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ロリン・マゼル氏を悼む

2014-07-16 05:48:34 | 音楽雑感&関連サイト
 世界的な指揮者で、ニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督などを務めたロリン・マゼール氏が、7月13日に亡くなりました。
 84歳でした。

 昨日の朝日新聞の記事です。


 私自身は、当初は苦手な指揮者の一人でした。
 個性的な解釈に違和感を抱いていたためです。
 しかし、ラフマニノフの交響曲第2番を聴いてからは、むしろその個性が好きになり、近年は好んで聴く指揮者の一人でした。

 彼は早熟の天才と言われていました。

 5歳の頃からヴァイオリンを、7歳の頃から指揮の勉強を始め、8歳の時にニューヨーク・フィルハーモニックを指揮して指揮者デビュー。9歳でレオポルド・ストコフスキーの招きでフィラデルフィア管弦楽団を指揮、11歳でアルトゥーロ・トスカニーニに認められNBC交響楽団の夏季のコンサートを指揮しました。
 10代半ばまでに、全米のほとんどのメジャー・オーケストラの指揮をしたのです。

 それ以後は、この記事に書かれたとおり、挫折も経験しますが、多彩な活躍をします。

 You Tubeによる、マゼルのブラ4です。
 おそらく、ベルリンフィルに就任できなかった後の、バイエルン放送交響楽団での演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=LY2BJYBw7TM

 カチッとした演奏です。

 これもお薦め。マーラーの5番です。
 https://www.youtube.com/watch?v=E9D1svZ9Y0s
 
 
 

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