Quoraより なぜここに来て検察は安倍派の炙り出しに躍起なのですか?
さんの回答はとても参考になりました。
一部引用します。
結局検事総長人事は安倍政権の思った通りになるのですがどういうわけかスキャンダルが出て黒川さんは途中退任を余儀なくされ林さんが次の検事総長になりました。
もともと独立性が高かった検察ですから人事に介入されたことを面白いと思っているはずはありません。しかしながらいくら検察と言っても無理矢理に政治に報復することなどできません。権力に対峙すると言う意味では世論の支持が必須だからです。
安倍派の政治資金の問題には良い条件が揃っています。
- 安倍元総理、細田前衆議院議長という2人がなくなっており、「集団指導体制」のもとで明確な意思決定ができる人がいなくなっている。
- 岸田政権の支持率が下がっており政権を揺るがすようなことが起きても(あるいは起こしても)世論の反発が少ないことがわかっている。
- 誰が見ても明らかに問題がある形式的で杜撰な会計という「うってつけの好材料」が外から提供された。しかもそれは政治家自身が決めたルールである。
あえて安倍派の立場に立つならば「全容がわかる人がいないので対策の打ちようがない」ということになります。このためおそらく検察主導でストーリーが作られてもただただ打たれるしかないということなんでしょう。
「スキャンダルを探し出して追い落とす」
日本でもやっているのです。
岸田派や野党なら「記載漏れ」、安部派では「裏金・税のがれ」
みえみえですね。