漬物石

にをいがけに行かせてもらっても、
元気が出ない、力が出ない。
戸別で人様と話をしているときはいいけど、
終わったとたんガックリ来てしまう。

チャリを押して長い坂をやっと上り詰めた。
どうしようもなく気持ちが落ち込んでいた。
家はたくさんあるのに、山の頂上にきて腰を下ろしていたら、
タンポポの綿毛が目の前を横切る。
腕に小さい小さい虫がたかっていた。
気にならないので、放置。
落としたペンもすぐには拾う気になれなかった。
こんな時でも写真を撮ろうと思う本能が残っている自分がいやになった。



漬物石がこの頭の中に。。
どうしたらいい？
落ち込みから這い上がっていきたい。
何を目標にしていったらいいのか。。
たくさんあるんだけど、たくさんあるんだけど、
理の親と一緒に目標にしてきたものが、
無くなってしまったのは残念で仕方が無い。
申し訳がない。

なんとか自分は立ち直らなきゃ。
せめて、大きい声を出そうか・・
せめて、明るい声を出そうか・・
せめて、笑顔になろうか・・(*^。^*)

出来るかな。
この重い自分に。。

とにかくスタートしなきゃ始まらない。
今、自分はどうやって盛り上げたらいいのか、
思案してます。

こんな日でもにをいがけのあと、
拝殿で私の夢を理の親に話せたから嬉しかったんです。