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3月1日の社説は・・・

2019-03-01 05:40:10 | 社説を読む
今日から3月。
米朝首脳会談は何だったの?

朝日新聞
・ 外国人の就学 等しく学びの保障を
・ 米朝首脳会談 実質交渉を仕切り直せ

読売新聞
・ 米朝首脳会談 完全な非核化へ仕切り直しを

毎日新聞
・ 不首尾の米朝首脳会談 非核化で見えた深い「溝」

日本経済新聞
・ 非核化に結びつかぬ合意はなくてよい
・ アマゾンに切り込む公取委

産経新聞
・ 米朝合意見送り 最大限圧力の原点に戻れ トランプ氏の退席は妥当だ

中日新聞
・ 米朝首脳会談 核抱えるより胸襟開け
・ 東海第二原発 100万人の逃げ場あるか

※ 全社が米中首脳会談を取り上げました。

産経です。
「トランプ氏は会談後の記者会見で「早くやるよりも正しいことをやる」と語った。十分な合意ができないと判断して席を立ったのは妥当だ。共同声明の発表や成果の誇示を優先するあまり、北朝鮮に譲歩する事態は避けられた。

 北朝鮮は、いまだ日本などを射程に収める弾道ミサイルを多数配備し、核・ミサイルの増産を続けている。トランプ氏は、金委員長がミサイル発射や核実験をしないと改めて約束したと語ったが、北朝鮮の脅威は減らないどころか、時の経過につれて高まっているのである。

 北朝鮮をめぐる核・ミサイル、拉致問題の重大さを強く認識し、脅威と向き合わねばならない。」


読売です。
「北朝鮮が完全な非核化に踏み込まないまま、制裁解除を求める戦術をとっていることが浮き彫りになったと言えよう。

 非核化の進め方を巡る米朝両国の深い溝は、トップ同士の会談でも埋められなかった。

 米国が拙速な合意を避け、協議継続を決めたのは当然である。交渉戦略を練り上げ、仕切り直しを図らねばならない。」

「トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、ベトナムのハノイで2回目の首脳会談を行った。合意には至らず、両首脳は予定していた昼食会や共同声明の署名式を中止した。

 トランプ氏は会談後の記者会見で、金委員長との関係は非常に良いが、「署名するのは良いことではないと考えた」と述べた。

 北朝鮮は寧辺など一部の核施設を廃棄する見返りに、制裁の全面解除を求めた。米国が求める核施設の包括的な廃棄には応じなかった。それが署名見送りの理由だ、とトランプ氏は説明した。」

「寧辺には黒鉛減速炉や軽水炉、再処理施設が集積し、プルトニウムや高濃縮ウランを生産する能力を持つ。廃棄する意義は大きいが、核施設は寧辺以外にもある。製造済みの核爆弾や弾道ミサイルも、廃棄対象に含めねばならない。

 国連安全保障理事会の制裁決議は、北朝鮮の核・弾道ミサイル開発の完全な放棄を要求している。部分的な非核化と引き換えに、制裁の全面解除を求める金委員長の主張は到底容認できない。」

結局、準備不足です。

トランプが引き下がったのは賢明でしたが、選挙目当てだった今回の行動が裏目に出るかもしれません。
疑惑隠しの上に、失点を重ねました。

「拉致問題は最終的には、日本の責任において、直接交渉を通じて解決すべきだ。日本は、核・ミサイルと拉致問題の包括的解決に向けて、米国との連携を深めていかなければならない。」

日朝会談が待たれます。


朝日です。
「その一方で見過ごせないのが、義務教育の就学年齢にあたるのに日本の小中学校にも外国人学校にも通っていない、不就学の子の問題だ。実態は不明だが、文部科学省が各種統計から推計すると、約1万8千人にのぼるおそれがあるという。

 10年前、外国人の児童・生徒の受け入れに取り組む29市で実施された調査によると、不就学の理由は「お金がない」が最も多く、「日本語がわからない」が続いた。子どもの日中の過ごし方では、約6割が「家にいて何もしていない」と回答した。

 日本も批准している国際人権規約は、すべての人に教育に関する権利を認め、初等教育は「義務的なものとし、すべての者に対して無償とする」とうたう。現状の放置は許されない。」

就労ビザの取得要件に、子の就学を加えるべきです。

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