FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

堰き止められている言葉たち

2019-09-20 00:03:56 | 創作詩
ガラスの靴は


午前零時で


魔力を失う



満天の星空から



浮かぶ あなたの顏は



わたしの永久指名



涼しくなった夜空から




流れ星が伝言を運んだ




決して交わらない二人だからこそ




忘れない




決して共有できない二人だからこそ



涙に時間は流されない





誰もが例えられない光景



誰もは見た光景



一瞬でも



一粒でも



涙をレンズに押しとどめたい



あんなに鮮やかなのに一瞬のスナップ写真




そっと胸ポケットに忍ばせて



あとはいつも通りの日常に




誰にも言わない




誰も知らない



大切な一瞬

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