漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

手賀沼散歩0906 東西南北(難読・当て字中心)

2014年09月06日 | 手賀沼散歩(難読・当て字中心)
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今日は手賀沼を手賀大橋から、東・西・南・北、見渡してみました。我孫子から柏・船橋方面へ渡る道です。右が西、左が東です。

まずは<東>の付く難読漢字・当て字から・・・
東屋(あずまや)=四阿、阿舎 東海美人(いがい)=貽貝 東南風(いなさ)=異風
東風菜(しらやまぎく)=白山菊  東風菜(なずな)=薺=薺菜=薺菜児=那耳=斑菜 東雲(しののめ)
橋の中央から西側を見渡しています・・・此方側はふだん、散歩してません・・・。

<西>の付く難読漢字・当て字・・・
西北風(あなじ)=乾風 西瓜(すいか)=寒瓜、水瓜 西海子(さいかち)=皁莢=皁角:マメ科の落葉高木マメ科の落葉高木
橋を渡るところに「我孫子高校」(我孫子高校・県立・共学・普通・創立455年 合格可能偏差値57以上 ランクD 以上「高校偏差値ネット」より。 )があります。偏差値は並みですが・・・、

ほら、こんなにスポーツが盛ん(旺ん、壮ん、隆ん、懋ん、殷ん、翕ん)で優秀みたいですね・・・。かのタイガースの・監督の出身校です。当時は野球でも甲子園出場をはたしました・・・。・・・失礼!「耄・監督」→ 「某・監督」の誤り です。 「耄」は、読み「モウ、ボウ、としよ(り)、 おいぼ(れる)、ほう(ける) 」でした(^^)。ちょっと、漢字に弱いもんで失礼しました・・・(^^)・・・肝心なところでいつも転(こ)ける(=倒ける)タイガース、しっかりしろよ!!49歳のピッチャーにやられやがって"(-""-)"・・・・っと、ちょっと脱線。・・・こういうの、諷り(あてこすり)っていうのかな(^^;)

西側(柏市側の遊覧船乗り場近辺)のフォトです・・・いつも撮っている瘤白鳥じゃありませんよ(^.^)/~~~

柏市側の緑道(歩道&サイクリング道路)です・・・さすが、柏市、整備されています。我孫子市は、遊歩道の自然を”残して”いるんです・・・(^^)「自然のまま」「自然が残っている」に比し「残す」には主体的意思が感じられますね・・・ホントにそうなのかどうか知らないけど。

(柏・船橋方面への方角は南方です・・・)話を戻して、<南>の付く難読漢字・当て字は、
南五味子(さねかずら)=真葛=実葛=五味=五味子
南天(なんてん)=南燭=南天竹=南天燭
南天竺草(なでしこ)=撫子=瞿麦=表句薑=天南竹=大蘭=大菊=石竹=石菊=句麦=錦竹=巨句麦=牛麦=繡竹
南瓜(かぼちゃ)=唐茄子=蕃南瓜
南京黄櫨(なんきんはぜ)=南金櫨=烏臼
南風(はえ)
南椒(さんしょう)=山椒
南蛮煙管(なんばんぎせる)=野菰
南蛮繁縷(なんばんはこべ)=狗筋蔓
南燭(しゃしゃんぼ):ツツジ科の常緑低木 *南燭は「なんてん」とも読みます。
さあ、我孫子方面(北側)へ戻りましょう・・・橋を渡って振り返ると、「てがおおはし」と平仮名で表示が・・・柏側は漢字でした。別に他意は有りませんが・・・これも我孫子市側の意思かな(^^;) ちょっと表示にまで違いを示す意図や意味がわかりません・・・(^^)

