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週刊 日本の100人 第77号 二宮金次郎

2019-09-26 05:10:59 | 歴史関連情報
週刊日本の100人 二宮金次郎

シリーズ第77号は二宮金次郎です。



 野球や駅伝などで有名な報徳学園

 そのHPには「・・・これは全て、わが国を代表する偉人二宮尊徳翁の報徳教育に基づいて日々研鑽・実践されています。」と、二宮金次郎の思想をもとに教育が行われていることを謳っています。

 今でも、多くの学校に、二宮金次郎の像が残っています。

 それでは、二宮金次郎って、何をした人か?
 
 にのみやそんとく【二宮尊徳】 1787‐1856(天明7‐安政3)

 江戸後期の農政家で、幼名は金次郎。
 小田原在栢山(かやま)村の土地もちの農家に生まれたが、川の氾濫で田畑を失い、貧困の中で育った。
 15歳で父母を失い,一家は離散。
 伯父の家を手伝い,苦しい農耕をしながら《論語》《大学》《中庸》などを独自に学ぶ。その様子があの像である。
 青年期に土地を買い戻し、二宮家を再興した。
 その後の活躍は凄まじい。

 小田原藩士服部家の再建や藩領下野桜町などの荒廃の復旧に成功した。
 この経験をもとに独特の農法,農村改良策(報徳仕法)により,小田原,烏山,下館,相馬藩などのおよそ600村を復興。
 水野忠邦からは、御普請役格という待遇で幕府に登用された。
 晩年は日光神領の立直しの命をうけ,得意の計量的,合理的な策を立てたが業半ばに69歳で死去した。
 徹底した実践主義者で、その思想・行動は報徳社運動として受け継がれた。
 『二宮尊徳全集』全36巻


 歴史上でも、特筆すべき実践者です。

《 参考 》報徳博物館
 http://www.hotoku.or.jp/

■特集
二宮金次郎
 大事をなさんと欲せば小さなことを怠らず勤しむべし

■ライフ&タイム
土に根差して民を導く伝説的農政家の69年
 貧しさからつかんだ真理/誇りを胸に新たな世界へ
 10年間改革1本勝負/救済するは我にあり 
 夢を紡ぐ最後の一鍬

■ヒューマンエピソード
真っ正直に生き抜いた日本人の美徳の権化

■クローズアップ
農村復興の奥義・報徳仕法

■人物スクランブル
二宮金次郎 人物相関図
 大久保忠真/内村鑑三/御木本幸吉/富田高慶

■後世への遺産
 勤勉、倹約、信用組合……連綿とつづく「徳」の思想

■評伝アラカルト
二宮金次郎考
 江川太郎左衛門/武者小路実篤/三波春夫
 芥川龍之介/豊田正作/寺山修司

■ビジュアル人物事典
 平田東助/平塚らいてふ/平沼騏一郎/平野国臣
 広沢真臣/広田弘毅/広津和郎/福岡孝弟

■日本の100人ミュージアム

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