漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読 (その190)

2015年08月21日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ

<トピックス>
*「窈」「窕」・・・漢検漢字辞典(第1版)では、「窈窕」「窈然」ぐらいしか載ってませんね。折角、「君子は窕言を聴かず、窕貨を受けず」(韓非子)なんて、名言もあるのに・・・。

●熟語の読み・一字訓読(その190)です。
<穹:キュウ、あな、おおぞら、ゆみがた、おお(きい)、たか(い)、ふか(い)>
・あな:穹岫(キュウシュウ)=山の岩穴、穹室=穴をきわめふさぐこと、鼠の穴とも・・・。
・おおぞら:穹蓋=おおぞら・天、穹昊=穹窿=穹天=穹旻=穹蒼=蒼穹・・・
・ゆみがた:穹窖(キュウコウ)=弓状のあなぐら、穹窿=穹隆=弓なりに曲っているさま
・おお(きい):穹石=大きい石、穹然=高く大きいさま
・たか(い):穹然=高く大きいさま、穹崇(キュウシュウ)=高く聳えるさま、穹嵌=高くけわしい処。
・ふか(い):穹谷=①深い谷 ②大谷、空谷
<穽:セイ、おとしあな>
・おとしあな:陥穽、穽陥、穽井(センセイ)、・・・「落穽下石」
<2018.3.27加筆>
(漢検2)意味:おとしあな。「陥穽」
下つき:坎穽(カンセイ)・陥穽(カンセイ)・檻穽(カンセイ)
*坎穽(=陥穽).
*デジタル大辞泉:陥穽:①動物などを落ち込ませる、おとしあな。「陥穽にはまる」②人をおとしいれる策略。わな。「詐欺師の仕掛けた陥穽に陥る」
*デジタル大辞泉:檻穽:檻(おり)と落とし穴。
例文:文明は個人に自由を与えて虎のごとく猛からしめたる後、これを 檻穽の内に投げ込んで、天下の平和を維持しつつある。 (草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著))
<窈:ヨウ、おくぶか(い)、くら(い)、かす(か)、おくゆか(しい)、の(びやか)、あで(やか)>
・おくぶか(い):窈藹(ヨウアイ)=窈然=奥深くかすかなさま、窈寞(ヨウバク)=奥深く静かなさま、窈窈=①奥深く遠いさま、窈窕=④奥深いさま
・くら(い):窈昧=窈冥=奥深くくらい、窈窈=②くらいさま
・かす(か):窈藹(ヨウアイ)
・おくゆか(しい):窈窕=①奥ゆかしい・しとやか・上品・美しい・女子の心情外貌ともに美しいこと
・の(びやか):窈糾(ヨウキュウ)=女子の姿がのびのびしてしなやかなさま(また、深くむすぼれた憂い)
・あで(やか):窈窕、窈眇=なまめいたさま
・その他:「窈窕」=②男子の外貌の美、③なまめかしい、窈渺=ひろびろとしたさま
*「窈」は心情の美しさ、「窕」は外貌の美しさをいう由。
<窕:チョウ、ヨウ、ふか(い)、あで(やか)、おくゆか(しい)>
・ふか(い):窕窕(チョウチョウ)=奥深くはかり知り難いこと、窕邃(チョウスイ)=奥深いさま、杳窕、霄窕・・・
・あで(やか):窕冶(ヨウヤ)=なまめかしく美しい *「姚」に通ず。(字通は「チョウヤ」)
・おくゆか(しい):窈窕、 
・その他:(「佻」に通じる。軽窕=軽佻。)窕貨(チョウカ)=窕利=苟且の財貨・一時的収入・ただもうけ・いわれのない財貨、窕言(チョウゲン)=苟且の言語・表面ばかり美しい言葉・空虚にして人を欺く言葉  *「君子は窕言を聴かず、窕貨を受けず」(韓非子)

👋👋👋 🐑 👋👋👋

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第7回

2015年08月20日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
●1級チャレンジャー用の模擬試験問題(第7回)です。前回と同程度の難易度と思います。なお、間違っているところやご不明な点などあれば、遠慮なく・・・というか、ぜひお知らせください。歓迎いたします。ただし、問題に対する補足説明は、未着手の他の方の手前、出来かねるかも知れませんが、「何処何処を見れば(調べれば)分かります」という程度のヒントや返事はできるかも知れません。いづれにしろ、なんなりとコメントください👋👋👋
 
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第7回>
訂正(09041608)(五)の10.コ「巓委」→「顚委」に変更(内容に変わりはありませんが、漢検辞典に合わせました)。(九)の9.「シなるがゆえに・・・」→「なるがゆえに・・・」に変更。

(一) 次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。(30)1×30
1.九山、栞旅す 
2.楫枕に羇愁を催す
3.稜威に祗畏す 
4.祟悪起る 
5.3月上巳、禊飲す 
6.盗人、窩蔵
7.窶国の民、窮乏す
8.站頭にとどまる 
9.竟然、此の如し 
10.罅漏を補苴する
11.歓喜抃舞、竭歓
12.投笏し致仕す  
13.笋牙を食す 
14.君子の徳を脩むるは笄丱に始まる
15.筴問で登用する 
16.筧水、潺潺たり 
17.茅屋のことを篳牖ともいう
18.荊軻、「風蕭蕭として・・・」と変徴で詠ず
19.粤若、漢の丕基成れり  
20.其の肉、臑若たり 
21.の若芽は食用として珍重される 
22.乗客を船で本船まで送る  
23.、偏に学習不足に因る 
24.書にす 
25.神籤で
26.ろな説明を加える
27.印鑑のを持つ 
28.葛で之をねる 
29.羚羊、角をく 
30.事を為すにい哉

(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。(30)2×15
1.ヒウチイシを使って火をつける (「火打石」は不可)
2.アイヅチを打ち乍ら話を聞き続ける 
3.シソ漬けを食べる 
4.メシビツからごはんを装う 
5.儔輩の死にバンコクの涙を注ぐ 
6.老眼で目がカスんで良く見えない
7.古いばかりで役にたたないものをコットウ的存在という
8.てて加えて更に問題が生じた
9.トウテツ文とは古代中国の銅器に見られる奇異な獣面文様である 
10.欄干にモタれて詠吟する
11.君子はホウチュウを遠ざく 
12.葦(よし)を日除けに用いる
13.大根の心(芯)にが立っている 
14.巫女がヨウエンなしぐさを見せる
15.ヨウエンな地へ派遣される 
 
(三)次の傍線部分のカタカナを国字で記せ。(10)2×5
1.かの人のオモカゲを追う 
2.牛尾魚とも書くコチは晩春、特に美味といわれる 
3.1キロリットルの量の水を汲みだす
4.筑波オロシが吹く
5.河川の清冽な水を好むカジカも美味といわれる

(四)次の1~5の意味を的確に表す語を下の語群から選び、漢字で記せ。(10)2×5
1.くどくど言う事
2.根拠のない説、架空の話、でたらめ
3.混じり気のない濃いあま酒
4.久しく会わないこと
5.他人の説を盗み取って自分の説とすること
<語群>
(るげん、ひょうせつ、とうせつ、じょご、けいかつ じゅんれい、だくろう、さっくう)

(五)次の四字熟語について、問1と問2に答えよ。 (30)
問1 次の四字熟語の(1~10)に入る適切な語を下の語群から選び漢字二字で示せ。
(20) 2×10
1.ア(  )折衷  2.イ(  )時晦  3.ウ(  )走尿 4.エ(  )死義  5.オ(  )渉河
6.カ僧伽(  )  7.キ旋転(  )  8.ク拾遺(  ) 9.ケ孤苦(  ) 10.コ顚委(  )
<語群>
(ほけつ、さんし、とうせつ、じゅんよう、れいてい、しんしゃく、せいしゅん、いじょう、こうし、らんま) 
問2 次の11~15の解説・意味にあてはまるものを、問1のア~コの四字熟語からう一つ選び、記号(ア~コ)で記せ。(10)2×5
11.源流から末流まで勢いがはげいしこと
12.時世が悪い時は世に出ず好機が訪れるのを待つこと
13.日常生活、普段のくらしのこと
14.文字の誤り
15.見落としている過失や誤りを見つけて正し補うこと

(六)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。(10) 1×10
1.生絹  2.年魚  3.善知鳥  4.陰行草  5.神籬 6.狗舌草 7.竹筒  8.尸童  9.鶏眼草 10.鶏魚

(七)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送りがなに注意して)ひらがなで記せ。 (10)1×10
ア.1 糺結 ― 2 糺う 
イ.3 麁笨 ― 4 笨い
ウ.5 赧顔 ― 6 赧める
エ.7 絡繹 ― 8 繹なる
オ.9 罔極 ―10 罔い