戻る橋上から我孫子側・東方を眺めると(見難いですが)、左上方に「鳥の博物館」が見えますね、いつもはあちらの方、ずっと先まで散歩しています。


橋を降り、いつもの散歩のスタート地点(我孫子・北側)、橋の袂(たもと)まで戻りました。

最後は<北>・・・特に難読・当て字はありません・・・ご参考までに、「北」の付く表現で面白いものを紹介します・・・知っているかもしれませんが。
「北叟笑む(ほくそえむ)」:著名な「塞翁が馬」の故事に由来する言葉。「北叟(ほくそう) 」とは「北方の老人」のことで、故事の「塞翁」のことだと言われる。北叟は故事のとおり、禍福いずれの場合も達観したように落ち着き払い、かつ喜ぶときにも憂うときにも少し笑みをたたえたと伝えられる。このことから、「北叟が微笑む」→「ほくそ笑む」ということばが生まれたと言われています。

ではまた👋👋👋
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上座上がりのレオン0906

2014年09月06日 | ペット猫(レオン)
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う~ん、今日はいやに部屋が整頓されているニャ~(・_・;) 押し入れも閉まっているしニャア(>_
しょうがニャア😹 ・・・エイッ(ピョン)

ネコ心地、イマイチだニャ・・・(*´з`)

しばらく、ここでガマンかニャ、早く、押し入れ開けろよニャニャ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
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故事成語類(実践問題その35)

2014年09月06日 | 故事成語類
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故事成語類(実践問題その35)です。あと2~3回で「世説新語」はおわりです・・・。参考書籍:「世説新語(1~5)」(井波律子 訳注 東洋文庫・平凡社)  今回はかなり易しい問題を集めてみました👋👋👋  
難易度:よみ=  かき= 
(よみ)
①「世、李元礼を目す、「 (謖謖) として勁松の下の風の如し」と。」
②「復た羊の許に往き、 (小悉) にして還り、又た嘆じて曰く、「羊叔子は人を去ること遠し」と。」
③「・・・は祖車騎(祖逖)を称し (朗詣) と為して、曰く・・・」
④「・・・相い見て欣然とし、談話日を (弥) る・・・ 」
⑤「陳留阮籍、譙國の嵇康、河內の山濤、三人は年皆な相い比し、康は年少にして之に (亜) ぐ。・・・」
(かき)
①~②「支道林法虔を喪うの後、精神霣喪し、風味転た墜つ。常に人に謂いて曰く、「昔、匠石は ①(キン) を郢人に廃し、 (ガ)生 は弦を鍾子に輟む。・・・」・・・冥契(めいけい) 既に逝(ゆ)き、言を発するも賞する莫し。中心蘊結し、余(わ)れ其れ亡びん。・・・」  (注)霣喪(いんそう):衰退、減退すること *霣は対象外漢字。  冥契:暗黙のうちに理解しあえる友人 蘊結(うんけつ):鬱屈して塊ができること
③「・・・周は之れを得て欣然たり。遂に (キンケイ) と為(な)る」 周:人名 キンケイ:心を許しあう友人
④「丞相は (シュビ) を以て坐を指し、「来たれ来たれ・・・」と。・・・ 」 (注)シュビ:払子(ほっす)のこと。
⑤「謝公の東山に在るや、朝命屢しば降れども動かず。・・・「卿は屢しば朝旨に違い、東山に (コウガ) す、諸人は毎に相いともに言う、『安石肯えて出でずんば、将に蒼生を如何せんとす。』と。今亦た、蒼生は将に卿を如何せんとす」と。謝は笑いて答えず。
<回答・解説>はこのあとすぐ(^^)

<回答・解説>
(読み問題)
① (しょくしょく) :風がサッサッと吹くさま。以前、いろいろな「ショクショク」の音の中でご紹介しました。
② (しょうしつ) :小悉=少頃、しばらく。あまり見かけない語句ですね。
③ (ろうけい) :スカッと本質に迫ること
④ (わた) : 弥:中学…や 準1…ビ、ミ、おさ(める)、ひさ(しい)、わた(る) 、あまね(し)、いよいよ、いや、つくろ(う)
⑤ (つ) :説明不要(^^)・・・ちょっと簡単すぎ。 中学…ア 準1…つ(ぐ)
(書き問題)
① (斤) :「匠石運斤」「運斤成風」「神工鬼斧」で有名な匠石の逸話・故事から連想して「斤」を書く・・・。「郢人」は匠石の友人で郢の人。
② (牙) :「ガ生」も同様に、「伯牙絶弦」の故事から「牙」を導き出す・・・。「鍾子」は伯牙の友人の鍾子期。
③ (衿契) :心の奥底をひらいての交わり。心を許しあった交際。同義語「襟契 」
④ (麈尾) :清談の際に手にもつ。世説新語ではよくこういう場面と「麈尾」の語句が出てきています。易しい問題でした・・・
⑤ (高臥) :謝安の「東山高臥」の有名な故事です。

