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酔いどれの誇りと踊る熊へ

「ゲティ家の身代金」が完成、公開で確信したこと二三

2018-05-15 11:12:17 | 雑感等々
日本映画界が、韓国映画に負けないようにと頑張っている頃に


ハリウッドでは、


前代未聞の主役交代劇が起こっていた。

ケビン・スペイシーの降板。


映画は完全に完成していた。


リドリー・スコットはそんなこと拘らず

撮り直しを即遂行。


代役は、クリストファー・プラマー。


しかも噂では余りの名演技でアカデミー賞候補。



一連の騒動で分かったこと。

脚本さえ完璧であれば。

いくらでも作品の完成度は上げられる。


脚本=設計図さえ完璧であれば、材料、仕様、予算、その他なんでも変更は問題ない。


これはディノ・デ・ラウレンティスという超大物プロヂューサーの言葉。


非常に含蓄ある普遍性にとんだ言葉。


映画界だけに及ばず、すべての社会構造に通じる。


たとえば、コンセプトさえ完璧であれば会社組織は潰れないし繁栄する。


なぜならそれは社会が、顧客が求めているものであるから。


一流営業マンより、一億円プレーヤーより間違いなく必要なモノ。

だから世の社長たちは一円でも利益を上げる電卓よりも

身を削ってでも会社理念、コンセプトを完成させることがまずもってしなければならないこと。

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