(八)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の語群から選び、漢字で記せ。語群の語は一度だけ使うこと。(20)2×10
<対義語>
1.雇傭  2.静謐 3.懈怠  4.荼毒  5.長生 
<類義語>
6.飼葉  7.農事 8.鋳型  9.沈淪 10.簷馬
<語群>
(ひえき、すうまつ、ふうたく、らくはく、かしょく、ようはん、かくしゅ、ちゅうよう、かっきん、けんじょう)

(九)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。 (20)2×10
1.スウカン甘きを加えず
2.国を治むる者はあえてカンカを侮らず
3.サイシを以て巨美を棄てず
4.財宝は地獄のイエヅト
5.レイサイ一点通ず
6.名は実のヒンなり
7.エイフを請う
8.溺を拯うに石をスイ
9.なるが故に能く勇なり
10.莫耶を鈍と為し、鉛刀をセンと為す

(十)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。 (30)書き2×10 読み1×10

(A)「・・・先生未だ一面の識有らず又其名姓を知らざるも、其洋火酒を一見するや早已に二三分の酔を増したる心地せり。其一人は冠履被服並びに洋装にて、鼻目 (1)シュンソウに軀幹頎秀(キシュウ)に挙止発越に言辞明弁にして、定(さだ)んで是れ思想の閨中に生活し (2)リギの空気を呼吸し、論理の直線に (ア)ふて前往して実際迂曲の (3)ケイロに由ることを (イ)屑しとせざる一個の理学士なるべし。
 今一人は丈高く腕太く面(おもて)蒼く目深く、飛白の (4)トウや短後の袴や一見して其偉大を好み奇険(=危険)を喜び、性命の重きを餌にして功名の楽を釣る豪傑社会の人種たるを知る可し。
 坐定まり礼 (ウ)畢はり、 (エ)徐に彼洋火酒を傾け (5)ヒンシュ献酬して漸く佳境に入るに及び、先生 (オ)輒ち一人の客を呼で紳士君と称し今一人を呼で豪傑君と称して、其名姓を問はず。客も亦笑ふて敢て嗔らず。・・・」(中江兆民・三酔人経綸問答)

(B)「・・・或日阿部家の女中が宿に下つて芝居を看に往くと、ふと登場してゐる俳優の一人が養竹さんに似てゐるのに気が附いた。さう思つて、と見かう見するうちに、 女中はそれが養竹さんに相違ないと極めた。そして邸に帰つてから、これを (6)ホウバイに語つた。  (カ)固より一の可笑しい事として語つたので、初より枳園に危害を及ばさうとは思はなかつたのである。・・・
 さて此奇談が阿部邸の奥表(おくおもて)に伝播して見ると、上役はこれを棄て置かれぬ事と認めた。そこでいよいよ君侯に (キ)稟して禄を (ク)褫ふと云ふことになつてしまつた。・・・」
「・・・助太郎は武張つた男で、髪を (ケ)糸鬢に結ひ、黒紬の紋附を着てゐた。そしてもう藍原氏かなと云ふ嫁があつた。初め助太郎とかなとは、まだかなが藍原右衛門の女であつた時、 (7)ケツゲキ (コ)鑽つて相見えたゝめに、二人は親々の勘当を受けて、裏店の世帯を持つた。しかしどちらも可哀い子であつたので、間もなくわびがかなつて助太郎は表立つてかなを妻に迎へたのである。・・・」(鴎外・渋江抽斎)
(注)「ケツゲキを鑽る」:私通のこと。孟子故事。

(C)「・・・九月十七日。昨夜深更より風吹出で俄に寒冷となる。朝太陽堂主人来談。午後雑司ヶ谷墓地を歩み小泉八雲の墓を掃ふ。塋域に椎の老樹在りて墓碑を蔽ふ。碑には右に正覚院 殿浄華八雲居士。左に明治三十七年九月二十六日寂。正面には小泉八雲墓と刻す。墓地を横ぎり鬼子母祠に (8)サイし、目白駅より電車に乗り新橋に至るや日既に没 し、商舗の燈火燦然たり。風月堂に食して帰る。
・・・大正十一年十月十二日。松莚子夫婦と自働車を与にして洛外の醍醐寺を訪ふ。堂舎の古雅、林泉の (9)ユウスイ、倶に (10)ジンカン(=俗世間のこと)の物ならず。・・・」(『摘々録 断腸亭日乗』 永井荷風の日記)
👋👋👋 🐑 👋👋👋


<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第7回 標準解答>
(一)
1.かんりょ 2.しゅうちん 3.しい 4.すいあく 5.けいいん 6.かぞう 7.くこく 8.たんとう 9.きょうぜん 10.ほしょ 11.けつかん・けっかん 12.とうこつ 13.じゅんが 14.けいかん 15.さくもん 16.けんすい 17.ひつゆう 18.へんち 19.えつじゃく 20.じゅじゃく 
21.ぬなわ・じゅんさい 22.はしけ 23.ただ 24.しる 25.うらな 26.ねんご 27.つまみ 28.たば 29.か 30.かた
(二)
1.燧石 2.相槌・相鎚 3.紫蘇 4.飯櫃(盧・筲) 5.万斛 6.翳 7.骨董 8.糅・搗 9.饕餮 10.凭・靠 11.庖厨 12.簀 13.鬆 14.妖艶 15.遥遠

(三)
1.俤 2.鯒 3.竏 4.颪 5.鮖

(四)
1.絮語 2.鑿空 3.醇醴 4.契闊 5.剽窃

(五)
問1
1.ア斟酌 2.イ遵養 3.ウ行屎 4.エ蹈節  5.オ三豕  6.カ藍摩 7.キ囲繞 8.ク補闕 9.ケ零丁 10.コ勢峻
問2
11.コ  12.イ 13.ウ 14.オ 15.ク

(六)
1.すずし 2.あゆ 3.うとう 4.ひきよもぎ 5.ひもろぎ 6.さわおぐるま  7. ささえ 8.よりまし 9.やはずそう 10.いさき

(七)
1.きゅうけつ 2.あざな 3.そほん 4.あら 5.たんがん 6.あから 7.らくえき 8.つら 9.もうきょく・ぼうきょく 10.な
 
(八)
1.馘首  2.喧擾  3.恪勤  4.裨益   5.中夭  6.芻秣  7.稼穡  8.鎔笵(範) 9.落魄  10.風鐸

(九)
1.芻豢 2.鰥寡 3.細疵 4.家苞 5.霊犀 6.賓 7.郢斧 8.錘 9.慈10.銛

(十)
(1)俊爽 (2)理義 (3)逕路(径路) (4)套 (5)賓主 (6)傍輩(朋輩) (7)穴隙 (8)賽 (9)幽邃 (10)塵寰
(ア)したが (イ)いさぎよ (ウ)お (エ)おもむろ (オ)すなわ (カ)もと (キ)もう (ク)うば (ケ)いとびん (コ)き

👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その30 陂

2015年08月20日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

(あまりにも可憐なので思わずカメラに・・・女青・牛皮凍・・・屁糞葛(へくそかずら)・・・)
●syuusyuu模擬試験問題・・・第11回まで作成完了・・・
●漢和辞典から・・・
「陂陀(ハダ)」の「陂」・・・現行の読みでは「ハ、ヒ、つつみ、さか、かたむ(く)、よこしま」・・・
*「陂陀」は、過去問でお目にかかったような記憶がありますが、「①地面が平らでない・斜めな土地 ②高低のあるさま」という意味。
*この「陂」も厄介で、大漢和と字通で音読みが違うものがいくつかありました・・・。
・「つつみ」の意味
 陂地(ヒチ)=①つつみ、ためいけ ②土地のななめなこと
 陂唐(ヒトウ)・陂塘(ヒトウ)・・・「字通」では両字とも「ハトウ」・・・
 陂渠(ヒキョ)=つつみ、掘割
 陂溝(ヒコウ)=陂渠と同じ
 陂遏(ヒアツ)=堤防のこと。 陂障(ヒショウ)=つつみを築いて防ぐ
・「さか、かたむ(く)」の意味
 陂陀、山陂(サンパ?)=山さか
・「よこしま」の意味
 陂曲(ヒキョク)=かたよってよこしまなこと
 険陂(ケンハ?、ケンヒ?)=かたよる・ねじける
 陂僻(ヒヘキ)=偏頗=よこしまなこと  ・・・「字通」では「ハヘキ」・・・
 陂知(ヒチ)=かたよった智恵
・その他
 陂淀(ヒテン)=あさいふち (現行読みにはないが「ほとり、ふち、はた」の意味あり)