如何でしたか?簡単すぎたかも・・・(^^;)。次回、次々回は難度高くなる予定です。

ではまた👋👋👋


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熟語の読み・一字訓読(実践問題その3) 諷 剽 厲

2014年09月06日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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熟語の読み・一字訓読(実践問題その3)です。「熟語の読み・一字訓読」には、今までの問題集や参考書等への不満があります。訓読みに対応した音熟語が一覧・整理されたものがなく、個別に理解して覚えていくしかないのが現状だと思います。その解消の一助となればと思い、(現在、自己流での整理をし始めているのですが)、試行錯誤で公開しています。ご意見・情報などあればお待ちしています。
なお、回答は反転クリックすれば、すぐ見られるようにしてあります。参考までに、末尾に、解説や周辺知識等を記載しています。
当面、1級対象漢字から整理していきます・・・。

問題1 「諷」 ①諷諫(フウカン)ー諷(ほの)めかす  ②諷刺(フウシ)ー諷(あてこす)る  ③諷誦(フウショウ/フジュ/フウジュ)ー諷(そら)んじる  
問題2 「剽」 ①剽悍(ヒョウカン)ー剽(すばや)い  ②剽軽(ヒョウキン)ー剽(かる )い ③剽劫(ヒョウキョウ)ー剽(おびや)かす  ④剽窃(ヒョウセツ) ー 剽(かすめと)る 
問題3 「」 ①石(レイセキ) ー (といし)  ②兵(レイヘイ)ー( と  )ぐ  ③利(レイリ)ー(するど)い
④風(レイフウ)ー(はげ)しい  ⑤精レイセイ)ー(はげ )む  ⑥民(レイミン)ー(しいた )げる  ⑦疫(レイエキ)ー(えやみ )、( や )む  ⑧鬼(レイキ)ー(わざわ)い
<解説(周辺知識)>
問題1 諷:フウ、そら(んじる)、ほの(めかす)、あてこす(る)  
 <ほのめかす意の熟語> 「諷示(ふうじ、「ふうし」とも)」:ほのめかすこと。暗示。「諷意(ふうい)」:遠まわしに示された意味。ほのめかした気持ち。「諷諫(ふうかん)」:遠回しに忠告すること。また、その忠告。「諷意」「諷戒」なども「ほのめかす」意の熟語と理解していますが・・・。
<あてこする意の熟語>
「風刺/諷刺(ふうし)」:社会や人物の欠点・罪悪を遠回しに批判すること。また、その批判を嘲笑的に表現すること。「諷喩/風諭(ふうゆ)」:①他の事にかこつけて、それとなく遠回しにさとすこと。「吾輩の既に再三―したるが如く」〈尺振八訳・斯氏教育論〉②比喩法の一。たとえだけを提示して、その本義を間接的に推察させる方法。その他、「諷言」など。
<そらんじる意の熟語>「諷詠(ふうえい)」:詩歌を作ったり、吟じたりすること。「諷誦(ふじゅ)」:①経文や偈頌(げじゅ)を声をあげてよむこと。また、暗誦すること。ふうじゅ。②「諷誦文(ふじゅもん)」の略。「諷誦(ふうしょう)」:声をあげて読むこと。そらんじてうたうこと。暗誦・諷経(ふぎん・ふきょう)・吟諷(ぎんぷう)「諷誦(ふうじゅ)」:⇒ふじゅ(諷誦) *変わったところで、「披諷(ひふう):披はひもとく、諷は諳んじる。諳んじて知っているというほどの意。(浄土教関連の用語みたい・・・)→「正・像・末法の所有の行事、広く諸経に載せたり。内外の道俗たれか披諷せざらん。あに自身の邪活を貪求して、持国の正法を隠蔽せんや。ただし、いま論ずるところの末法には、ただ名字の比丘のみあらん。」とか・・・。
