漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

手賀沼散歩0913その2(難読・当て字中心)

2014年09月13日 | 手賀沼散歩(難読・当て字中心)
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翡翠魚狗・魚虎・水狗・川蟬)を発見するため、払暁の手賀沼に到着・・・4:50ぐらいです。

今日は晴れの予報だったのに、まだ曇天です。

それでも少し明るくなってきました・・・

!!!居たみたいですが、携帯で撮れるわけもなく、残念・・・(^^;)フォトを期待していたらごめんなさい<m(__)m>
目撃というか一瞥というか、見た人に言わせると、小型で羽は青色だったようです。我孫子・柏のこの辺には翡翠が棲んでいます・・・また、翡翠のフォトをとるための小屋(写真が撮れるような穴が開いている隠れ家のようなもの)が用意されている施設(柏側の「自然の森」(?)とかいうところ)もあるところにはあります。・・・撮った翡翠の綺麗な写真も飾ってあります・・・

↑ススキです。↓ススキではありません。

ススキ:薄=芒=芭茅
<「薄」の付く難読・当て字>
薄ら氷(うすらひ):薄く張った氷」「薄伽梵(ばかぼん)=婆伽梵:如来一般のこと」「薄粧(うすけわい):薄化粧のこと」「薄鈍(うすにび):染め色の名」「薄鈍(うすのろ)=愚鈍:動作や反応が遅いさま」「薄縁(うすべり):布の縁が付いたむしろ」


彼岸花(曼珠沙華)・・・当て字で「石蒜」(ひがんばな、まんじゅしゃげ)・・・随分と早咲きでは?
  
「曼珠沙華(まんじゅしゃげ/かんじゅしゃか)は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。サンスクリット語ではmanjusakaと書きます。」との事。また、「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」のような怖い名もついている、さらに、アルカロイドという毒があるため、「毒花(どくばな)」「痺れ花(しびればな)」などと呼ばれている、さらに、花の様子からは、「天蓋花(てんがいばな)」「狐の松明)」「狐のかんざし」「剃刀花」など、たくさんの呼び名がある由。・・・以上、ネット上から借用させてもらいました。

曼珠沙華というと、私的には、(まったく曼珠沙華と関係ないのですが)「夏の河 赤き鉄鎖のはし ひたる(山口誓子)」という俳句が不思議と必ず浮かんできてしまいます・・・若いころの理解と記憶はいい加減ですね・・・昔買った俳句の本を繙いてみたら「つきぬけて天上の紺曼珠沙華(山口誓子)」の句がその隣に記載してありました(^^;) ちなみに、曼珠沙華の季語は「仲秋」だそうです・・・益々、「夏の河・・・」とは関係ないじゃん!!ああ、はずかしい・・・(>_石」の当て字はたくさんありますので次回まとめて紹介する予定・・・。


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手賀沼散歩0913(難読・当て字中心)

2014年09月13日 | 手賀沼散歩(難読・当て字中心)
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飛んでいるのは、雁ではなく、鴨です・・・。
雁の当て字は、「雁来紅(はげいとう)」=「老少年」=葉鶏頭、「雁翅檜(あすなろ)」=翌檜=明檜=羅漢松=「羅漢柏」・・・(注)「羅漢松」は犬槙(いぬまき)とも読みます。・・・ぐらいでしょうか。

鳥(とり)部の難読・当て字はだいぶ紹介してきましたが、未紹介の難読・当て字を、以下ご案内します。重複していたらごめんなさい。

<鳥(とり)部の難読・当て字>
鳩酸草(かたばみ)=酢漿草
鳳蝶(あげはちょう)=揚羽蝶
鳴子百合=黄精(なるこゆり)
鳴雷月(なるかみづき):陰暦6月
鳴蜩(あぶらぜみ)
鴟魚(さかまた)=逆戟=魚虎=土双魚 :シャチの別名   *「魚虎」は「かわせみ」とも「はりせんぼん」とも読みます。
鴟梟(しきょう):フクロウの別名
鵲豆(ふじまめ)=藤豆
鷓鴣菜(まくり)海人草海仁草  :イギス科の海藻


