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尾高 忠明  崇高なるブルックナー

2010-06-07 06:12:26 | 音楽雑感&関連サイト
昨日のN響アワーは、尾高 忠明指揮のブルックナー7番でした。

尾高 忠明といえば、以前こんなことがありました。

会場は愛知厚生年金会館。オケは東京フィルだったような・・・。

チューニングが終わり、尾高忠明が入場すると一斉に拍手がおきた。
全体の拍手が終わったとき、一人が拍手を続けた。
といっても、3秒もないくらい。

すると、尾高忠明は、一度は指揮台に上ったが、また降りて、
舞台下手に戻ってしまった。

客席は、何が起こったのかわからず、それでも静かに待っていた。
すると、黒い服を着た二人が、拍手を続けた人を両脇で抱えて、外へ連れ出してしまった。
どうも、酔っぱらいのようであった。

オーケストラのコンサートで、客にレッドカードを与えた指揮者は、この尾高忠明が最初で最後だった。

その尾高忠明が、ブルックナーを振った。
N響アワーのHPに発議のように書かれていた。

--------以下引用--------

2010年1月にN響正指揮者に就任した尾高忠明さん。
5月には2回定期公演に登場し、C定期ではブルックナーの交響曲を演奏します。

小学生の時、ブルックナーの作品に触れ、それを指揮したくて指揮者になったという尾高さん。
以来ブルックナーを敬愛し続ける尾高さんにとって、その交響曲は常に指揮者としての自分の力量を図る「指標」であり続けています。

今回お送りするのは、交響曲第7番。ワーグナーへの追悼である第2楽章をはじめ、崇高で荘厳な響きに満ちあふれた交響曲です。

N響正指揮者 尾高忠明さんのブルックナーの世界をお楽しみください。
交響曲 第7番 ホ長調 (ハース版) から 抜粋   ( ブルックナー作曲 )
管弦楽 : NHK交響楽団
指 揮 : 尾高 忠明
[ 収録: 2010年5月14日, NHKホール ]

--------引用終わり--------

ブルックナーらしい、息の長い名演でした。

お客さんの退場もなく・・・・

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