もありうることを悟ったとされています。

1253年(32歳)、清澄寺で立教開宗を宣言します。日蓮宗です。

1260年(39歳)、「立正安国論」を幕府に提出し、草案が襲撃されます。
翌年、幕府により伊豆に配流されます。

その後も、赦免されるが幕府や諸宗批判をやめず、襲撃され、50歳で佐渡に流されます。そこで、「開目抄」「観心本尊抄」を著します。
そうして「大曼茶羅」を紙の上に表現したのです。

許されて甲斐身延山に隠れ、武蔵国千束郡で亡くなります。


「立正安国論」は、来世よりもこの世での救済を求めるもので、法然らと対峙し、相手を徹底的に批判をします。
 時に、為政者の責任をも糾弾し、迫害を受けます。

 そして、日蓮の死後は、いくつかに分裂し、今に続いているのです。


日蓮とはどんな人?
 法難を克服し、末法の世の人々を救う
  渡辺宝陽

■イラスト日蓮交友録

日蓮 教えの広がり
 町衆とよばれる商人層を中心に広がる
  佐藤弘夫

■日蓮のあゆみ

日蓮のことば
 現実世界を離れて浄土はありえない
  佐藤弘夫

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