問題2 剽:ヒョウ、すばや(い)、かる(い)、おびや(かす)、かすめと(る) 
  *「剽悍」(=慓悍):すばやい上に、荒々しく強いこと 。また、そのさま。他に、「剽疾(ひょうしつ):素早いこと。 「剽疾軽悍(ひょうしつけいかん)」:行動がすばやく、猛々しいこと。「剽剥(ひょうはく)」: 文字や言葉で非難すること。←おびやかす意だと思う。「剽盗(ヒョウトウ)」かすめとる意。
問題3 厲:レイ、といし、と(ぐ)、するど(い)、はげ(しい)、はげ(む)、しいた(げる)、えやみ、や(む)、わざわ(い)
   *音読みの熟語は簡単でも、それに対応する「厲」の訓読みは難しいものがあります。多くは「はげむ」意の熟語ですが、ほかにも種々の訓読みがあります。
「といし」の意の熟語>「厲石(れいせき)」:きめの荒い砥石(といし)。*「砥(あらと)」はきめの細い砥石。
と(ぐ)意の熟語「厲兵(れいへい)」 *この「兵」は兵器や武器の意味であることは1級レベルの人にとっては常識ですね・・・。「と(ぐ)」とか「みが(く)」とかの意味を表しています。「みが(く)」は対象外です。
するど(い)意の熟語>「厲利(れいり)」の熟語を当てましたが、「硏ぎてするどくする(=厲鋭)」意なので、「と(ぐ)」にも対応するかもしれません。
はげ(しい)意の熟語「厲風(れいふう)」:激しい風、「厲疾(れいしつ)」:はげしくはやいこと。「厲色(れいしょく)」:顏色をはげしくして怒る、血相をかへる。「厲声(れいせい)」:声ををはげしくする。   *なお、「厲風(れいふう)」には、①西北のかぜ。②あらき大風。③さびしく、さむげに吹く風=悲風。というような意味もあるようです。
はげ(む)>意の熟語>「厲精(れいせい)」:精を出すこと、心を励まし努力すること。「厲俗(れいぞく)」:世の中をすすめはげます意。
しいた(げる)意の熟語「厲民(れいみん)」:民を虐げ悩ますこと。「厲虐(れいぎゃく)」(=損ない虐げる意)という熟語もここに該当する
かもしれません。
えやみ、や(む)意の熟語>「厲疫(れいえき)」
わざわ(い)の意の熟語>「厲鬼(れいき)」: 疫病神。悪神。悪しき神。 「厲階(れいかい)」:悪の階梯。怨を招く緒(いとぐち)。禍端。 
その他の意味に対応する熟語>「厲」には、その他、「みがく」、「あげる」、「おそごか」等の意味や読みもあるようです。これらの訓読みは対象外でしょうが、念のため、下記しておきます。
「厲行(れいこう)」:行をみがく。きびしく行う。強制して行わせる。
「厲禁(れいきん)」:遮る、さえぎりとどめる、転じて、きびしくとどめる意=厳禁。
「厲掲(れいけい)」:水を渉る。衣を持ちて深き所を渉る、衣をかかげて浅瀬を渉るを掲という → 四字熟語「深厲浅掲」
「厲莊(れいそう)」:はげしくおごそか。=厲粛(れいしゅく):おごそかにしてつつしむ
「厲疾(ライシツ)」: かったい=癩病=癩疾
「厲人(れいじん)」:かたち醜い人。
「厲然(れいぜん)」:厳厲なるさま。

「厲世摩鈍(れいせいまどん)」:はげましすすめて人材を振作する。
「鷙鳥厲疾(しちょうれいしつ)」:七十二候の一つ。大寒の次候(中国)。鷲や鷹などが空高く速く飛び始めるさま。     

では👋

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