漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

故事成語類(実践問題その37)

2014年09月08日 | 故事成語類
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
故事成語類(実践問題その37)です。あと1~2回で「世説新語」はおわりです・・・。参考書籍:「世説新語(1~5)」(井波律子 訳注 東洋文庫・平凡社)  前回よりはちょっと難かも・・でも割合易しい問題だと思います👋👋👋  
難易度:よみ=  かき=
(よみ)
①「桑楡の光は、理として遠照する無きも、但だ朝暘の (暉) 、時と並び明るからんことを願うのみ・・・」
②~⑤「・・・は猟を好み、田狩する毎に・・・旌旗、 ②(隰) を蔽う。・・・馳撃 飛ぶがごとく、 ③(双甄) の指す所、陵壑を避けず。・・・常に自ら ④(絳) き綿縄を帯び腰中につく・・・(皮肉をいわれた玄という者は)此れより少しく ⑤(差) えり。 」
(かき)
①「丞相は揚州の (カイシャ) を治め、按行して言いて曰く・・・」  (注)カイシャ:役所  按行(あんこう):見回ること
②「若し七賢に遭わば、必ず自ずから (ヒ) を把って林に入らん・・・」
③「阿源は徳有り言有り。・・・以て百揆の (ギケイ) たるに足らん・・・」*百揆:百官に同じ。 ギケイ:手本、模範、のり。
④「・・・諸人は、共に竹林の優劣をいう・・「先輩(=先人)は初めより七賢を (ゾウヘン) せず  」ゾウヘン:よしあしをしいうこと
⑤「居然として羸形あり、復た終日 調暢すと雖も、 (ラキ) に堪えざるが如し・・・」 *調暢:のんびりくつろぐさま
<回答・解説>はこのあとすぐ(^^)

<回答・解説>
(読み問題)
① (ひかり) :暉:キ、かがや(く)、あき(らか)、ひかり、ひか(る)
② (シュウ・さわ) :沼沢のこと。隰:シツ、シュウ、さわ、にいばり 原文の読みでは「シュウ」。「さわ」でも可では?
③ (そうけん) :「両翼」の意味だそうです。これはむずかしい・・・「資治通鑑」(注)に「蓋し晋人は左右の翼をもって左右の甄となす」とあるところかららしいですが・・・。これは読めても書けないし、意味も分からないかもしれない・・・(^^;)。甄:ケン、すえ、つく(る)、みわ(ける)、しら(べる)
④ (あか) :ウ、あか、あか(い) 「絳衣大冠」の「絳」ですね。
⑤ (たが) :差:小学…サ、さ(す) 準1…シ、たが(う)、つか(わす)
(書き問題)
① (廨舎) :問題(注)のとおり。 「廨」の読みも「カイ、やくしょ」です。
② (臂) :この世説新語からの故事で「親しい者といっしょに俗世間からはなれてすむ」意。熟語で「把臂入林」(はひにゅうりん)がある。
③ (儀刑・儀形・儀型) :「ぎぎょう」とも(広辞苑)。
④ (臧貶) :臧否の「臧」(よ・い)と毀誉褒貶の「貶」ですね。
⑤ (羅綺) :うす絹。うす絹の重さにもたえられないようだとの表現・文意。「「羅綺千箱、一暖に過ぎず」の「羅綺」ですね。


ではまた👋👋👋 あと少しで「世説新語」終わりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟語の読み・一字訓読(実践問題その5)佗 伉 佚

2014年09月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
熟語の読み・一字訓読(実践問題その5)です。「熟語の読み・一字訓読」には、訓読みに対応した音熟語が一覧・整理されたものが見当たらず苦労していないでしょうか。その解消の一助となればと思い、試行錯誤で公開しています。気づいた点、誤りなどあれば、ご意見・情報などあればお待ちしています。なお、回答は反転クリックすれば、すぐ見られるようにしてあります。参考までに、末尾に、解説や周辺知識等を記載しています。
当面、1級対象漢字から整理していきます・・・。

問題1 「佗」 ①佗負(タフ) ー佗(にな)う  ②佗髮(タハツ) ー佗(みだ)す  ③佗身(タシン) ー佗(ほか) 