<結論>「陂陀(ハダ)」以外は「ヒ」音で読んでおけば良さそうですね。「?」マーク付きは、読みが載っていなかった熟語です。

*ちなみに、漢検漢字辞典(第1版)では、熟語は載っておらず、
「陂」:音=ヒ、ハ 訓=(記載なし) 意味:①さか(坂) ②つつみ。土手。 参考:もともと「坂」の異体字。
・第2版がどこまで載っているかわかりませんが、いずれにしても、ここまで広範には載っていないでしょうし、また、1級用だけに作っているわけでもないでしょうから、同辞典の限界なんでしょうかね・・・(^^)
・1級受検者や1級以上の知識を身につけたい人は自分でバンバンしろってことダネ(^^)

👋👋👋 🐑 👋👋👋


  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟語の読み・一字訓読 (その189)

2015年08月20日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ

<トピックス>
*「稟」:漢検漢字辞典(第1版)では、訓「う・ける」のみ。意味のところで「申し上げる」とありますが、チト不親切では?・・・「稟(もう)す」「稟(もう)し上げる」という、訓読みになりますね。
*「穢」:仏教用語として使われる場合は「エ」と音読みするみたいですね。
*「稟」、「穡」、「穢」は、受検でよく見かける漢字ですね・・・。

●熟語の読み・一字訓読(その189)です。
<稟:リン、ヒン、こめぐら、う(ける)、ふち、もう(す)>
・こめぐら:稟米(リンマイ)、米稟(ベイリン)・・・
・う(ける):稟学(ヒンガク)=学問を受け習う、稟質=稟性=生まれつきの性質、稟操=天から受けたままの心、稟受=受ける、天稟=生まれつきの天性=稟賦・・・
・ふち  :稟食(ヒンショク)、稟穀(ヒンコク)、稟給(ヒンキュウ)=給料・ふち
・もう(す):稟議(ヒンギ)=はかり申し上げる、稟啓(ヒンケイ)=上申する、稟告(ヒンコク)=上告する・・・
<稷:ショク、きび、たおさ>
・きび:(きび=たかきび・高粱のこと)稷食(ショクシ)=きびの食、稷黍(ショクショ)=稷や黍(五穀のこと)。稷米(ショクベイ)=高粱・たかきび
・たおさ:(農業を司る官のこと)=稷官、稷正=農官
・その他①:五穀の神・その社の意=稷神、社稷、稷祠=五穀を司る神・その社=稷廟、
・その他②:稷稷=歎くことば、沐稷=「稷に沐す」=米を淅げた水で髪を洗う。稷雪=霰のこと。
<穡:ショク、とりい(れ)、とりい(れる)、お(しむ)>
・とりい(れ)、とりい(れる):稼穡、穡事=農事、穡夫=穡人=農夫、穡地=耕作地、耕穡・・・ 
・お(しむ):(「嗇」に通ずとあるも熟語なし。)
<穢:ワイ、アイ、エ、あ(れる)、けが(れる)、わる(い)、きたな(い)>
・あ(れる):穢荒(ワイコウ)=あれはてる、穢墟(ワイキョ)=荒れ果てた城の跡
・けが(れる):穢溷(ワイコン)=けがれにごる・けがれた廁・便所、穢史(ワイシ)=けがれた歴史=不正確な史書。穢濁、穢土(エド)=(仏)けがれた世界、穢身(エシン)=(仏)けがれある身・不浄な凡夫の身、垢穢(クエ)=(仏)、穢行(ワイコウ・アイコウ)=けがれた行い・醜行
・わる(い):穢草(ワイソウ)=悪い雑草・悪草、穢徳(ワイトク)=悪徳、穢跡=悪事・・・
・きたな(い):穢気(ワイキ)=きたない臭気、穢言(ワイゲン)=きたない言葉
・その他:(「穢」に、雑草で荒れている意あり)穢蕪(ワイブ)=雑草で荒れている、穢莽(ワイボウ)=草莽=くさむら、穢蔚(ワイイ)=雑草の茂っていること(大)・雑草で荒れていること(字)

👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その29 模擬試験問題の補足  鬣

2015年08月19日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●模擬試験問題の補足(つづき)
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第3回>
「18.閭閻より興り、民事の艱難を知る」
*「閻魔」の「閻」ではなく、この「閻」は、里中の門・ちまたの意味。「閭」が里の(入口の)門。「閭閻」で、里門と里中の門、むらざと。転じて、村里に住む貧しい人の喩え・邑里の庶人という意味だそうです👋 こういうの、いままでは音読みできても意味までは分からんかった(^^;)
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第5回>
「1.大道、亶亶、その身を去るに遠からず」
*亶亶=坦坦の意で、道が平らなさま という意味。(現行の読みの中にはありません・・・でも、こういうの、出ますよね)
●漢和辞典から・・・
「鬣(リョウ、たてがみ)」・・・「たてがみ」以外に大した意味なんてないだろうと思っていたら・・・
大漢和辞典には、以下のように、いろんな意味が載ってました。対応する熟語の一部は勝手に当方で推量で当てているのもあります。
①鬣鬣(リョウリョウ):髪の毛が立つさま (字通では「髪のなびくさま」)、狎鬣(コウリョウ):次々に重なり接するさま 
②ひげ、あごひげ:「長鬣」とか「鬚鬣」とかが該当するか・・・
③かみ、け:髦鬣(ボウリョウ)
④馬のたてがみ:馬鬣(バリョウ)
⑤魚のあごのわきの小ひれ
⑥鳥の頭の毛・・・「鵁鶄」の翠鬣(スイリョウ)・・・
⑦蛇の鱗
⑧箒、箒の端
⑨まつば
・・・何が何だかわからんくなってきますが、⑤以下は無視(^^)

👋👋👋 🐑 T👋👋👋

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟語の読み・一字訓読 (その188)

2015年08月19日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ

<トピックス>
*「秣」:やっぱり、漢検漢字辞典には「秣(まぐさか)う」なんて読みは載っていなかった・・・。
*「稍」:稲の茎などをあらわす語の意味もあり。「梢」は木のこずえ。「イネへん」と「木へん」で使い分けているんですねえ、勉強になる。

●熟語の読み・一字訓読(その188)です。
<秧:オウ、なえ、う(える)>
・なえ:秧稲(オウトウ)=秧苗(オウビョウ)=稲のなえ、秧田=秧苗を植え付ける田=苗代。 
・う(える):秧歌=田植え歌、秧挿=稲の植え付け 
・その他:秧鶏(くいな)             
<秬:キョ、くろきび>
・くろきび:秬鬯、秬黍、秬酒・・・
<秣:バツ、マツ、まぐさ、まぐさか(う)>
・まぐさ: 秣芻=飼料、飼秣、芻秣、糧秣・・・
・まぐさか(う):秣駒=駒にまぐさかう、秣馬=馬にまぐさかう、秣養=まぐさかう、秣飼=牛馬などにまぐさかう、秣穀、秣粟・・・
<稈:カン、わら>
・わら:稈草(カンソウ)=まぐさ、麦稈(バッカン)=むぎわら、萁稈、粟稈・・・ 
<稍:ショウ、ソウ、ちい(さい)、ようや(く)、やや、すこ(し)、ふち>
*「ふち」→「食禄」のこと。稍食:古代の官吏の月俸、稍餼ショウキ:扶持米
 他に、「家稍」「廩稍」もそうかも・・・。 *芻稍・稍秣:まぐさのこと→*「木のすえ(こずえ)は「梢」といい、稲の茎などは「稍」という」(字)
<稠:チュウ、チョウ、しげ(る)、おお(い)、こ(い)>
・しげ(る):稠林=しげった林(仏教では「衆生の邪見煩悩が繁茂する喩え」)、稠密、稠縟=繁密、葉稠、稠昆=繁雑な、稠濁=繁多・濁乱、稠雲、
・おお(い):稠夥、稠人、稠畳(チュウジョウ)=多くのものが重なり合う・しげく重なる(大)、稠穣=農作物が多い・人が多い・・・
・こ(い):稠稀=濃いと薄い
・その他:稠適(チョウテキ)=ととのう・調和する *「調」に通じる。音は「チョウ」。

👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その28 臑

2015年08月18日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●漢和辞典から ー「臑(すね)」の字ー
*漢検漢字辞典(第1版)では、
 読み:ジ、ジュ、ドウ、すね
 意味:①ヒツジやブタの前肢。うで。②やわらかい ③やわらかく煮る ④すね。ひざからくるぶしの間の部分。
*現行の読みでは、
  読み:ジ、ジュ、ドウ、やわ(らか)、に(る)、すね
なぜ① なぜ、現行の読みを「読み」の所に記載しておかないのでしょうか・・・?
なぜ② 同辞典の初めの方にある「この辞典の使い方」を読んでみたら、「・・・意味が2つ以上ある場合は①②③・・・に分類し・・・意味解説の順番は、良く使われる意味、一般的意味から順次、あまり使われない意味、特殊な意味への順とした」とあります。が、本件についていえば、①~④の順番はおかしくないでしょうか? 
ということで、熟語の音訓整理や模試作成で、最近、漢検漢字辞典を見ているのですが、ちょっと使いづらい場合がある気がします。この辺、どうなってるんでしょうね?
*「すね」が④なら、①~③に当たる熟語や使い方まで記載すべきなんじゃないでしょうか・・・。④の「臑(すね)」については、「臑(すね)」、「臑当(すねあて)」、「臑齧り(すねかじり)」と、丁寧に3つも用例を載せているのに・・・(^^)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それはともかくとして、当方としては、大漢和と字通で、①~③に当たる熟語をしらべたところ、

・臂臑(ヒドウ)=肩下の部分、かいな。肘と肩の間。
・臑骨(ドウコツ)=すね骨
・臑折(ドウセツ)=ひじを折ったもの
・臑若(ジュジャク)=肉が煮えただれる、一説に肉の柔らかいさま
・臑鼈(ジュベツ)=肉のほじしと鼈
・臑羔(ジコウ)=煮た子羊の肉
等、①~③に該当する熟語がありました。ただ、「ジ、ジュ、ドウ」それぞれの音読みがあってややこしいですね。
・・・だから載せないのかな(^^;)・・・ということは、受検&合格のためだけなら、ここまでやる必要はないのかな?
いまだに、出題範囲がよくわかっていないのかも(^^;)

👋👋👋 🐑 👋👋👋






   
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟語の読み・一字訓読 (その187)

2015年08月18日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ

●熟語の読み・一字訓読(その187)です。
<禧:キ、さいわ(い)、めでた(い)、よろこ(び)>
・さいわ(い):福禧、神禧・・・
・めでた(い):禧賀、嘉禧、鴻禧・・・
・よろこ(び):禧慶=よろこび・よろこばしい
<禳:ジョウ、はら(う)、はら(い)>
・はら(う)、はら(い):祓禳、禳災、禳疫、禳疾、禳解=お祓い
<禺:グ、グウ、おながざる、すみ、でく>
(*「グウ」音は大漢和・字通になし。大字源には「慣用音」としてあり。)
・おながざる:「禺」のみ。
・すみ:禺谷(グコク)・禺淵(グエン)=日の入る所 (*禺谷=「嵎谷(グウコク)」と同じ。)、海禺・・・
・でく:禺車=木でつくった車=木偶車、禺馬=木でつくった馬=木偶馬
・その他:禺中(グチュウ)=偶中=お昼近く。禺禺・禺禺魚=皮に毛のある魚。禺彊=禺疆(グキョウ)=海神の名=禺京=禺号
<秉:ヘイ、と(る)、まも(る)、いねたば、え>
・と(る):秉鈞:政権を執る、秉権:権力を握る、秉握:ひとにぎり、秉夷=秉彝:常道を保持する、秉燭(夜行・夜遊)、秉轡(ヘイヒ):たづなを取る
・まも(る):秉言:とりまもる言葉、持論、 秉職:己の職務を守る
・いねたば:(「彼に遺秉有り  此に滞穂有り」=彼におとせる秉あり、此にのこれる穂あり)=遺秉:田に遺されている落穂
・え:(えだ、権柄の意) 権秉、国秉=国柄:国家を統治する権力。政権。国権。(総秉?)
<秕:ヒ、しいな、くずごめ、わる(い)>
・しいな、くずごめ:秕糠=粃糠=しいなとぬか(転じて、些細なもの・役に立たないもの)、秕穀=しいな、秕稗(ヒハイ)=しいなとひえ(転じて、つまらぬもの)
・わる(い):秕政=粃政=悪政、秕僻(ヒヘキ)=衰える、悪くなる
・その他:秕謬(ヒビュウ)=粃謬=あやまり・本義にもとる *あやまり・たがう意。

👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第6回

2015年08月17日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
●「愛は惜しみなく与える」なのだ・・・なんちゃって(^^;)御一人でもご連絡いただいた方がいれば次へ進むことといたしました👋
●1級チャレンジャー用の模擬試験問題(第6回)です。前回と同程度の難易度と思います。なお、間違っているところやご不明な点などあれば、遠慮なく・・・というか、ぜひお知らせください。歓迎いたします。ただし、問題に対する補足説明は、未着手の他の方の手前、出来かねるかも知れませんが、「何処何処を見れば(調べれば)分かります」という程度のヒントや返事はできるかも知れません。いづれにしろ、なんなりとコメントください👋👋👋

<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第6回>

(一) 次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。(30)1×30
1.南に嘉魚有り 烝然として汕汕す 
2.四驪 済済たり 轡(ヒ)を垂るること濔濔たり
3.谺然として山中の壑(たに)が開ける 
4.庭燎、晢晢たり  
5.暘烏出づ  
6.その着物は暈繝に染めている 
7.すくもむしのような形をした鼻のことを「曷鼻」という  
8.朮(おけら)はアザミに似た草の名で、一名「山薊」という 
9.国の政柄を執る宰相のことを枋国という 
10.徳は大人を枳維し、大人は卿を枳維し、卿は大夫を枳維す
11.諸々、搏攫柢噬の獣、その歯角爪牙を用いるや・・・ 
12.草木が槭然と枯れ凋んでいる 
13.檐馬が涼しげに鳴っている
14.水声、淙汨たり 
15.湖泥により淤淀となっている 
16.小舟が湍滝に遭い、翻弄される
17.風が瀏莅と林木を揺らしている
18.橇車で雪道を行く
19.牀簟に臥す 
20.まだらうしのことを駁犖という
21.に乗って東夷へ往く
22.を横たえて詩を賦す 
23.不吉なが漂う 
24.い態度に感服する
25.百川沸滕し、水、がる 
26.にはまることを陥濘(カンネイ)という 
27.を被り正装する 
28.をはめられる 
29.大いにしむ  
30.乾いて水気がなくなりびた

(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。(30)2×15
1.上役をきおろす 
2.キワドいところで間に合った
3.ロクすっぽ、挨拶もできない若者が増えている 
4.失敗してショゲている
5.まだイチルの望みがある
6.息子をカタる「オレオレ詐欺」が頻発している
7.高崇たる山脈がショウリツしている
8.天子直筆のシンカンを見ることができた
9.心に少しくワダカマりがある
10.憲法がケイガイ化する恐れを心配する
11.生前の徳によりシゴウを賜った
12.前後からキョウゲキする 
13.キョウゲキな言動に、皆、驚きを禁じ得ない
14.1911年に起きた中国の革命をシンガイ革命と呼ぶ
15.世間をシンガイさせる犯罪が増えている

(三)次の傍線部分のカタカナを国字で記せ。(10)2×5
1.1級にヤガて合格するだろう
2.イカルは椋鳥ぐらいの大きさのスズメ目アトリ科の鳥だ
3.1ヘクトグラムの重さがあった
4.スイ臓の調子が悪い
5.キスを釣り上げた

(四)次の1~5の意味を的確に表す語を下の語群から選び、漢字で記せ。(10)2×5
1.喜びと悲しみ
2.ことばがはっきりしないこと、態度が煮えきらないこと
3.おそれあわてること
4.手をうって非常に喜ぶこと
5.人の行為をとがめ非難すること
<語群>
(かんきゅう、がんこ、きゅうせき、べんぶ、かんべん、さっとう、しっとう、こうきょ)

(五)次の四字熟語について、問1と問2に答えよ。 (30)
問1 次の四字熟語の(1~10)に入る適切な語を下の語群から選び漢字二字で示せ。
(20) 2×10
1.ア(  )挙踵  2.イ(  )掻痒  3.ウ(  )附耳  4.エ(  )千里  5.オ(  )浅掲
6.カ史魚(  )  7.キ彫虫(  )  8.ク終南(  )  9.ケ載籍(  )  10.コ亮遺(  ) 
<語群>
(しんれい、こうかん、きんかく、まこ、てんこく、じくろ、しょうけい、ちゅつひん、えんけい、じょうそく) 

問2 次の11~15の解説・意味にあてはまるものを、問1のア~コの四字熟語からう一つ選び、記号(ア~コ)で記せ。(10)2×5
11.詩作などで細かな技巧にはしること
12.仮もがりの葬儀礼を退けてまで主君を諌めること
13.仕官の道が得やすいこと
14.物事が思いどおりになること
15.人に注意をする時には、相手が傷つかないような気遣いが必要ということ

