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ハンガリーとフィンランド

2009-09-11 05:39:51 | 社会科こぼれ話
 スポーツの国際大会などで外国人選手を見る時、私はまずどの辺りの国の人かを予想してから、その後確認しています。多民族社会なので当たらないほうが多いのですが…。

 ヨーロッパで、ハンガリーとフィンランドはアジア系だといわれています。
 フン族の流れにあるから、フンガリー→ハンガリー、フンランド→フィンランドになったというのはホントでしょうか?

 調べてみると諸説あるのです。

 ただ、少なくとも言語学的にはつながりがあるようです。世界の言語には英語などのように、主語の後にすぐ述語が来るグループと、日本語のように最後に来るグループがあります。

 日本語のような、いわゆる「ウラル・アルタイ語」系は世界に広がっています。

 日本語、韓国語(朝鮮語)、モンゴル語、トルコ語、ハンガリー語、フィンランド語、旧ソ連の中央アジア諸国の言語などがそうです。

 中国は英語と同じ語順ですが、ウラル・アルタイ語系言語は、中国を迂回して見事につながっています。

 フィンランド人の名前も興味深いです。
 ニュースなどにでてくるフィンランド人の名前は、もしかして日本人?と思うような名前が多く出てきます。
 F1ドライバーのミカ・ハッキネンにミカ・サロ、そしてキミ・ライッコネン。
 映画監督のアキ・カウリスマキ。ヨウコやカウコなんて名前も一般的ですが、全て男性の名前です。

 ハンガリーにいたっては、姓名は本来、日本人と同じく「姓・名」の順なのです。

 その他詳細に調べると、フィンランド語・ハンガリー語で共通する特徴は、日本語と共通する点もあるが、他のヨーロッパの言語と共通する点は少ないか、全くないそうです。

 こんなスポーツの見方はいかが?
( 参考 http://homepage3.nifty.com/taketoki/finhan.html  )

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