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第480回 社楽の会 -社会的な見方・考え方-

2017-10-20 05:58:43 | 社会科関連情報
昨日、第480回社楽の会を開催しました。





今、「社会的な見方・考え方」をテーマに研究をしています。

社会的な見方や考え方とは,小・中・高等学校の各「見方や考え方」を総称する呼称であり,社会の在り方や,社会的事象等の意味や意義,特色や相互の関連等を考察する際の「追究の視点や方法」です

その理論的なベースは次のものです。


 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/071/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/06/10/1371282_16.pdf

 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/071/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/06/10/1371282_17.pdf

従って、

追究の視点を明確にした提示資料

追究の視点を生かした考察に向かう「問い」

問題解決のための考え方

その結果獲得した概念的知識

これらを明らかにしていきます。

さらに、これまでのどの学習での「見方」「考え方」が、具体的にどう生きて働いたかを明らかにすることも必要です。

「社会科授業のユニバーサルデザイン」(著:村田辰明)p19より

・社会科の授業で最も大切なことは「社会的見方・考え方」です。
・社会的見方・考え方とは、様々な社会的事象に転移する汎用性の高い概念です。
・たとえると、様々な社会的事象を見るときに使える眼鏡です。
・その眼鏡があると世の中の様々なヒト、モノ、コトの意味が見えてきます。


その眼鏡を授業を通してつくってあげましょう!

報告が楽しみです。

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