津波に振り回された1日でした。
・ 無差別殺傷 孤立社会の病が見える
・ 受験生刺傷事件 身勝手な凶行に言葉を失う
・ 企業の週休3日制 働き手本位の仕組みこそ
・ 代償大きいロシア軍事侵攻
やや古くなるが、法務省の研究機関は13年に「無差別殺傷事犯に関する研究」と題する報告書をまとめている。
それによると、同種事件を起こした52人の主な動機は「自身の境遇や現状への不満」が半数近くを占めて最も多く、犯行の前後に自殺を図った例もほぼ半数あった。特徴的な傾向として、交友関係の乏しさ、無職・無収入など生活の困窮を挙げ、事件防止の観点からも自殺者をなくす対策の充実・強化が望まれると提言した。
コロナ下で自殺者が11年ぶりに増加したことなどを受け、政府は「孤独・孤立対策」に取り組む。昨年末には、官民連携による24時間相談体制の構築などを柱とする重点計画を定めた。相次ぐ事件の原因や背景についても考察を深め、「望まない孤立」の解消に向けた手立てを、着実に進める必要がある。
病巣を探り、さらなる悲劇を防ぐことに、政府はもちろん、社会全体で取り組みたい。
心からそう思います。
今回の事件は、「受験戦争」と言われた行動経済成長末期にはよく話に挙がりました。
しかし、それ以降は、ほとんど聞かなくなりました。
今は、大は、選ばなければ誰でも入れる時代。
ここまで東大医学部に彼を追い込んだのは何だったのか?
解明を期待します。
読売です。
最近、「生きている意味が見いだせない」「人を殺して死刑になりたかった」などの理由で、若者が電車内で刃物を振り回したり、飲食店に立てこもったりする事件が相次いでいる。
自分だけが不幸だと思い込んでいるのだろうが、失敗や挫折などは誰にでもある。本を読んで他者の苦悩に触れたり、日記をつけて内面と向き合ったりして、視野を広げてほしい。
そう、最後は本人の問題。
かつては、ガキ大将を頭に子供の頃から群れて過ごし、傷つけ,傷つけられ、いたわり、慰められるなんてことを日常茶飯事。
いわゆる免疫がついていました。
今の子は・・・、愛され、ほめられ、育てられてきました。