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9月12日の社説は・・・

2019-09-12 05:31:16 | 社説を読む
新内閣でしょう。

朝日新聞
・ 安倍新体制 「挑戦」課題を見誤るな
・ 英首相と議会 強行より議論の模索を

読売新聞
・ 安倍再改造内閣 総仕上げへ戦略的に挑め

毎日新聞
・ 安倍内閣の大幅改造 本気で懸案の「仕上げ」を
・ ボルトン米補佐官の解任 トランプ外交に重い責任

日本経済新聞
・ 改造内閣は経済再生へ責任果たせ

産経新聞
・ 内閣改造 憲法改正に不退転で臨め 悪化する国際情勢に備えよ

中日新聞
・ 優先順位を違えるな 安倍再改造内閣 

※ 全社がコメントしています。

読売です。
◆全世代型社会保障の土台作りを◆

 長期政権の総仕上げを視野に入れた布陣だ。安倍首相には、社会保障制度の改革や憲法改正など日本の針路に関わる課題に向き合い、解決の道筋をつけてもらいたい。

 第4次安倍再改造内閣が発足した。昨年10月以来の内閣改造・自民党役員人事である。首相は記者会見で「これまでの発想にとらわれない大胆な改革に取り組む。安定と挑戦の内閣だ」と述べた。

 内閣の要である麻生副総理兼財務相と菅官房長官を再任し、党では二階幹事長を留任させた。一方で、内閣の顔ぶれは大幅に入れ替え、13人を初入閣させた。


以下見出しのみ
◆「ポスト安倍」を要所に
◆経済の好循環作りたい
◆憲法論議の環境整えよ


産経です。
日本を取り巻く国際情勢も厳しさを増している。

 中国は尖閣諸島を狙い、南シナ海では国際法を無視して人工島の軍事化を進めている。陸海空に加えて、宇宙やサイバー、電磁波といった新たな領域で覇権を目指している。安倍首相は中国との関係を「完全に正常軌道に戻った」と言うが、信頼に足る隣国とはだれも思うまい。中国とどう向き合うか。首脳外交はもちろん、茂木外相の真価も問われる。

 北方領土をめぐるロシアとの関係を仕切り直す必要があろう。安倍首相はロシアの思惑を完全に読み違えた。プーチン露大統領は北方領土を一片も返すつもりがないことは今や明白となった。シベリアでの経済協力を主導した世耕弘成前経済産業相が閣外に出たのはむしろ良い機会だ。四島返還の原点に立ち返るべきである。

 北朝鮮は核放棄せずミサイル発射をやめない。日本の安全を揺るがす直接の脅威だ。トランプ米大統領が咎(とが)めずとも不測の事態に備えなければならない。拉致問題では被害者家族の我慢も限界だ。首相はあらゆる場面を捉えて大胆に行動してほしい。中東のホルムズ海峡の安全は原油の8割を頼るわが国の生命線だ。有志連合への参加も真剣に検討すべきである。

 今秋には、即位の礼と大嘗祭(だいじょうさい)がとり行われる。緊張感を持って準備を進めてもらいたい。

 天皇陛下と皇嗣の秋篠宮殿下

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