(六)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。(10) 1×10
1.金漆 2.大口魚 3.行器 4.皁莢 5.小舌 6.苦参 7.胡蘿蔔 8.郁子 9.馬陸 10.四照花

(七)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送りがなに注意して)ひらがなで記せ。 (10)1×10
 ア.1 犒賚 ― 2 賚う
 イ.3 緇衲 ― 4 緇い
 ウ.5 戮力 ― 6 戮せる 
 エ.7 歃血 ― 8 歃る 
 オ.9 剏業 ― 10剏める

(八)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の語群から選び、漢字で記せ。語群の語は一度だけ使うこと。(20)2×10
<対義語>
1.都邑  2.韜晦  3.嶮岨 4.磊落 5.広闊 
<類義語>
6.鳴箭  7.鉄漿 8.淅瀝 9.大海原 10.煢釐
<語群>
(たんい、そうえい、ひれき、しょうじょう、こうし、きょうあい、けんきょう、でっし、かふ、へきすう)

(九)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。 (20)2×10
1.タイカの材は一丘の木に非ず
2.イッサンを博す
3.コウフン花を生ず
4.蓼虫は苦さを知らず、ショチュウは臭さを知らず
5.カンキョウを煩わす
6.コチュウの天地に遊ぶ
7.コフを甦らしむ 
8.鴫のカンキン
9.シンマクに負えぬ
10.野猪にしてカイするもの

(十)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。 (30)書き2×10 読み1×10

(A)「・・・抽斎の述志の詩は、今わたくしが中村不折さんに書いて貰つて、居間に懸けてゐる。わたくしは此頃抽斎を敬慕する余りに、此(1)フクを作らせたのである。
・・・わたくしは (ア)少い時から多読の癖があつて、随分多く書を買ふ。わたくしの俸銭の大部分は内地の書肆と、ベルリン、パリイの (2)ショコとの手に入つてしまふ。しかしわたくしは曾て珍本を求めたことがない。或る時ドイツのバルテルスの文学史の序を読むと、バルテルスが多く書を読まうとして、廉価の本を (3)ショウリョウし、文学史に引用した諸家の書も、大抵レクラム版の書に過ぎないと云つてあつた。わたくしはこれを読んで (イ)私かに殊域 (ウ)同嗜の人を獲たと思つた。それ ゆゑわたくしは漢籍に於ても宋 (4)ザンポンとか元 (4)ザンポンとか云ふものを顧みない。『経籍訪古志』は余りわたくしの用に立たない。わたくしは其著者が渋江と森とであつたことをも忘れてゐたのである。・・・」(鴎外・渋江抽斎)

(B)「・・・墨汁師も首肯して云つた。戴氏独立の表石の事は始て聞いた。池田氏の上のみではない。自分も (エ)黄檗の衣鉢を伝へた身であつて見れば、独立の (5)イセキの存滅を意に介せずにはゐられない。想ふに独立は寛文中九州から師隠元を黄檗山に (6)セイしに上る途中で寂(じゃく)したらしいから、江尸には墓はなかつただらう。嶺松寺の表石とはどんな物であつたか知らぬが、或は牙髪塔の類ででもあつたか。それは兎も角も、其石の行方も知りたい。心当りの向々へ問ひ合せて見ようと云つた。
・・・引き続いて二月に、森枳園の家に奇怪な事件が生じた。枳園は阿部家を逐はれて、祖母、母、妻勝(かつ)、生れて三歳の倅養真の四人を伴つて夜逃をしたのである。後に枳園の自ら撰んだ (7)ジュゾウ碑には「有故失禄」と書してあるが、その故は何かと云ふと、実に悲惨でもあり、又滑稽でもあつた。
 枳園は好劇家であつた。単に好劇と云ふだけなら、抽斎も同じ事である。しかし抽斎は俳優の技を、観棚(かんぼう=客席のこと)から望み見て楽むに過ぎない。枳園は自ら其 (8)カハクを学んだ。  (8)カハクを学んで足らず、遂に舞台に登つて、ツケ(拍子木に似た木)を撃つた。後には所謂相中(あいちゆう=歌舞伎役者の位)の間に混じて、並(ならび)大名などに扮し、又注進などの役をも勤めた。・・・」(鴎外・渋江抽斎)
(注)ジュゾウ:生存中に立てておく墓

(C)「・・・七月九日。早朝より団子阪の邸に往く。森先生は午前七時頃遂に (9)コウを属せらる。悲しい哉。
・・・大正十一年七月十一日。玄文社合評会終りて後、小山内兄弟と自働車にて観潮楼に至り、鷗外先生の霊前に通夜す。此夜来るもの凡数十名。その中文壇 (10)ソウコの士(=文筆業)は僅に一四,五人のみ。・・・」(「摘々録 断腸亭日乗」永井荷風の日記)

(D)「・・・六月八日。 北白川宮御葬儀の当日なりとて劇場休業す。松莚子門弟を従へ箱根に遊ぶ。電話にて同行を勧められしが、昨日より右の眼に物 (オ)貰ひ出来て痛みあり。辞して徃かず。朝より眼を洗ふこと屢なり。読書に堪えざるを以て、午後杖を江東に曳く。深川高橋より行徳通の石油発動船に乗り、中川を横り、西船堀の岸に上り放水路の (カ)坡上を歩む。西岸には工場立続きたれど東岸には緑樹鬱蒼茅舎の散在するを見る。  (キ)廬萩深き処 (ク)行々子の声騒然たり。船堀橋を渡り小松川城東鉄道停車場に至る時雨に逢ふ。今日見たりし放水路堤防の風景は (ケ)恰も二十年前の墨堤に似たり。近郊の繁華 (コ)寔に驚くべし。・・・」(「摘々録 断腸亭日乗」永井荷風の日記)
(注)(キ)の「廬萩」の「廬」は「盧」か「蘆」の誤りかと思われる。「盧荻」か「蘆荻」と見做して回答すること。

👋👋👋 🐑 👋👋👋

<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第6回 標準解答>
(一)
1.さんさん 2.でいでい 3.かぜん 4.せいせい 5.ようう 6.うんげん 7.かつび 8.さんけい 9.へいこく 10.きい 11.ていぜい 12.せきぜん 13.えんば 14.そうこつ 15.おでん 16.たんろう 17.りゅうり 18.きょうしゃ 19.しょうてん 20.ばくらく 
21.いかだ 22.ほこ 23.き 24.いさぎよ 25.わきあ 26.ぬかるみ 27.かんむり 28.てかせ 29.たの 30.から

(二)
1.扱 2.際疾 3.陸(「碌」は当て字だがOKかも) 4.悄気 5.一縷 6.騙 7.聳立 8.宸翰 9.蟠 10.形骸 11.諡号 
12.挟撃・夾撃 13.矯激 14.辛亥 15.震駭

(三)
1.軈 2.鵤 3.瓸 4.膵 5.鱚

(四)
1.休戚 2.含糊 3.惶遽 4.歓抃 5.察当(撮当)

(五)
問1
1.ア 延頸 2.イ 麻姑 3.ウ 躡足 4.エ 舳艫 5.オ 深厲 6.カ 黜殯 7.キ 篆刻 8.ク 捷径 9.ケ 浩瀚 10.コ 巾幗
問2
11.キ 12.カ 13.ク 14.イ 15.ウ

(六)
1.こしあぶら 2.たら 3.ほかい 4.さいかち 5.ひこ 6.くらら 7.にんじん 8.むべ 9.やすで 10.やまぼうし

(七)
1.こうらい 2.たま 3.しとつ 4.くろ 5.りくりょく 6.あわ 7.そうけつ 8.すす 9.そうぎょう 10.はじ
 
(八)
1.僻陬 2.披瀝 3.坦夷  4.狷狭 5.狭隘 6.嚆矢 7.涅歯 8.蕭條(条) 9.滄瀛 10.寡婦

(九)
1.大廈 2.一粲 3.口吻 4.蛆虫 5.緩頬 6.壺中 7.涸鮒 8.看経 9.慎莫 10.介

(十)
(1)幅 (2)書估(原典は「估」。「賈」でも可か。) (3)渉猟 (4)槧本 (5)遺蹟(遺跡) (6)省 (7)寿蔵 (8)科白 (9)纊(「紘」でも可か。) (10)操觚
(ア)わか (イ)ひそ (ウ)どうし (エ)おうばく (オ)もら  (カ)はじょう (キ)ろてき (ク)よしきり(ぎょうぎょうし) (ケ)あたか (コ)まこと

👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その27 模擬試験問題の補足説明  閘

2015年08月17日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●いきなり閑話休題・・・先週の検索キーワード
 *先週、ほぼ毎日、「瀬瀬幔」を検索している方々がいました(日に10人にはいきません)が、何かあったんでしょうか?どうも世事に疎くなってて、なんでこの言葉が興味を引いているのか、よくわからん・・・。
 *直近の公開記事の閲覧数が多いのはいつものとおりですが、先週から「模擬試験問題」にかかわる熟語や故事成語類などの検索がポチポチあります。復習されているのか、それとも問題の正誤をチェックされているのか(^^;)、よくわかりませんが、うれしい(^^)特に、自分でも、後追いで検索してみて、自分のブログだけが、あるいは、自分のブログが上位で、見つかると、なんかうれしい・・・(^^)
●模擬試験問題の補足説明(つづき)
①syuusyuu漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第4回
「2.喪には三年の仂を用ふ」:出典は「礼記」。3年分の年度会計の1割を葬儀の費用に充てるという意味。標準解答の音読みは大漢和か字通所載の読みにしています。ネットでは違う読みとしているものもあるようです。他の辞典ではどうなっているか不明です。
「30.沙丘鉅鹿を去ること、斂、三百里・・・」:この訓読みは漢検漢字辞典(第1版)には載っていないようです。他に、同じ訓読みとなる漢字は、漢検対象内漢字では、「粗、略、麁」があります。
②syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第5回
「3.何の造做もない」:「做」←これは「作」の俗字。だから、「做」が出たら「作」に置き換えて読んだりすると大丈夫。
「22.心做し、やつれて見える」:上記と同様です。こっちは訓読みですが・・・。たとえば「見做す」=「見作す」(*作す=凖1読み)
「9.郢人、その鼻端を堊慢す」:四字熟語「運斧成風」の故事の中にある文です。
●漢和辞典から・・・
「閘門(コウモン)」の「閘」(コウ、オウ、ひのくち)
 これは漢検・漢字辞典では、「①水門。ひのくち。「閘門」 ②門をあけたてする。せきとめる。」と詳しく出ている。
 ②の意味はそのとおりですが、動詞としての訓読みは現行ではありません。(大漢和・字通とも②の意味は載せてました。)
 さて、訓読みの「ひのくち」・・・これは「樋の口」(広辞苑:水を出し、またはふさぐ戸口。樋(ひ)。水門。)・・・こんなの、ひらがなで「ひのくち」と書かれてあっても、良く知らんかった(^^;)

👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟語の読み・一字訓読 (その186)祟 祚 祓 祺 禊 禝

2015年08月17日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ

●熟語の読み・一字訓読(その186)です。
<祟:スイ、たた(る)、たた(り)>
・たた(る)、たた(り):祟悪(スイアク)=たたり、祟書=たたりの記録、怪祟、解祟、災祟、除祟・・・ 
*祟惑(スイワク)=死者が生者の身体にかかった物をいうこと。
<祚:ソ、さいわ(い)、くらい、とし>
・さいわ(い):祚慶=よろこび・さいわい、祚命=神のたすけ(神がさいわいを授ける意)、福祚、祚胤(ソイン)=福祚を長く子孫に伝える・幸福な世継ぎ・よい子孫
・くら(い):(天子の位の意)祚立(ソリツ)=天子の位につくこと。重祚・・・、
・とし:年祚、元祚・・・ 
<祓:フツ、はら(う)、はら(い)>
・はら(う)、はら(い):祓禊(フツケイ)=わざわいをはらう、祓禳(フツジョウ)=神に祈って禍をはらう、祓殯(フツヒン)、祓飾、祓濯=はらいきよめる、祓除
<2018.3.27加筆>
(漢検2)下つき:修祓(シュウフツ)・(シュバツ)
修祓(シュウフツ):(漢検2「修」大見出し)神道で、神職が行う清めの儀式。また、みそぎを行うこと。 「シュウバツ・シュバツ」とも読む。
(漢検2)下つき:祓禊(フッケイ) (大字源)みそぎ。みそぎはらえ。陰暦三月上巳に、災いをはらうために川で身を清める行事。
<祺:キ、さいわ(い)、やす(らか)>
・さいわ(い):祺祥(キショウ)=さいわい=祺福
・やす(らか):祺然=安泰で憂いのないさま
<禊:ケイ、みそぎ、はら(う)>
・みそぎ:禊事(ケイジ)、禊祓、禊堂、禊飲=(陰暦3月上巳の)みそぎの酒盛り、禊游(ケイユウ)=みそぎ遊び
・はら(う):濯禊(タクケイ)、祓禊(フツケイ) ・・・「みそぎする(=はらう)意」もあり。
*禊月(ケイゲツ・みそぎづき)=陰暦3月の異称。 *禊節(ケイセツ)=上巳
<2018.3.27加筆>
(漢検2)意味:みそぎ。水で身を洗い清める。また、そのまつり。「禊宴」「禊事」
下つき:祓禊(フッケイ) 
禊宴(ケイエン):(大字源)みそぎの日に開く酒宴。禊宴。
禊事(ケイジ):(大字源):みそぎの行事。みそぎ。
祓禊(フッケイ) :(大字源)みそぎ。みそぎはらえ。陰暦三月上巳に、災いをはらうために川で身を清める行事。
<禝:ショク>
(尭の臣で周の祖先にあたる人)

👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その26 模試問題補足

2015年08月16日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●「syuusyuu 模擬試験(チャレンジャー用)」
 1.第5回まで配信済み。現在、第9回目分を作成中(・・・ということは、第6回、第7回、第8回は完成済み👋)
   これからはチャレンジャーの方の進捗状況をみながら(といっても当方ではわからないが)、ちょっと間隔を空けて配信して
   いこうと考えています・・・ので、ぜひ、完了報告なり、コメントなり、よろしくお願いします。
   あ、リピーターの方はマイペースでお取り組みいただき、引き続き、チェック方、お願いできれば幸いです<m(__)m>
 2.そろそろ、第1回と第2回で、補足しておいた方が良いと思われるものを下記しておきます。
  <syuusyuu 模擬試験(チャレンジャー用)第1回>
  ①音読み問題 「1.吾れ、万物を齎送と為す」
   *柩、お墓の中に入れる場合、自分への贈り物という意味で「シソウ」と読む。
    単なる、物を送る・送りものという意味の場合は「セイソウ」と読む。
  ②熟語(音訓よみ) 「オ.9 躡景 ― 10 躡む 」
   *定番の「景(エイ)」・・・影をふむという意味・・・影の通用字として「景」を使う場合は「ケイ」ではなく、「エイ」と読む。
    (「説(セツ、エツ)」・・・喜ぶ意味の場合は「説」も「エツ」と読むのと同じですね)
  <syuusyuu 模擬試験(チャレンジャー用)第2回>
  ①文章題 「ショウケン(原文振りはソウケン)の具:気晴らしの手段(大辞林)」
   *原文は「銷遣(の具)」:大辞林にも載っているが、「遣」(うさ・うれいという意味)を消すという意味。銷夏(=消夏)と同じ使い方。
    だから、「消遣」でも意味は同じなので、〇になるかもしれませんね。
  ②文章題 「ショウショウ忌」
   *「小祥」=一周忌。  んで、(周辺知識として調べた人は調べたでしょうけど)3回忌のことは「大祥(タイショウ)」です。
●熟語の読み・一字訓読シリーズ・・・1級配当漢字について、ざっとですが、すべて調査完了👍あ~疲れた。けど、充実した取り組みでした👍
 *ノート5冊分ぐらいに書き留めております。現在配信しているのは2冊目~3冊目あたりでしょうか・・・。
 *それで、一字訓読シリーズの配信や模擬試験問題作成などで気にはなっているのですが、
  ①漢検・漢字辞典には説明されていない「訓読み」が意外に多いですね・・・第2版は知らないけど。
   たとえば、「諳誦」の「諳」・・・漢検漢字辞典(第1版)では「そらん・じる」のみ。読みとしては他に「な・れる」「さと・る」とあります。
   これらの熟語も紹介してい(き)ますがが、合格だけをめざされているのであれば、現在配信中のシリーズは読み飛ばした方が
   よいと思います。ちょっと余分な労力を使うことになります(^^;)
  ②模擬試験問題も、そういう観点から、極力、漢検漢字辞典の範囲内での読み・意味に限定するようにチェックしながら作成し
   始めています。が、まだまだ、逐一チェックするまでに至らないので、中には、同辞典から逸脱する問題もありますので、
   この点、お含み置きのうえで、問題に取り組んでください。

👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟語の読み・一字訓読 (その185)

2015年08月16日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<トピックス>
*「年の数え方」・・・殷の時代は「一祀、二祀・・・」、周の時代は「一年、二年・・・」、唐代は「一歳、二歳」・・・中国3000年の歴史言語、今でも、ほとんど、この東夷の国で生きていますねえ(^^)
*ただ一つ=只一つ=一つ・・・「祗(ただ)」・・・何回目かの模擬試験問題に入れてような気が(^^;)この配信が先か、問題提示が先か・・・(^^)

