昨夜、駅前に立っていたら次男が改札口から下りてきた。
やっとこの瞬間がやってきた。
『お母さん、何やってんの?』
「リーフレット配っているの。」
『なんの?』「天理教のリーフレットだよ。ね、一緒にやろうよ~~」という苦し紛れのムチャぶり。
『自分、興味ないから・・』と日に焼けた冷静な表情で次男はいう。
まあ分かっていたけど、言ってみたくなった。そのあと、
私だけ残って立っていたけど、なかなか声がかけられない。
いつもそうだけど、声掛けがまずあまりできてません。
しばらく人の波をみていたら、ある年配の女性が私のほうを見ているので、
「私のこと知ってます?見たことありますか?」と聞いた。
『天理教の方よね?あるわ。3回見かけたかな。』「わたし、声かけさせてもらいましたか」
そんな会話がはじまった。
10分くらいおしゃべりしました。やっと顔を知ってくれるような人と
話が出来たことが嬉しかった。介護の仕事を若い頃からずっと
続けてきている方でした。仕事帰り。立派だなって思う。
一つのことを貫いてきているんですものね。私もそうでありたいものだと思う。
『なにか自分が”これ”という信じられるものを持っていると良いわよね』
と言って下さったので、
「そうですねー。一つくらい持っていたいですよね~~」と私。
すぐになれなれしく心を開いてしまうのが私の悪い癖だ。
そんなこんなで時間が過ぎてしまい、こんなんでいいのかなーとちと反省を
しながら、家路を急いだ。