サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第1番イ長調 作品20 (スコア付き)
カミーユ・サン=サーンス: ヴァイオリン協奏曲第1番イ長調 作品20 (スコア付き)
作曲年代:1859年 ヴァイオリン:ファニー・クラマジラン 指揮:パトリック・ガロワ 管弦楽:シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ
00:00 Allegro - 05:10 Andante espressivo - 07:13 Tempo I
《ヴァイオリン協奏曲第1番イ長調》は、フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンスが24歳の時に作曲したヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲である。《ヴァイオリン協奏曲第2番ハ長調 作品58》のほうが先に作曲されているが、出版が前後したために番号が逆になっている。1867年4月4日にパブロ・デ・サラサーテの独奏、作曲者自身の指揮で初演された。作品はサラサーテに献呈されている。現在の演奏機会は少ないが、サン=サーンスは高く評価していたという。 3つの部分で構成されるが、その区分はあいまいにされており、形式上は単一楽章の作品である。通して演奏しても約12分と短いが、重音技法が多用されているなど演奏効果は高い。