漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

手賀沼散歩0901(難読・当て字中心)

2014年09月01日 | 手賀沼散歩(難読・当て字中心)
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今日は良く撮れました、ほんとにキレイですよお~(^^) 「蚤起(そうき)の得」とでもいうのかな(^^)
       
手賀沼公園入口付近の風景です。曇天のため、寂寥としている感じがしていますが、青天であれば、そうでもないです。人も割合と多いですよ。
「曇」から連想して、「日」(ひ、ひへん)の部の難読&当て字を学習しましょう・・・
「日」:「日女(ひるめ」)=「日霊(ひるめ)」:天照大神(←アマテラスオオミカミ)の別名  *「天照」=「あまてる」と読む説もあり。
日次(ひがら)」=日柄、「日次(ひなみ)」:日々の記録 「日計(ひばかり)」=竹根蛇・火斗:小型のヘビ 「日曇(にちうん・ひがさ)」:太陽の周りにできる光の輪 「日捲り(ひめくり)」「日済し(ひなし)」:借金を毎日返済すること 「日輪草(ひまわり)」
  
「旧:旧套(きゅうとう):古い様式 「旧臘(きゅうろう)」:新年からみて前年の12月
「旭」:「旭時(あかつき)」=暁  「早」:「早矢(はや)」=甲矢(はや)=兄矢(はや):2本の矢を射る時の1本目の矢 「早矢仕有的(はやしゆうてき)」:実業家 「早生(わせ)」 「早苗(さなえ)」=秧(←当て字として読む場合。「秧」は「オウ、なえ、う・える」)「早苗饗(さなぶり)」:田植えを終えた祝い 早稲(わせ)

「旱(ひでり・カン)」:「旱芹・旱芹菜(パセリ)」 「昏」:「昏昏(うとうと)と眠る」「昏昏(コンコン)と眠り続ける」 「昔」:「昔方(むかしえ)」:いにしえ 「明」:「明日葉」=「鹹草・鹹葉(あしたば)」 「明白・明白地(あからさま)」=「白地」 「明衣(あかは)」:神事用の衣服 「明檜(あすなろ)」=「翌檜」 「映」:「映山紅(つつじ)」、「映日果(いちじく)」  「昨」:「昨葉荷草(つめれんげ)」

「春」:「春告鳥(うぐいす)」「春蚕(はるご)」 「星」:「星宿(セイシュク・ほとおりぼし)」 「昴(すばる)」:「昴宿(ボウシュク・すばる)」 「晒」:「晒布(さらし)」 「時」:「時花(はやり)」=流行り 「時辰鵲(カナリア)」=「時戻雀」=金糸雀
「時雨(しぐれ)」「時鳥(ほととぎす)」 「時鳥草(ほととぎす)」=杜鵑草

「景」:「景天(べんけいそう)」=弁慶草 「景迹(きょうじゃく)」:人のおこない 「晩」:「晩生・晩稲(おくて)」「暈」:「月に暈(かさ)がかかる」「暈(くま)」:目の周囲の黒ずみ 「重要な点を暈(ぼか)す」「ピントが暈(ぼけ)る」「暈(くま)取り」=隈取り  「暖」:「暖気(のんき)」=暢気 「暢」:「暢気」、「暢暢(のびのび)」

「暮」:「暮露(ぼろ)」=梵論:①有髪の修行僧、②虚無僧の別名 *「梵論子」(ぼろんじ)と同じ。「暴」:「暴風(あかしまかぜ)」:暴風(ぼうふう)のこと 「暹(セン・ひので)」:「暹羅(シャム)」、「暹羅鶏(シャモ)」=軍鶏、*ついでに、タイの漢名は「暹国(センコク)」。 「曇」:「曇華(どんげ)」:カンナ科の多年草 (参)「優曇華(うどんげ)」「曇華一現(どんげいちげん)」:ひじょうにめずらしいことのたとえ 

「曠」(コウ、あき(らか)、ひろ(い)、むな(しい))):「曠劫(こうごう)」=広劫:きわめて長い年月 「曠埜(あらのら)」=荒野(あらのら):荒れた野 「曠野(あらのら)」=「広野(あらのら)」:ひろびろとした野原   *音読みだとすべて「コウヤ」となります。
👋👋👋👋👋👋👋👋👋

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就寝前のレオン0901

2014年09月01日 | ペット猫(レオン)
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さ、寝る前にカラダ、きれいにしとかなくちゃニャ=^_^=
(注)右は尻尾、左は右後ろ足です(^^;)完治してるんですが、事故の後遺症かも・・・。

レオン、ちょっと格好悪いよ~(・_・;)
   
こうすれば良いんかニャ(´-ω-`) 
ニャニャく、ニャニャ~ヨオ~(=^・・^=)
 
(早く寝ようよお) と言ってます(^^;)
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故事成語類(実践問題その30)

