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高校入試・社会科での論述問題の数は?

2014-07-08 05:52:06 | 社会科関連情報
 私は、中学校の社会科教員には、『全国高校入試問題正解』(旺文社)で全国の問題を解いてみることを薦めています。


 その理由は・・・
○ 高校入試問題は練りに練ってある。その発想は、課題づくり、発問づくりを含めた授業づくりに役立つ。
○ 入試問題に出るのは重要なところである。数解くことにより、何が重要かが見えてくる。
 というわけで、ぜひ全都道府県分を解いてみましょう。

 ここでは、『全国高校入試問題正解』(旺文社)により、文章で記述する問題の数を検証してみました。
 解答に(例)と示してある文章の数を数えてみました。
 ただ、解釈が分かれる問題もあり、人により、数え方が変わるかもしれません。

23問:群馬
15問:山形、宮崎
13問:香川
10問:石川、静岡、三重、鹿児島
 9問:宮城、滋賀
 8問:秋田、福島、富山、福井、和歌山、山口、愛媛
 7問:栃木、埼玉、奈良、広島
 6問:青森、岩手、福岡、長崎、熊本、沖縄
 5問:新潟、山梨、徳島、大分
 4問:東京、神奈川、鳥取、岡山、佐賀
 3問:北海道、茨城、千葉、長野、岐阜
 2問:高知
 1問:大阪
 0問:愛知、京都、兵庫

 
 トップは、群馬県で、記述(論述)問題が、23問ありました。
 難易度が高いものもあり、日頃から練習をしていないと書けません。

 作文力を高めたいのなら、入試問題で記述式問題を増やせばよいのです。



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