●熟語の読み・一字訓読(その185)です。
<礙:ガイ、ゲ、さまた(げる)、さえぎ(る)、ささ(える)>
・さまた(げる):妨礙、礙塞(ガイソク)=さまたげふさぐ、礙石(ガイセキ)=道をさまたげる石(道をじゃまする石)、障礙、阻礙・・・無礙・・・
・さえぎ(る):礙眼(ガイガン)=目をさえぎる・目障りになる=礙目(ガイモク)、礙竄(ガイザン)=外物をさえぎって入らしめない。礙滞(ガイタイ)=遮られて滞る
・ささ(える):無礙(ムゲ)=ささえる物なし、有礙(ウゲ・ユウゲ)
*大漢和・字通には「ささえる・ささえ」の読み・意味なし。漢検・漢和には「ささえる・ささえ」の読みのみ。大言海に「ササハル所」とあったので「ささえる」意と解した。 →「無礙」:何物にも遮られない、障りのない意もあり。
*礙手礙脚(ガイシュガイキャク)=碍手碍脚=仕事のじゃま・さえぎる・妨げになる
<礫:レキ、こいし、いしころ、つぶて>
・こいし、いしころ:磧礫、瓦礫、澗礫、礫石、礫土、礫洲=小石のしま=かわら
・つぶて:飛礫、礫石=つぶて石、礫岩=つぶてを含む岩
*的礫(テキレキ)=明らかなさま
*「大山は礫石を譲らず、江海は小流を辞せず、その大を成す所以なり」(韓詩外伝)
<祀:シ、まつ(る)、まつ(り)、とし>
・まつ(る):祀竈(シソウ)=竈の神をまつる
・まつ(り):祭祀、祀儀=まつりののり、祀事=まつり・まつりに関する事柄、祀牲=まつりに供える犠牲
・とし:(殷代の年数の称:周代は「年」、唐代は「載」)年祀、一祀・二祀・・・(年祀を数える言葉)
<祠:シ、まつ(る)、まつ(り)、ほこら>
・まつ(る):祠祀(シシ)=まつる、祠竈=祀竈
・まつ(り):祠壇(シダン)=まつりのにわ・祭場、祠祭、祠賽(シサイ)=神恩に報いる祭り
・ほこら:祠宇、祠堂、祠屋・・・やしろ・ほこら・みや の意。
<祗:シ、つつし(む)、ただ>
・つつし(む):祗敬、祗畏、祗懼、祗恪(シカク)=つつしむ、祗候=つつしみうかがう
・ただ:祗一(シイツ)=ただひとつ、祗因(シイン)=ただ(云々に)因る

👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟語の読み・一字訓読 (その184)

2015年08月15日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<トピックス>
*「磴稜稜(トウロウロウ)」って、鈴虫の声だって・・・漢和辞典を読んでいると、こういう色々な生物の鳴き声や音などの当て字風の熟語がいっぱい見つかるので面白いですね・・・もっと暇があったら、整理してみたくなる課題です(^^)

●熟語の読み・一字訓読(その184)です。
<磬:キン、ケイ、は(せる)> *「キン」は慣用音
・は(せる):磬控(ケイコウ)=馬を馳せたりおさえたりすること
・その他:(「磬(ケイ)」という楽器の意で)磬折=磬という楽器のように「への字」型に礼をすること。磬鐘=磬とつりがね、磬管=磬と管・・・ともに楽器。
<磧:セキ、かわら、さばく>
・かわら:磧礫(セキレキ)=かわらの小石、磧沙=沙磧=河原のすな、磧鹵=塩分のある砂河原
・さばく:磧漠(セキバク)=さばく=沙漠・砂原、磧日(セキジツ)=砂原に照る太陽
<磚:セン、かわら>
・かわら:(熟語は「甎」と同じ) (*土をかため、焼成して瓦としたものを「磚」といい、敷き瓦を「甎」という(字通))
<磽:キョウ、コウ、やせち>
・やせち:磽瘠(コウセキ)=(石の多い)やせち、磽禿(コウトク)=(石の多いやせちで)地味悪く草木がない、磽野=磽薄=やせた地、磽腴(コウユ)=やせ地と肥沃の地
<磴:トウ、いしざか、いしだん、いしばし>
・いしざか:巌磴、磴路、苔磴、磴道・・・
・いしだん:磴道、磴角=いしだんの角、
・いしばし:懸磴=いしばしをかける、磴棧(トウサン)=石のかけはし
*磴稜稜(トウロウロウ)=鈴虫の声
<礒:ギ、いそ>
・いそ:(邦語。「磯」に通じ、用いる由。) 「礒(ギ)」は、石のさま・石の多いさま。
*礒辺草(いそべぐさ) *礒目張魚(いそめばる) 
<礑:トウ、そこ、はた(と)、はった(と)>
・そこ:「底」の意。熟語なし。
・はた(と)、はった(と):邦語。

👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第5回

2015年08月14日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
●1級チャレンジャー用の模擬試験問題(第5回)です。前回と同程度の難易度と思います。チャレンジャーの方は、トライしてみてください・・・。なお、模試は第2回以降は(できれば)順番に解いていくことをおすすめします。前回問題を解いておくと、次回以降の問題が簡単、あるいは、より深く理解できるような問題構成に・・・一部分ですけど・・・配慮して作成していますので・・・👋👋👋なお、間違っているところやご不明な点などあれば、遠慮なく・・・というか、ぜひお知らせください。歓迎いたします。ただし、問題に対する補足説明は、未着手の他の方の手前、出来かねるかも知れませんが、「何処何処を見れば(調べれば)分かります」という程度のヒントや返事はできるかも知れません。いづれにしろ、なんなりとコメントください👋👋👋

<訂正>(08312214)(六)の1.の解答が間違っていました。解答を訂正。
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第5回>

(一) 次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。(30)1×30
1.大道、亶亶、その身を去るに遠からず
2.何れの処にか感亨無からん
3.何の造做もない 
4.車が偈偈と疾駆する 
5.其れ必ず考覈する所あらん 
6.凭欄し吟詠する 
7.听然と笑う 
8.学問に耽嗜する 
9.郢人、その鼻端を堊慢す 
10.居る者は積倉あり、行く者は裹糧あるなり 
11.嫖姚校尉として驍名を馳す 
12.嵌竇潜みて瀬を洩らす 
13.幵零が棲息している   (注)「幵零」は鳥の名称で、野鳧のこと。
14.平生允当なるを賛するなり
15.西戎を廱偃す  
16.霹靂閃電、怕驚
17.学びて行わざる、之を名づけて掫囊と曰う
18.駿馬を晨鶩す 
19.醯醢を瓶に保存する 
20.暹国はタイ(シャム)の古国名である。
21.天にり、地に蹐する。
22.心し、やつれて見える
23.仏を廃して釈を
24.烏賊のを食す
25.その場にわぬ言葉・・・
26.を神に捧げる・
27.圧制のを逃れる
28.宥めして機嫌をとる
29.、感極まる
30.鬣の黒いの馬がいる

(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。(30)2×15
1.この釣堀ではヘラ鮒が釣れる
2.待ちボウけをくわされる
3.モウセンゴケは代表的な食虫植物だ
4.慢性皮膚病の一種に、ナマズ肌がある 
5.香をき込めて客を迎える
6.このドラ焼は美味しい
7.「ししびしお」のことをニクショウと書く
8.トリモチで蝉を捕る
9.カサに懸って攻める
10.ユダメを用いて強弓を調える
11.非望をキユするの愚を犯す
12.テイガクの情
13.好言口よりし、ユウゲン口よりす
14.勝利を知らせるショウショが届いた
15.議会の招集を命ずるショウショが発布された

(三)次の傍線部分のカタカナを国字で記せ。(10)2×5
1.穀物をカマスに入れて運ぶ
2.湖にニオが浮かんでいる
3.足袋のコハゼがはずれている
4.シボリ染めは染色法の一つだ  
5.シキミの果実は猛毒で「悪しき実」が名の由来という

(四)次の1~5の意味を的確に表す語を下の語群から選び、漢字で記せ。(10)2×5
1.みだりに迎合すること
2.しおからの類
3.墓参り
4.人の行状、経歴
5.日と月。日月。
<語群>
(そうたい、へいけい、かいしょうひん、きょうじゃく、けいしょうひん、ふんぼ、せんじょ、こうごう)