これで「鳥(とり)部」の、難読と思われる、漢字の読みと当て字はほとんどすべて、ご紹介したと思います。

難読・当て字とは関係ありませんが、最後に「鵜」の関連での故事成語類をご紹介します・・・

維(こ)れ、鵜(テイ)、梁(リョウ)に在り。其の翼を濡さず・・・・」(詩経) (注)文中「、」は当方挿入。
「鵜梁」(テイリョウ)という熟語で有名です。覚えておいて損はないかも(^^)
 *「鵜」とは、ここではペリカンのことだそうです。鵜が梁(流れを堰き止めて魚を獲る造作。”やな”のこと。)の上にあり、翼を濡らす苦労を為さず、魚を得ていること。転じて、つまらない人物が本来つくべきではない高い地位についているという意味。

では👋👋👋👋👋
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ちょっとまともなレオン

2014年09月13日 | ペット猫(レオン)
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(たまにはまともなフォトを載せろよニャアと言われている気がして・・・(・_・;)・・・)
     
どうだニャ~(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
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お詫びと訂正(我孫子・鳥の博物館のこと)

2014年09月13日 | 日記
お詫びと訂正です。以前、何度か、「手賀沼散歩」シリーズでご紹介していた、「鳥の博物館」のことですが、
↓この建物と紹介しましたが、間違いです。この建物は「千葉県手賀沼親水広場 水の館」です。

↓写真の左手が「水の館」で、右側の建物が「我孫子 鳥の博物館」(写真では見えませんが)、同建物の裏側に「山階鳥類研究所」があります)

「水の館」にはプラネタリウムもあります。

・・・ごめんニャちゃい<(_ _)>
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熟語の読み・一字訓読(実践問題その8) 眷 槃

2014年09月13日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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熟語の読み・一字訓読(実践問題その8)です。回答はマウスを動かせば、すぐ見られるようにしてあります。参考までに、末尾に、解説や周辺知識等を記載しています。当面、1級対象漢字から整理していきます・・・。
問題1 「眷」: ①眷焉 (ケンエン) ー 眷(かえり)みる  ②眷顧(ケンコ) ー 眷(な さ)け  ③眷恋(ケンレン) ー 眷(こいした)う  ④眷属・眷族(ケンゾク)  ー  眷(みうち)  ⑤寵眷(チョウケン)  ー 眷(め ぐ)み
 
問題2 「槃」: ①承槃(ショウハン) ー 槃(たらい)  ②考槃(コウハン) ー 槃(た の)しむ  ③槃桓(バンカン) ー 槃(め ぐ)る  ④槃散(バンサン) ー 槃(たちもとお)る
 
<解説(周辺知識)>
問題1 眷 :ケン、かえり(みる)、こいした(う)、めぐ(み)、なさ(け)、みうち
①眷焉:いつまでも気にしてかえりみるさま  =眷然(けんぜん)*他に、「眷想(けんそう):かえりみて思う」「眷眷(けんけん):いつも心にとめて回顧するさま)」なども「かえり(みる)」意に該当すると思います。
②眷顧:ふりかえりみる、情をかける *他に、「顧眷(こけん):近くに置いてひいきにする、目を掛けて大切にする」「眷眄(けんべん):目をかける」「眷命(けんめい) 」(下記(注)参照)なども「なさ(け)」に対応・・・「めぐ(み)」の意もあるかも。
③眷恋:思い慕う、心に思っていつも忘れない、恋い焦がれること
④眷属・眷族:①血筋のつながっている者。一族の者。身内 の者。親族。② 従者。家来。配下の者。
⑤寵眷:寵愛して特別に目をかけること。寵遇。 *他に、「眷遇(けんぐう):特別に目をかける、手厚くもてなす」「眷接(けんせつ):目をかけて手厚く遇する」など。
(注)「皇天眷命」という言葉があり、天が情をかけるという意味でも使われることから、「眷命」は「なさ(け)」に対応すると思います。天子が民を顧みて慈しみの言葉をかけるとの意もあるとの説明もあるので、場合によっては「かえり(みる)」にも該当するかも。