問題2 「伉」 ①伉儷(コウレイ) ー伉(なら)ぶ  ②伉俠(コウキョウ) ー伉(つよ)い  ③伉行(コウコウ) ー伉(おご)る ④伉礼(コウレイ) ー伉(たぐ)い、伉(なら)ぶ

問題3 「佚」 ①佚畋(イツデン) ー佚(あそ)ぶ  ②淫佚(インイツ) ー佚(たの)しむ  ③佚老(イツロウ) ー佚(やす)んずる ④佚書(イッショ) -佚(うしな)う  ⑤蕩佚(トウテツ) ー佚(ゆる)い  ⑥佚女(イツジョ) ー佚(うつく)しい 

<解説(周辺知識)>
問題1 佗:タ、イ、ほか、にな(う)、みだ(す)、わび、わび(しい)、わ(びる)
佗負(たふ)」:背にになうこと 
「佗髮(たはつ)髮を被ること=被髮。被髮とは髪を結ばないで自然のままに垂らしておくこと。ざんばら髪。→「被髮左衽」 (「みだす」意と解しました。)
佗身(たしん)「佗事(たじ)」は、如来寿量品の経文の中にある語で、「佗身を示す:本仏が聖人や賢人の姿となってこの世に現われること」、 「佗事(たじ):仏の救いが苦痛などの警告や気づきの現象として現れた結果救われること」とありましたので、訓なら「ほか」に該当すると解しました。他に、「佗佗(たた):うるわしくゆったりとせるさま」という熟語がありましたが、該当訓は不明。
<参考>佗助(わびすけ):椿の一品種。文禄・慶長の役の際、侘助という人が持ち帰ったことからいう(広辞苑)とあります。
 佗言(あだごと):歴史民俗用語で、「実のないことば、かりそめのことば、虚言」、古文書用語では「他言(あだごと):ほかの人にもらす事」とありますので、「佗言(たげん」と読めば、訓の「ほか」に該当するかもしれません。ほかに、「佗」が使われている熟語・・・「那由佗」(なゆた):那由他、那由多、那庾多とも書き、数の単位。サンスクリット語の音訳・・・古代インドの数量の単位で一千億、またはきわめて大きな数。
問題2 伉:コウ、たぐい、なら(ぶ)、つよ(い)、おご(る)
「伉儷」 :①対等の相手。転じて夫婦のこと。配偶者。夫婦。つれあい。「伉儷の約を結ぶ」
「伉俠」 :おとこだて、伉は權力を以てつよく人に抵抗する義(=任俠)。ほかに「伉健(こうけん):強く健やか、その者」「伉直(こうちょく) :心が強くてまっすぐなこと。「剛直」と同意。」があります。
「伉行」 :おごりたかぶる行ない。=驕傲(きょうごう)
「伉礼」 :対等の礼で対応すること。「分庭伉礼」(ぶんていこうれい):宮殿の庭で、主人と客とが互いに対等の礼で会見すること。「分庭」は宮殿の庭。「伉礼」は対等の資格で礼を行う、対等の交際をすること。*訓は「たぐ・い」に対応するとしましたが、「なら・ぶ」意でも良いと思います。
問題3 佚:イツ、テツ、たの(しむ)、やす(んずる)、あそ(ぶ)、のが(れる)、うしな(う)、うつく(しい)、ゆる(い)、たが(いに)
<たの(しむ)><あそ(ぶ)>意の熟語
佚畋(いつでん):遊び楽しんで狩にふけること。」「佚遊」「佚楽」「驕奢淫佚」「奢侈淫佚」*これらは「あそぶ」「たのしむ」どちらの意味でも訓対応可能と思います。
<やす(んずる)>意の熟語
佚老(いつろう):①老人を安んぜしむ意。(注)②の意味は「のがれる意の熟語」参照。「佚道(いつどう):民を安んじねぎらう」 「安佚(あんいつ)=安逸」
<のが(れる)>意の熟語
「佚民」:(世間から抜け出しのがれた民)。「佚老(いつろう):②世を遁れし老人」
<うしな(う)>意の熟語
「佚文」「散佚」「佚書」:抜けて無くなる、失われる意味。 *「佚書」=「逸書」:すでに失われて現存しない、前人の著作物をいう。 「輯佚(しゅういつ)」:逸書(佚書)や他書で伝えられている文章などで部分的に復元する作業のこと。
<うつく(しい)>意の熟語
佚女(いつじょ):なまめきたる美人」「佚貌(いつぼう)」「仙姿佚色 (せんしいっしょく)」「仙姿佚貌(せんしいつぼう)」*「仙姿佚貌」は、「仙女的姿质,美女的容貌」とあるので「うつくしい」で良いと思います。「仙姿玉質」や「仙姿玉色」と同様と理解。
<ゆる(い)>意の熟語
「佚蕩(てっとう)」 :締まりがなく、だらしないこと(=舒緩)」=跌蕩・軼蕩・佚宕「放佚無慙 (ほういつむざん)」:自分勝手で恥知らずであること。 「放佚」は自分勝手なこと。
「蕩佚簡易 (とういつかんい)」: 「蕩佚」:物事に対して寛大でゆるやかなこと
<たが(いに)>の意の熟語
 現時点、見当たりません。
<その他>
「佚罰(いつばつ)」:あやまち、つみ。(書·盤庚)「惟予一人有佚罰。」

