FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

「ダンシング ベア」

2019-07-10 01:04:49 | 創作詩
君が泣いているときに

付かず離れずに寄り添って

おどけて

慰めたいよ

しくしく泣くのは似合わない

だから君が嫌だというまで 君の傍でおどけていたい

お腹を空かした老いた熊が

へんな木の実を食べて 


酔っぱらって踊っているように


泣きやむまで


おどけていたいよ


君が もういいからと言いながら


僕の顔を軽く叩くまで


君の傍で踊っていたいよ


君にしか見えない

踊る熊でいたいな

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