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娘が父親の体臭を嫌う理由-1-

2009-12-07 06:18:05 | 雑学雑考
以前「所さんの目がテン!」でやっていたものです。

テーマは血液型。

よく言われるA型やB型などは赤血球の血液型です。
「A型は几帳面」などの性格診断は俗説で、科学的根拠はなく、むしろ、「A型は几帳面だから」と後天的に脳に擦り込まれた影響が高いそうです。

本当に驚いたのはこれからです。

よく「思春期の娘が父親の体臭を嫌う」といいますが、これには科学的な根拠があったのです。
テレビの実験では、5人の男性の体臭からどれが臭いかという実験を行いましたが、2人の娘は、見事に?自分の父親の臭いを「臭い」と感じました。わずか2例ではありますが、娘が父親の体臭を嫌うことが実験で証明されたのです。

それでは、その理由は? 

白血球の血液型にあったのです。

白血球の血液型は、HLA型といい、1954年に発見されました。
Human Leukocyte Antigen(ヒト白血球型抗原)の頭文字をとったものです。骨髄移植の時にはとても重要です。

HLAはA、B、C、DR、DQ、DPなど多くの抗原の組み合わせで構成されますが、なかでも骨髄移植で重要と考えられているのはA、B、DRの3つです。
それぞれ、10~数十種類の違ったタイプがあり、個人はそれぞれ両親から受け継いだ2個ずつ、合計6個の抗原を持っているのです。これがすべて一致しないと骨髄移植ができないのです。

これが兄弟姉妹間だと、4分の1の確率で一致します。
しかし、他人が一致することは、数百から数万分の1でしかないのです。

続きは次回…。娘が父親の体臭を嫌う理由が明らかにされます。

この文章は次のサイトを引用しています。

「血液の話Q&A」http://ketsueki.doremi3.com/2006/01/post_127.html  

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