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3月27日の社説は・・・

2019-03-27 05:52:30 | 社説を読む
テーマは別れそうです。

朝日新聞
・ 夫婦別姓 政治を動かすために
・ タイ総選挙 民主化にはまだ遠い

読売新聞
・ 中伊が覚書署名 「一帯一路」攻勢に揺れる欧州
・ 小学校教科書 使いこなす指導力を磨きたい

毎日新聞
・ 新指導要領の教科書 考える授業の実現手段に
・ 現実味帯びるAI兵器 手遅れになる前に規制を

日本経済新聞(昨日のものです)
・ 長時間労働の是正は経営改革そのものだ
・ 前時代的な恩赦に反対する

産経新聞
・ 小学教科書の検定 領土明記を授業に生かせ
・ IS支配地制圧 過激思想への警戒継続を

中日新聞
・ 新たな土砂投入 対立を深めるだけだ
・ タイ総選挙 混乱を避けほほえみを

※ テーマが分かれました。

読売です。
「文部科学省が、来春から小学校で使う教科書の検定結果を発表した。「主体的・対話的で深い学び」を掲げた新学習指導要領に準拠している。

 表やグラフから情報を読み取って意見をまとめる。各自がデータを分析して結果を基に討論する。国語や算数の教科書では、そうした活動を促す記述が見られる。

 子供たちの思考力や表現力を育む指導に生かしてもらいたい。」

「新しい教科書は、デジタル社会への対応を一歩進めたものにもなった。教科書に付けられたQRコードに、タブレットなどをかざすと、動画が見られる。「コンパスの使い方」などの実演映像は、子供の理解を助けるだろう。

 一方で、道徳や社会の教科書では、SNS上での陰湿ないじめや、インターネットから情報を引用する際の注意点に言及している。」

本文中には外国語の問題が触れられています。

「5、6年生では正式教科となる英語の教科書が初めて登場した。従来の「外国語活動」では、英語に慣れ親しむための「聞く」「話す」が中心だった。今後は「書く」「読む」も学ぶようになる。

 早期の英語教育は、子供が将来の選択肢を増やすために有益だと言える。国際的に活躍できる人材の育成にも資する。ただ、早くから学ばせることで、英語嫌いを生んでは元も子もない。

 検定に合格した英語の教科書には、自己紹介をしたり、誕生日の一覧表を作ったりするなど、小学生になじみやすい内容が盛り込まれている。子供が消化不良にならないよう注意しながら、楽しい授業を心がけてもらいたい。

 気がかりなのは、教員の指導力である。多くの教室では、英語の指導経験のない学級担任が教えることになる。中には熱意に欠ける教員もいるとの指摘がある。

 教科書には、音声素材を聞かせる項目が多い。苦手な教員が英語で対話をせず、授業を機械任せにしてしまわないか。

 教員の研修の充実が急務である。教育委員会は、大学や英語教育機関と連携して、指導力向上を図らなくてはならない。

 文科省は、英語の専科教員の採用を増やしているが、必要数には程遠い。外国語指導助手や英語に堪能な外部人材の確保を積極的に進めることが大切だ。」


前途は多難です。

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