2014年09月01日 | 故事成語類
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故事成語類(実践問題その30)です。引き続き、「世説新語」から・・・。参考書籍:「世説新語(1~5)」(井波律子 訳注 東洋文庫・平凡社)    *今回は読み・書きの難易度がかなり異なります*
難易度:よみ=易(準1レベル)   書き問題は実践問題30回目を記念して(^^;)
    かき= きわめて難×2 (漢字そのものは難ではない) 
です。どうぞトライしてみてください。
(よみ)
①「諸葛亮の渭浜に (次) るや、関中震動す・・・」
②「本の弟 騫、行きて還り、 (径) ち に入りて堂戸に至る・・・」
③「必ず大夏門の下で馬を (盤) らさん・・・」
④「我が父祖、名は海内に (播) く・・・」
⑤「王敦は既に下り、船を石頭に (住) め 、明帝を廃するの意あらんと欲す・・・」
(かき)
①「陽(よう)消すれば陰(いん)息す。故に天歩屯蹇(ちゅんけん)し、 (ヒハク) 象を成す。」
②「・・・丞相因って覚め、顧に謂いて曰く、「此の子は (ケイショウ) 特達、機警にして鋒有り」と。
③王子敬、病篤し。道家は上章して応に (シュカ) すべし。子敬に問う、「由来何の異同得失有りや」と。シュカ:道教(ここでは天師道)のしきたりで、懺悔をすることをいう。
④「我れ、任を方州に受くるを以て、我れ昔時の意を (カツヘイ) すと云う勿かれ・・・」(注):むなしくする、忘れる 意
⑤謝万は豫洲都督と作(な)り、新たに拝して、西に之かんとするに当たり、都邑 相い送りて日を累ね、謝は疲頓す。是こに於いて高侍中往(ゆ)き、径ちに謝の坐に就き、因って問う、「卿は今 節を方州に杖(よ)り、西蕃(せいばん)を (キョウリ) するに当たって、何を以て政(まつりごと)を為さん」と。・・・    (注)節を方州に杖(よ)る:一州の刺史、すなわち一方の長官となること。 西蕃:西藩。ここでは謝万の赴任する豫洲を指す。
<回答・解説>はこのあとすぐ(^^)

<回答・解説>
(読み問題)
① (やど) :次:小学…ジ、つぎ、つ(ぐ)中学…シ 準1…やど(る)、つい(ず) *「旅次」(旅の宿り、旅宿、また、道中。)とかの「次」は「やどる」意なんですね。
② (ただ) :小学…ケイ 準1…みち、こみち、さしわたし、ただ(ちに) *関連音熟語「径行」(けいこう) ← よく間違えるのが「直情怪行」の「怪行」(かいこう)
③ (めぐ) :中学…バン 準1…ハン、おおざら、めぐ(る)、ま(がる)、わだかま(る)
④ (し) :ハ、バン、ま(く)、し(く)、さすら(う) *うっかり焦ると「種を播く」の「まく」となってしまう?(^^)
⑤ (とど) :小学…ジュウ、す(む)、す(まう) 準1…とど(まる)
(書き問題)
① (否剥) :否・剥・屯・蹇は、すべて「易」の卦のこと。「屯・蹇」はとどこおり困難な状態をさす。「否・剥」は陰が陽を圧倒する形で、小人がのさばり賢者が志を得ない乱世をいう。陰陽道や卦に通じていないと、こりゃ解けないですねえ(^^;)でも「屯蹇」は過去、たしか読み問題で出た から、その時、奥深く勉強していた人は回答できたかも・・・。 屯:中学…トン 準1…チュン、たむろ、なや(む) 蹇:ケン、なえ(ぐ)、なや(む)、と(まる)、おご(る)、かたくな、ま(がる)
② (珪璋) :知っているかどうかですね。知らなければ全然出てこない語句ですね。「珪」は先の尖った玉、「璋」は珪を半分に切ったもの。「礼記」に「珪璋特達するは徳也」とあり、ずばぬけてすぐれたことをいう。礼記の文言と一緒に覚えておいたほうが良いですね、なんか、出そうな感じ?(^^)? 機警:機敏。素早く察すること。
③ (首過) :罪を懺悔すること。(参考)道教の教団の制度は2世紀頃の太平道に始まる。張角が立ち上げた宗教集団が太平道。実際の活動は「首過」 (天や鬼神への懺悔)や「符水」 (符を入れた水を飲む)などで病を癒すようなものだったが、後漢末期の不安定な時代に多くの信者を集め、やがて軍隊のような組織化を成した。そのため政府から弾圧を受けたが、184年ついに蜂起、これが黄巾の乱である。
④ (豁平) :問題(注)のとおり。 広辞苑にもネットにもなし・・・「字通」にもありませんでした。大漢和は未調査。
⑤ (疆理) :これは今回の書き問題の中では一番易しいかも・・・(^^)。「疆」の字は「封疆」で前回出題しましたね。この「疆理」は、その地域を統治するという意味のようですが、もともとは詩経「我疆(きょう)し我理(り)し 其の畝(うね)を南東にす」(土地の区画を定め、地理の宜しきに従って治めて、畝を東西にも南北にもして、田地として開墾した。:詩経・小雅・信南山)が語源・出典みたいです。また、「先王の天下を疆理するは、物ごと土の宜をして其の利を布けり。疆は、界なり。理は、正すなり。物ごと土の宜とは、播殖の物、各々土宜に從うなり」ともあるようです。「疆理」という語句はあまり使われていないようですが、ネットでは、
「混一疆理歴代国都之図(こんいつきょうりれきだいこくとのず):略称疆理図(きょうりず) 」(1402年に李氏朝鮮で作られた地図。名称は「歴史上の首都一覧図」を意味する。)
疆理図(と同じか)
「・・・其の畝を疆理し、吏をしてこれを治めしむ・・・」(畝を疆理したとは薩摩藩が琉球で検地を行なったことを指す) 
宋の程公説の「春秋分記(九十巻)」の中で構成された、「年表」「世譜」「名譜」「書(二十六巻)」「周天王事」「魯事」「大国世本」「次国」「小国」「附録」中、「書」の所で、暦法・天文・五行・疆理・礼楽・征伐・職官の七門に分けたものの中の「疆理」があるぐらいです・・・ほぼ同じような意味と思われます。なお、「疲頓(ひとん)」:疲労困憊する意・・・こっちの熟語も覚えておいたほうが良いですね


如何でしたか?書き問題は漢字一語一語は簡単でも、熟語の意味そのものがわからないと解けない問題が多かったと思います。
ではまた👋👋👋 たまに超難問で頭をリフレッシュしてみましょう(^^)また、作成してみます。




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