１０月３０日の社説は・・・

減反政策が話題の中でしょうか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　秘密保護法案―首相動静も■■■か？
・　みずほ銀行―本当に出直すには

読売新聞
・　減反見直し　政治主導で競争力強化を図れ
・　福島原発汚染水　政府と東電はどう封じ込める
　
毎日新聞
・　減反の見直し　農業自立へ改革を急げ
・　柏崎の審査凍結　東電は福島に集中せよ

日本経済新聞
・　減反はなくし農家の個性を競争力に
・　自民党の右バネが心配だ

産経新聞
・　米盗聴問題　丁寧な説明で信頼回復を
・　臓器提供　意思をはっきりと示そう

中日新聞
・　天安門車突入　安定には平等と公平を
・　食材偽装　おもてなしの心が泣く
　
※　中日が中国の国内問題を取り上げました。

　「中国ではデモや暴動などの抗議活動は「群体性事件」と言われる。一九九〇年代から顕著になり、二〇〇五年ごろに年間約八万七千件が発生した。現在は二十万件に近づいているともいわれる。
　群体性事件の原因は、土地収用や立ち退きが最も多く、環境汚染、労働争議、少数民族の不満などさまざまである。」

「社会矛盾に対する恨みが、テロリストでもない庶民を過激な「群体性事件」に走らせてしまうとするなら、指導部は強い危機感をもってほしい。
　所得格差の大きさを表す「ジニ係数」は一二年時点で〇・四七四と、社会不安が起こる警戒ラインの〇・四を大きく上回っている。」

「中国当局が、これほどの事件を、国内では国営新華社通信を使う形でごく簡単にしか報道させないのも問題である。言論を統制し、党や政府への批判を許さない姿勢であれば、国民の不信感を増すだけではないだろうか。」

　「ジニ係数」とは、所得配分の隔たりを測る指数です。「ジニ」はこの指標を考案したイタリアの統計学者の名前です。
　
　係数の範囲は０～１で、係数が大きいほど格差が大きくなります。

　係数０＝全員が同じ所得
　係数１＝1人が全所得を独占
　係数0.5＝上位４分の１の人が全所得の４分の３を占めている状態

　ジニ係数です。」

　http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4652.htmlより引用