(五)次の四字熟語について、問1と問2に答えよ。 (30)
問1 次の四字熟語の(1~10)に入る適切な語を下の語群から選び漢字二字で示せ。
(20) 2×10
1.ア(  )之契  2.イ(  )不霊  3.ウ(  )懸隔  4.エ(  )獲珠  5.オ(  )棋布
6.カ零絹(  )  7.キ咬文(  )  8.ク蓋瓦(  )  9.ケ宴安(  ) 10.コ鴉巣(  ) 
<語群>
(せきちょ、せいら、しゃくじ、たんり、てんじょう、きゅうせん、れいたく、めいがん、ちんどく、せいほう) 

問2 次の11~15の解説・意味にあてはまるものを、問1のア~コの四字熟語からう一つ選び、記号(ア~コ)で記せ。(10)2×5
11.絹や紙のきれはし
12.危険を冒して大きな利益を得ること
13.互いに助け合う友人関係
14.ぐずぐずいう。いろいろ言う。
15.かたくなで道理に暗く、鈍いこと

(六)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。(10) 1×10
1.乾海鼠 2.恭草  3.仙蓼 4.尻腰 5.蝸螺 6.黄楊  7.浮塵子 8.針孔 9.褞袍 10.栄螺

(七)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送りがなに注意して)ひらがなで記せ。 (10)1×10 
 ア.1 淹恤 ― 2 淹まる 
 イ.3 蕭疎 ― 4 蕭しい
 ウ.5 演繹 ― 6 繹す 
 エ.7 旌表 ― 8 旌める 
 オ.9 撕破 ― 10 撕く

(八)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の語群から選び、漢字で記せ。語群の語は一度だけ使うこと。(20)2×10
<対義語>
1.齟齬  2.隠棲  3.劈頭  4.肥沃  5.仰視 
<類義語>
6.荒瘠  7.殲滅  8.推敲  9.蒼穹 10.擬議
<語群>
(おうさつ、へきくう、しゅつろ、とうび、こうぶ、ふんごう、ちゅうちょ、ふかん、ふえつ、せきろ)

(九)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。 (20)2×10
1.シュギョクの縁
2.カショの国に遊ぶ
3.ハンドクが愚痴も文殊の智恵
4.クンユウは器を同じくせず
5.考えとソクイは練るほど良い
6.ダツ多ければ、即ち、魚、擾れる
7.ソウリン実ちて囹圄空し
8.羹に懲りてナマスを吹く
9.アコギが浦に引く網
10.ナメクジに塩

(十)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。 (30)書き2×10 読み1×10

(A)「・・・これから安政三年に至るまでの間には記すべき事が少い。姑く二三の消息を注すれば、先ず天保十四年に河原崎座が、先に移った中村、市村両座と共に猿若町に移って、勝諺蔵が立作者柴晋助となった。芝宇田川町にいたからである。河竹新七の名は暫らく立ってから、三代目桜田治助の勧に依って襲いだ。嘉永元年六月二十七日に、子之助の祖父伊兵衛が七十余歳で歿した。(ア)法諡は繁誉宝寿徳昌善士である。墓は願行寺(1)センエイの中にある。竜池の師、静廬もこの年八十三歳で歿した。寿阿弥曇の歿したのも同年である。寿阿弥と竜池父子とは(2)ソウシキではあっただろうが、その交の(イ)奈何を詳にしない。しかし後に子之助は清浄光寺から寿阿弥号を受けて、間接に真志屋の阿弥号を襲いだのである。三年に竜池の友諸持が都派を脱して宇治紫文と称した。安政元年に竜池父子の贔屓にした八代目団十郎が自刃した。二年は地震の年である。江戸遊所の不景気は未曾有で、(ウ)幇間(3)ロシ(4)テンプラを売り、町芸妓は葭簀張におでん燗酒を(エ)鬻いだそうである。山城河岸の雨露はこれを(オ)霑し尽すことが出来なかったであろう。・・・」(鴎外・「細木香以」)
(注)センエイ:祖先の墓 ロシ:屋台店のこと。

(B)「・・・独美、字は善卿、通称は瑞仙、錦橋又(5)センオウと号した。その(5)センオウと号したには面白い話がある。独美は或時大きい(カ)蝦蟇を夢に見た。それから『抱朴子)』を読んで、其夢を(6)ショウズイだと思つて、蝦蟇の画をかき、蝦蟇の彫刻をして人に贈つた。これが(5)センオウの号の由来である。
・・・種痘の術が普及して以来、世の人は(7)ホウソウを恐るゝことを忘れてゐる。しかし昔は人の此病を恐るゝこと、 (8)ロウを恐れ、癌を恐れ、癩を恐るゝよりも甚だしく、其流行の盛なるに当つては、社会は一種のパニックに襲はれた。池田氏の治法が徳川政府からも全国の人民からも歓迎せられたのは当然の事である。そこで抽斎も、一般医学を蘭軒に受けた後、特に痘科を京水に学ぶことになつた。丁度近時の医が細菌学や原虫学や生物化学を特修すると同じ事で ある。・・・」(鴎外・渋江抽斎)
(注)ロウ:肺病。肺結核。

(C)「・・・例へば大きな水流を私は心に描く。私はその流れが (キ)何処に源を発し、何処に流れ去るのかを知らない。然しその河は(9)ヨウヨウとして(ク)無辺際 から無辺際へと流れて行く。私は又その河の両岸をなす土壌の何物であるかをも知らない。然しそれはこの河が(ケ)億劫(10)ネンショをかけて自己の中から築き上げたものではなからうか。私の個性もまたその河の水の一滴だ。その水の押し流れる力は私を(コ)して何処かに押し流して行く。或る時には私は 岸辺近く流れて行く。そして岸辺との摩擦によつて私を囲む水も私自身も、中流の水にはおくれがちに流れ下る。更に或る時は、人がよく実際の河流で観察し得 るやうに、中流に近い水の速力の為めに蹴押(けお)されて逆流することさへある。・・・」(有島武雄「惜しみなく愛は奪ふ」)
👋👋👋 🐑 👋👋👋

<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第5回 標準解答>
(一)
1.たんたん 2.かんこう 3.ぞうさ 4.けつけつ 5.こうかく 6.ひょうらん 7.きんぜん 8.たんし 9.あまん(注) 10.かりょう 11.ひょうよう 12.かんとう 13.けんれい 14.いんとう 15.ようえん 16.はきょう 17.しゅうのう 18.しんぶ 19.けいかい 20.せんこく
21.せぐくま 22.な 23.そし 24.ひしお・しおから 25.そぐ 26.みてぐら・ぬさ 27.くびき 28.すか 29.みな 30.かわらげ
(注)2015.12.20補筆:「あまん」は字通での読み。大字源・漢字源「あくまん・おまん」、大漢和「を(お)まん」となっています。

(二)
1.篦 2.惚 3.毛氈苔 4.癜 5.薫・焚・炷 6.銅鑼 7.肉醬 8.鳥黐・黐 9.嵩 10.檠・榜 11.覬覦 12.棣鄂 13.莠言 14.捷書 15.詔書

(三)
1.叺 2.鳰 3.鞐 4.纐 5.梻

(四)
1.苟合 2.醢醬品 3.掃苔 4.景迹 5.萍桂

(五)
問1
1.ア 麗沢 2.イ 冥頑 3.ウ 天壌 4.エ 探驪 5.オ 星羅 6.カ 尺楮 7.キ 嚼字 8.ク 級甎 9.ケ 鴆毒・酖毒 10.コ 生鳳
問2
11.カ 12.エ 13.ア 14.キ 15.イ

(六)
1.ほしこ(いりこ) 2.ふだんそう 3.われもこう 4.しっこし 5.にな 6.つげ 7.うんか 8.めど、みず 9.どてら 10.さざえ

(七)
1.えんじゅつ 2.とど 3.しょうそ 4.ものさび 5.えんえき 6.ひきだ 7.せいひょう 8.ほ  9.しは 10.さ 
  
(八)
1.吻合 2.出廬 3.掉尾 4.荒蕪 5.俯瞰 6.斥鹵 7.鏖殺 8.斧鉞 9.碧空 10.躊躇

(九)
1.種玉 2.華胥 3.槃特 4.薫蕕 5.続飯 6.獺 7.倉廩 8.鱠・膾 9.阿漕 10.蛞蝓

(十)
(1)先塋 (2)相識 (3)露肆 (4)天麩羅 (5)蟾翁 (6)祥瑞 (7)疱瘡 (8)癆(通用字の「労」でも間違いではないが・・・) (9)漾々 (10)年所 

(ア)ほうし (イ)いかん (ウ)ほうかん (エ)ひさ (オ)うるお (カ)がま (キ)いずこ (ク)むへんさい (ケ)おくごう(原文ルビ)*「おっくう・おっこう」で可か。 (コ)らっ
👋👋👋 🐑 👋👋👋
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする