予定を変更して、新型インフルエンザについて。
毎日新聞によれば、1日現在、海外への修学旅行を中止か延期した学校が15校あるそうです。
その一方で、今日の中日新聞のように「日本は過剰反応」という見出しも出てきました。
どうとらえればよいのでしょうか?
私は、現時点では過剰反応だと考えます。
新型インフルエンザ=鳥インフルエンザA型(H5N1)のイメージでシミュレーションした通りの行動をとっているからです。
確かに、H5N1は驚異です。
2003年からアジアで再び流行したA型(H5N1)鳥インフルエンザでは、患者421人に対して死者が257人。
致死率61%に達しました。
しかし、今回のA型(H1N1)は、2日午前10時現在で2.63%。
過去のデータと比較してみましょう。
1918年スペイン風邪 A型(H1N1)は死者 4,000万人;致死率 2.0%
1957年アジア風邪 A型(H2N2)は死者 200万人;致死率 0.5%
1968年香港風邪 A型(H3N2)は死者 100万人;致死率 0.5%
通常の季節性インフルエンザは日本で1万人前後(致死率0.05%)
毎日新聞 2009年4月30日
メキシコでは多くの人が亡くなっていますが、良好な衛生状態とタミフルやリレンザの備蓄があれば、対処できる毒性と考えるのがよいのではないでしょうか。
今回のA型(H1N1)は、スペイン風邪、この冬に流行したソ連型と同じ型の亜種といわれています。
うがい、手洗いの励行は当然としても、修学旅行中止などといった生徒の学ぶ権利を奪うような対処は、慎重に考えなければと思います。
毎日新聞によれば、1日現在、海外への修学旅行を中止か延期した学校が15校あるそうです。
その一方で、今日の中日新聞のように「日本は過剰反応」という見出しも出てきました。
どうとらえればよいのでしょうか?
私は、現時点では過剰反応だと考えます。
新型インフルエンザ=鳥インフルエンザA型(H5N1)のイメージでシミュレーションした通りの行動をとっているからです。
確かに、H5N1は驚異です。
2003年からアジアで再び流行したA型(H5N1)鳥インフルエンザでは、患者421人に対して死者が257人。
致死率61%に達しました。
しかし、今回のA型(H1N1)は、2日午前10時現在で2.63%。
過去のデータと比較してみましょう。
1918年スペイン風邪 A型(H1N1)は死者 4,000万人;致死率 2.0%
1957年アジア風邪 A型(H2N2)は死者 200万人;致死率 0.5%
1968年香港風邪 A型(H3N2)は死者 100万人;致死率 0.5%
通常の季節性インフルエンザは日本で1万人前後(致死率0.05%)
毎日新聞 2009年4月30日
メキシコでは多くの人が亡くなっていますが、良好な衛生状態とタミフルやリレンザの備蓄があれば、対処できる毒性と考えるのがよいのではないでしょうか。
今回のA型(H1N1)は、スペイン風邪、この冬に流行したソ連型と同じ型の亜種といわれています。
うがい、手洗いの励行は当然としても、修学旅行中止などといった生徒の学ぶ権利を奪うような対処は、慎重に考えなければと思います。