ではまた👋👋👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無断入室のレオン0908

2014年09月08日 | ペット猫(レオン)
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
ちょっとオイちゃんの部屋、失礼ちミャすニャ~😹(=^・・^=)😹

おお、(>_<)、なんで野菜に袋かぶせたんニャ(>_
お~い、袋とってニャア~(*_*;・・・

チェッ、"(-""-)" ここで吐いニャうからニャ~(ここで吐いちゃうからな~)"(-""-)"

ホントに吐いちゃうからニャア"(-""-)"

・・・う~ん(・_・;) ニェンニェン(全然)、言うこと聞いてくれニャイにゃん(*´з`)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手賀沼散歩0908 そら(難読・当て字中心)

2014年09月08日 | 手賀沼散歩(難読・当て字中心)
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
春夏秋冬、空にかかわる漢字・・・
旱:カン、ひでり、かわ(く)・・・  旱害・旱魃(かんばつ)・水旱・大旱・旱(ひでり)

昊:コウ、そら、おおぞら・・・昊天(こうてん)、 蒼昊(そうこう):青空、空、天、夏の空、 広い空、大空。

杲:コウ、あき(らか)、たか(い  杲杲(こうこう):日光の明るいさま。「朝日は ―として」〈蘆花・自然と人生〉

旻:ビン、ミン、そら、あきぞら  旻天(びんてん)、秋旻(しゅうびん)、蒼旻(そうびん)、九旻(きゅうびん)


<その他参考>
(春の)「蒼天(そうてん)」「春陰(しゅんいん)」:春の暗い曇り 「養花天(ようかてん)」:花どきの曇り、花曇(はなぐも)り、「霾晦・霾曇」(よなぐもり):黄砂 によって、曇ったような状態になった空模様。:バイ、マイ、つちふ(る)、 つちぐも(り)  *「養花天」を当て字的に「はなぐもり」と読ませる場合もあります。
(夏の)「昊天(こうてん)」(日照り続きの)「干天(かんてん)・旱天(かんてん)」
(秋の)「旻天(びんてん)」「秋旻(しゅうびん)」「蒼旻(そうびん)」「九旻(きゅうびん)」「秋穹(しゅうきゅう)」「長天(ちょうてん)」「金天(きんてん)」「澄天(ちょうてん)」「澄碧(ちょうへき)」
(冬の)「上天(じょうてん)」「冬天(とうてん)」(寒ざむしい冬の)「寒空(さむぞら)」「寒天(かんてん)」


👋👋👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早起きのレオン0908

2014年09月08日 | ペット猫(レオン)
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
ニャニャ~(朝だ、朝だ、)(=^・^=) ハラへったニャ~ 

ニャニ?ニャニ?誰もいないニャン!!

ニャ~イ(お~い)、朝だニャア(・_・;)

ハラへったニャ、早く起きてくれニャイかニャ~(>_
(@_@)(@_@)(@_@)ニャジャジャ~ン!!!(がが~ん!!)(ToT)/~~~

ニャワ~イ"(-""-)" お皿、また空だニョ~ん(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

これで食えってのかニャ~"(-""-)"これニャ、食えニャイニャ~!!!<(`^´)>

ニャンと(ちゃんと)、袋、開けろよニャ~( `ー´)ノ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする