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酔いどれの誇りと踊る熊へ

伊丹十三監督特集

2012-05-06 18:37:54 | 日記
ケーブルテレビでは「日本映画専門チャンネル」があります。

そこでここ最近は、伊丹十三特集をしているので楽しみに観ています。

土曜日23時からなので観れる時間としては微妙なのですが月に2回放送するので

今のところ欠かさずに観れてます。

ほとんどの作品を十代と二十代で観ています。

四十代に改めて観ると印象が全然違うので感動します。

昨夜は「あげまん」がやってました。



やっぱり伊丹十三監督は大人の為の映画を作っていたのだなァ~と感動。

四十過ぎのオッサンになって観た方が心に刺さります。

人生経験豊富でモテて才能がある伊丹十三監督の女性観男性観が楽しく学べます。

「ヨーロッパ退屈日記」や「女たちよ!」などのエッセイも最高に面白くて為になる。

もし今も健在だったら何を題材に映画を撮っていただろうか・・・・

かっこいい。男らしい。そんなあこがれの人でしたねェ~。

本当に惜しまれます。

いずれ時間が出来たら、四国松山にある伊丹十三記念館に行きます。

万作君が資料整理しているところ会えるとイイなァ~。

※追伸

暫定ではありますが、最高傑作はやはり「マルサの女2」です。


勿論、個人の好みですが。

先月観たときにも、鳥肌が立つくらい面白かったです。

本田俊之の音楽もこの作品のテーマ曲が一番です。

前作までの興行的な成功と自分の映画の撮り方を掴みとった伊丹十三の勢いが思い切り出ています。

丹波哲郎の存在感も最高です。(鬼平犯科帳のカッコよさ復活です。)

津川雅彦も脂がのっていてカッコいい。

なんといっても三国連太郎がイイ!大好きな「野性の証明」の時と匹敵するくらい演技がスパークしています。

やっぱり、自分自身が登場人物の世代に近づいたからでしょうかとっても身近に響くものがありました。

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