問題2 槃:ハン、バン、たらい、たの(しむ)、めぐ(る)、たちもとお(る) :「槃」とは、たらいという意味の字。また、サンスクリットの音訳にも使われる。また、(般と通じて)楽しむ等の意もある。
①承槃:下に受け台のあるたらいの意。*他に、「槃盂(ばんう) 」=盤盂:平らな鉢
②考槃(こうはん):詩経の中に「考槃在澗 碩人之」(槃(たのしみ)を考(な)して澗に在り 碩人、之れたり:山中の谷間に居る楽しさ 賢者の心はゆたかに・・・)に始まる詩があり、「槃」は「たのしみ」との意。*他に、「槃楽(ばんらく・はんらく) 」:あぐらをかいてゆったりする(たのしむ) *一般的には「ばんらく」と読んでいる模様・・・。
③槃桓 :槃(めぐ)り槃(たちもとお)るさま。巡り歩くこと。徘徊と同じ。また、ぐずぐずして先に進まないこと。 「盤桓・磐桓」とも書く。 「たちもとお(る)」の読みでも可か。
④槃散:よろめきながらさまよい行くこと。(参)「民家有躄者槃散行汲:民家にはいざりの者がおり、よろめきながら水を汲みに行った」
<その他、「めぐる」「たちもとおる」に対応すると思われる熟語>
槃牙(ばんが)(=槃互(ばんご)=盤互(ばんご)):①互いに結びつく。互いに心をあわせて事にたちむかう。②物事が入り組み乱れる。わだかまる。③結託する。ぐるになる。
●槃根(ばんこん):曲がりくねった根の意(盤根)
<周辺知識①>「槃」と「盤」熟語で双方ともに使用可の場合もありますが、微妙に異なる場合もあります。以下、「盤」の字について少々説明を試みます。
「槃」:ハン、バン、たらい、たの(しむ)、めぐ(る)、たちもとお(る)
「盤」:中学…バン 準1…ハン、おおざら、めぐ(る)、ま(がる)、わだかま(る)

「わだかまる、曲がりくねる、めぐる」という意での「盤」:「盤踞」(ばんきょ)、「盤根(槃根)錯節」(ばんこんさくせつ)、「盤曲」(ばんきょく)、「盤屈」(ばんくつ)、「盤紆」(ばんう)、「盤牙」(ばんが)、「盤珊」(ばんさん)、「盤峙」(ばんじ)、「盤陀」(ばんだ)など。
「「おおざら、たらい」の意での「盤」: 「盤饌」(ばんせん)、「盤餐」(ばんさん)
(注)「盤峙」:下北半嶋史の中に「東通村岩屋の東に”盤峙”する長石蔵山海抜一三八一尺は岩屋、尻屋、尻労の三大字に跨る石灰岩の山である」とあります。他にこの熟語を説明してくれているものが見当たりません・・・でもなんとなくわかりますね。
*他に、
「盤纏」(ばんてん・はんてん):小遣いや旅費、たくわえ。例文:「貞固の・・・は僅に一分銀一つを 剰してゐたのである/渋江抽斎 鷗外」。
「盤陀石(ばんだいし)」:蘇軾の七言詩「金山寺に遊ぶ」の中にある「盤陀石(ばんだいし)」と名付けられた不思議な石のこと→石は平らな頭を少し出しているだけで深く埋められているともいわれており、この盤陀石と名付けられた石は磐座(いわくら)であった可能性が極めて高いと言われているらしいです。
「半田・盤陀(はんだ)」:(地名からとも人名からともいわれ、語の由来は不明らしい)スズと鉛の合金。金属の接合に用いる。
<周辺知識②>「涅槃(ねはん)」「槃特(はんどく)」・・・この場合の「槃」はサンスクリット語の音訳。
「涅槃」:煩悩を滅して真理を悟り知恵が完成する悟りの境地。 仏教の最終的な理想。釈迦の死のこと。
「槃特」:周利槃特(しゅり・ はんどく)のこと。釈迦の弟子の一人。修利(周陀、周梨)とも。また、「槃特」で、愚鈍な人、おろか者の意。有名な成語 「槃特が愚痴 も文殊が知恵」 (愚者も修行に励めば、知者と同じように悟りを得るということ。)

ではまた👋👋👋👋👋

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