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故事成語類(実践問題その38)です。あと1~2回で「世説新語」はおわりです・・・。参考書籍:「世説新語(1~5)」(井波律子 訳注 東洋文庫・平凡社) 前回よりはちょっと難かも・・でも割合易しい問題だと思います👋👋👋
難易度:よみ=易 かき=易
(よみ)
①~③「・・・大尉は晩節 談を好む・・・見(まみ)ゆる毎(ごと)に、必ずねんごろに相い規誡せんと欲す・・・公はその意を知り、 ①(毎) に ②(佗言) をなす・・・遂に大いに嗔り、 ③(氷矜) して出で、一言するを得ず・・・」
④「初め謝安の東山に在りて、(フイ) に居りし時、兄弟に已に富貴なる者有り。家門に (集翕) し、人物を傾動す。・・・」(注)フイ:無位無官のこと
⑤「・・・は弘雅 (劭) 長、・・・は卓犖(たくらく)として致度あり・・・」
(かき)
①「初め謝安の東山に在りて、 (フイ) に居りし時、兄弟に已に富貴なる者有り。家門に (集翕) し、人物を傾動す。・・・」(注)フイ:無位無官のこと
②「世 周候を目す 「 (ギョク)として 断山の如し」と。」 (注)断山:切り立った山
③「一世を休明する能わずと雖も、以て (キュウセン) を映徹するに足る」*休明:立派に明るくすること (今の世をあかるくすることはできなかったが、・・・後略・・・)
④「・・・卿は(キンレン)に近づく莫かれ」 (注)キンレン:天子用の上等の切り肉
⑤「・・・人、久しくその名を聞き、観る者 (トショウ) の如し・・・」 : (注)トショウ:垣根の意。
<回答・解説>はこのあとすぐ(^^)
<回答・解説>
(読み問題)
① (つね) :小学…マイ 準1…バイ、ごと、つね、むさぼ(る)
② (たげん) :ほかのこと。 佗:タ、イ、ほか、にな(う)、みだ(す)、わび、わび(しい)、わ(びる)
③ (ひょうきん) :寒心。寒々とした気持ち、げっそりすること
④ (しゅうきゅう) :集も翕もあつまるの意。 翕:キュウ、お(こる)、さか(ん)、あつ(める)、あつ(まる)、と(じる)
⑤ (しょうちょう) :「弘雅劭長」で「ゆったりと上品でうるわしくすぐれていること」 劭:ショウ、つと(める) *卓犖:卓越、超越していること *致度:高い風格
(書き問題)
① (布衣) :四字熟語「布衣之極」「布衣之交」「布衣之友」参照
② (嶷) :ギ、ギョク、たか(い)、さと(い)、かしこ(い) 熟語:「嶷然(ぎょくぜん)」:高く抜きん出たさま。氏の才覚は嶷然としている。「岐嶷(いこよか・ぎぎょく)」背が高く堂々としているさま。 「天皇風姿(みやび)岐嶷(いこよか)なり/日本書紀 綏靖訓」
③ (九泉) :<広辞苑>①九重の地価の底。黄泉(よみ・コウセン)。あの世。 ②墓地。墓場。 ここではあの世の意。
④ (禁臠) :説明略。 臠:レン、きりみ、きりにく、みそなわ(す)
⑤ (堵牆) :人々はかねてからその人の名声を聞いていたので、見物人が垣根のようにならんだとの意。堵:ト、かき 「堵列(とれつ)」、「安堵(あんど)」 牆:ショウ、かき、まがき、へい、かこ(い) *あわてて「斗筲の人 ( としょう/とそうのひと )」(こせこせ した器量の狭い人を喩えた言葉。 人物として論ずるに足らない人のこと。)の「斗筲」と書かないように(^^)
では👋👋👋👋👋
故事成語類(実践問題その38)です。あと1~2回で「世説新語」はおわりです・・・。参考書籍:「世説新語(1~5)」(井波律子 訳注 東洋文庫・平凡社) 前回よりはちょっと難かも・・でも割合易しい問題だと思います👋👋👋
難易度:よみ=易 かき=易
(よみ)
①~③「・・・大尉は晩節 談を好む・・・見(まみ)ゆる毎(ごと)に、必ずねんごろに相い規誡せんと欲す・・・公はその意を知り、 ①(毎) に ②(佗言) をなす・・・遂に大いに嗔り、 ③(氷矜) して出で、一言するを得ず・・・」
④「初め謝安の東山に在りて、(フイ) に居りし時、兄弟に已に富貴なる者有り。家門に (集翕) し、人物を傾動す。・・・」(注)フイ:無位無官のこと
⑤「・・・は弘雅 (劭) 長、・・・は卓犖(たくらく)として致度あり・・・」
(かき)
①「初め謝安の東山に在りて、 (フイ) に居りし時、兄弟に已に富貴なる者有り。家門に (集翕) し、人物を傾動す。・・・」(注)フイ:無位無官のこと
②「世 周候を目す 「 (ギョク)として 断山の如し」と。」 (注)断山:切り立った山
③「一世を休明する能わずと雖も、以て (キュウセン) を映徹するに足る」*休明:立派に明るくすること (今の世をあかるくすることはできなかったが、・・・後略・・・)
④「・・・卿は(キンレン)に近づく莫かれ」 (注)キンレン:天子用の上等の切り肉
⑤「・・・人、久しくその名を聞き、観る者 (トショウ) の如し・・・」 : (注)トショウ:垣根の意。
<回答・解説>はこのあとすぐ(^^)
<回答・解説>
(読み問題)
① (つね) :小学…マイ 準1…バイ、ごと、つね、むさぼ(る)
② (たげん) :ほかのこと。 佗:タ、イ、ほか、にな(う)、みだ(す)、わび、わび(しい)、わ(びる)
③ (ひょうきん) :寒心。寒々とした気持ち、げっそりすること
④ (しゅうきゅう) :集も翕もあつまるの意。 翕:キュウ、お(こる)、さか(ん)、あつ(める)、あつ(まる)、と(じる)
⑤ (しょうちょう) :「弘雅劭長」で「ゆったりと上品でうるわしくすぐれていること」 劭:ショウ、つと(める) *卓犖:卓越、超越していること *致度:高い風格
(書き問題)
① (布衣) :四字熟語「布衣之極」「布衣之交」「布衣之友」参照
② (嶷) :ギ、ギョク、たか(い)、さと(い)、かしこ(い) 熟語:「嶷然(ぎょくぜん)」:高く抜きん出たさま。氏の才覚は嶷然としている。「岐嶷(いこよか・ぎぎょく)」背が高く堂々としているさま。 「天皇風姿(みやび)岐嶷(いこよか)なり/日本書紀 綏靖訓」
③ (九泉) :<広辞苑>①九重の地価の底。黄泉(よみ・コウセン)。あの世。 ②墓地。墓場。 ここではあの世の意。
④ (禁臠) :説明略。 臠:レン、きりみ、きりにく、みそなわ(す)
⑤ (堵牆) :人々はかねてからその人の名声を聞いていたので、見物人が垣根のようにならんだとの意。堵:ト、かき 「堵列(とれつ)」、「安堵(あんど)」 牆:ショウ、かき、まがき、へい、かこ(い) *あわてて「斗筲の人 ( としょう/とそうのひと )」(こせこせ した器量の狭い人を喩えた言葉。 人物として論ずるに足らない人のこと。)の「斗筲」と書かないように(^^)
では👋👋👋👋👋