漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

睡眠術にかかったレオン0918

2014年09月18日 | ペット猫(レオン)
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あなたはだんだん眠くなる~(-。-)y-゜゜゜

どんどん、どんどん、ねむくなる~(-。-)y-゜゜゜

ほおら!!ねむったああああああ・・・(^^)/~~~


👋👋👋👋👋ごきげんよお、さよおなら👋👋👋👋👋
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熟語の読み・一字訓読(実践問題その12) 偃 佯 錮

2014年09月18日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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熟語の読み・一字訓読(実践問題その12)です。回答はマウスを動かせば、すぐ見られるようにしてあります。参考までに、末尾に、解説や周辺知識等を記載しています。当面、1級対象漢字から整理していきます・・・。

問題1 「偃」 ①偃仆(エンブ) ー偃( ふ )す、 ( ふ )せる  ②偃柝(エンタク)  ー 偃( や )める  ③偃塞(エンソク) ー 偃( せ )く  ④偃傲(エンゴウ)  ー 偃(お ご)る

問題2 「佯」 ①佯尊(ヨウソン)  ー佯(いつわ)る  ②倡佯(ショウヨウ) ー 佯(さまよ)う

問題3 「錮」 ①(当て字訓読みで⇒)錮(いかけ) ー 錮(ふ さ)ぐ  ②禁錮(キンコ) - (とじこ)める  ③錮陋(コロウ) ー 錮(か た)い  ④錮疾(コシツ)  ー錮(ながわずら)い

<解説(周辺知識)>
問題1 偃:エン、ふ(す)、ふ(せる)、や(める)、せ(く)、おご(る) 
①偃仆:たおれふすこと=仆偃(ふえん)、他に、「偃仰(えんこう・えんぎょう)」=俯仰:寝たり起きたりする、転じて浮沈する(時勢によって盛衰する)意。「偃息(えんそく)」:寝ころんで休むこと。「偃然(えんぜん)」:寝そべるさま。偃臥(えんが):うつぶせになって寝ころぶ意  など。他に、「ふせる」意の熟語:「偃游(えんゆう」:吹き流しの類。風に吹きなびく円筒・半円形の布の輪。風の向きを知るために用いられる。こいのぼりも吹き流しの一種。)」、「偃草(えんそう):人民が教化に服従すること、草が風になびき伏す如きを云う。」
②偃柝:拍子木を伏せて用ひず、盜賊の警戒を要せざるような太平の世となる意なので、「偃戈」「偃革」「偃武」「偃兵」「偃甲」(これらは武器等を伏せて戦いをやめる意)などと同様の意と解し、「やめる」に対応すると理解。
③偃塞:水の流れをせきとめること。「堰塞」の方が一般的か。他に「偃堤」・・・「上椎葉ダム。日本初の偃堤高100mを超えるアーチ式ダムであり・・・匂川や早川みたいに偃堤で寸断されてる川・・・」のような語句もありました。
④偃傲(えんごう):おごりたかぶること=偃蹇(えんけん)
<周辺知識>
●四字熟語:偃鼠飲河、偃武恢文、偃武修文、傾側偃仰、遷徙偃仰 (せんしえんぎょう)、草偃風従、突怒偃蹇
偃師(えんし):でく(木偶)遣い=傀儡師。もともとは人名(中国、周代の細工師の名・・・周の穆王の故事に出てきます。面白いけど内容割愛。)また、地名でも偃師県、偃師市あり・・・夏王朝の実在を証明しそうな有名な二里頭(にりとう)遺跡の近くです。
●他に、「偃月(えんげつ):額の骨のさま、貴女の骨相の称」、「偃月刀(えんげつとう):なぎなた。」があります。

問題2 佯:ヨウ、いつわ(る)、さまよ(う)
①佯尊(ようそん):うわべだけ尊ぶこと。いつわる意の熟語はたくさんあります・・・「佯北(ようほく):いつわり逃げる」「佯啞(ようあ):いつわって唖となる」「佯愚(ようぐ):いつわって愚なるふりをする」「佯敗(ようはい):ことさらに敗れたるふりを装う」「佯死(ようし):死んだふりをする」「佯狂:気が狂ったふりをすること。また、その人。「陽狂」とも書く。」「佯病(ようびょう):仮病のこと」「佯盲(ようもう):にせめくら」「佯睡(ようすい):狸寝入り、寝たふり」「佯言(ようげん): ①偽りの言葉、人 をだます言葉 ②偽りの言葉を吐く、うそをつく、人をかたる」「詐佯(さよう):いつわり」など・・・。
倡佯(しょうよう):気ままに歩き回ること=逍遥(しょうよう) 「春風に吹かれながら―する年少の男女がある」〈魯庵・社会百面相〉、たちもとおる、さまようこと。「倘佯」とも書くが、「倘」は対象外。(参考)倡:ショウ、わざおぎ、あそびめ、とな(える)

問題3 錮:2級:中学…コ 1級…ふさ(ぐ)、とじこ(める)、かた(い)、ながわずら(い)
錮(いかけ):「錮(こ)」の字は、「溶かした金属を流しこんで、すき間をふさぐ。いかける。」というのが、もともとの意(漢字源)。=鋳掛。(錮(いかけ)=鋳掛:はんだなどで金属製器具を修繕することー三省堂・難読漢字辞典ー) ⇒後記<周辺知識①>参照。
②禁錮:もともとは仕官の道を「ふさぐ」意。ここでは通説的に「とじこめる」意としています。他に、「廃錮(はいこ):官吏の身分をとりあげて、家で謹慎させること  ・・・漢書ほか出典多・・・「松陰全集の中にも、「・・・信頼する杉蔵へはこの他にもいくつかの大切な書簡が残されています。 安政5年7月11 日 ・・・吾れ幽囚廃錮、為すある能はずと雖も、近ごろ恩旨を蒙り、建言諱(い)まざるを 允(ゆる)さるるを得たれば、其れ徐(おもむ)ろに具して之れを奉らん。・・・」とあります。他に、「党錮」⇒後記<周辺知識②参照。
③錮陋:=頑迷固陋の「固陋」に同じ。「固」のほうが一般的。頑固。
④錮疾:これも「痼疾」のほうが一般的。なかなか治らない病気。 
<周辺知識①>
錮(いかけ)の語源:①穴があいた鉄や銅の鍋・釜を修繕することを“鋳掛(いかけ)”といい、これを職業とする人を“鋳掛師(いかけし)”といった。江戸時代の百科事典『和漢三才図会』には、「白鑞(しろめ)を鎔(わ)かして鍋・釜の漏(もり)をふさぐのを鋳懸(いかけ)という。錮の字を用いる。」とある。錮は“ふさぐ”と訓読みし、刑罰の禁錮(禁固)も、もともとは仕官の道をふさぐことを意味しました。
②江戸の文政時代、滝沢馬琴などと親交のあった山崎美成編の「海録」と云う辞典で見ると、当時は. 鋳掛けを普通は骨路(コツロ)と呼んでいたと ある。ふさぐことを意味する錮(コク)が訛ってできた用語かと思われる・・・。 ①、②ともにネット上からの借用。
<周辺知識②>
党錮:「党」は党人のこと、「錮」は禁錮の意。中国、後漢末、政界の中枢を握っていた宦官が儒学の徒である官僚層(党人)を禁錮に処して、その批判を封じたこと⇒「党錮の禁(とうこのきん)」:後漢末期に起きた弾圧事件。宦官勢力に批判的な清流派士大夫(党人)らを宦官が弾圧したもので、その多くが禁錮刑(現代的な禁錮刑とは異なり、官職追放・出仕禁止をさす)に処された事からこの名で呼ばれる。大要、ネット上から借用。

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