２月６日の社説は・・・

新聞休刊日翌日で、話題は豊富です。

朝日新聞
・　台湾海峡空路　対話を拒む狭量な中国
・　名護市長選　民意は一様ではない

読売新聞
・　米核戦略見直し　現実を踏まえた抑止強化策に（2018年02月06日）
・　名護市長選　「普天間」の危険性除去を急げ（2018年02月06日）

毎日新聞
・　ウナギ稚魚の記録的不漁　資源の激減前提に対策を
・　名護市長選で自公系勝利　対立をどうやわらげるか

日本経済新聞
・　米の核戦略見直しに映る保有国の不作為
・　普天間移設で理解得る努力を

産経新聞
・　名護市長選　辺野古移設を前進させよ
・　平昌五輪　北朝鮮の勝手にさせるな

中日新聞
・　名護市長選　移設容認、即断できぬ
・　京大入試ミス　受験生を泣かせるな

※　全社が名護市長選でした。

見方は大きく違います。

日経です。
「普天間移設をめぐる政府と沖縄県の調整は20年を超えた。市街地にあり「世界一危険」といわれる飛行場の閉鎖は先送りできない課題だ。日米両政府は「辺野古移設が唯一の解決策だ」と強調してきた。日本周辺の厳しい安全保障の現状を直視すれば、望ましい選択肢であるのは事実だろう。

　一方で政府は「国土面積のわずか0.6％の沖縄になぜ日本にある米軍専用施設の約７割が集中しているのか」という地元の声に長く向き合ってこなかった。これが政府と沖縄の相互不信がここまで高まる原因となっている。」

朝日や毎日は普天間移設に触れません。

中日は「普天間返還が進まない原因は、沖縄の民意に寄り添おうとしない政権の側にあるのではないか。」だけです。


防衛省が「在日米軍施設」と表現している基地は三つに分類できる。
（１）米軍が単独で使用する米軍基地（日米地位協定２条１－ａで規定）
（２）米軍の「正規の使用目的にとって有害でない」など一定の条件の下に、自衛隊に使用を認める米軍基地（同２条１－ａと同２条４－ａで規定）
（３）一定の期間を限って、米軍が使用することができる自衛隊基地（同２条４－ｂで規定）

（３）を入れると数字が変わってきます。
　通常入れません。