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10月13日の社説は・・・

2013-10-13 06:15:15 | 社説を読む
昨日同様、この1週間で取り上げていないテーマが並びそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ FRB議長―「出口」で試される手腕
・ 慰安婦問題―政治の意志があれば

読売新聞
・ 受刑者の選挙権 「制限は違憲」には疑問が多い
・ FRB新議長 出口戦略引き継ぐ重い責任
 
毎日新聞
・ 課題山積の国会 汚染水の議論を尽くせ
・ バルサルタン疑惑 真相究明し再発防げ

日本経済新聞
・ 米国はG20の警告を真剣に受け止めよ
・ 日本は水俣から学んだか

産経新聞
・ 2+2と辺野古 移設容認で確実に国守れ
・ 成人力「1位」 欠ける独創性を鍛えたい
 
中日新聞
・ 緊張感のある国会に 週のはじめに考える 

※ 15日から始まる臨時国会を2社が取り上げました。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の新議長も2社が取り上げています。

 産経は、「国際成人力調査」を取り上げました。
 結果は先日紹介してきました。

「もともと、日本は基礎学力の平均値は高いといわれ、知識に基づいて考える思考力や問題解決能力、創造力の涵養(かんよう)が、長らく課題だとされてきた。」

 教育には、系統主義と経験主義があります。
 
 系統主義は、人類が積み上げてきた知識を教える「教」

 経験主義は、知識を駆使していろいろな経験から思考力や想像力を育む「育」です。



「「読解力」や「数学的応用力」が一時、10位台に落ち込んだ。学習量を減らす「ゆとり教育」の弊害である。」
 
 ここでいう「ゆとり教育」とは、経験主義のことです。

 片や思考力を育てよ、一方ではゆとり教育はだめだでは矛盾します。

 知識の詰め込みでは、思考力や想像力は育ちません。

 詰め込み教育時代の弊害から、国として経験主義的な考えで行こうと決めたのです。
 当然、OECD調査は下がるでしょう。 
 しかし、そこで、系統主義の学者から批判され、方針を転換しました。

 ぶれているのです。

 教育の方針転換には10年かかります。

 簡単にぶれてはいけないのです。 

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