FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

1984

2019-09-11 18:55:24 | 創作詩
35年前。
J・オーウェルがこの本を出したのはもっと昔々…だ。

超管理・監視社会になっているデストピア小説。

アーティストとしての予知能力とジャーナリストの感性で書いた。

この日本は超好景気に沸いた。

ヴァンヘイレンも「1984」というノー天気で明るくカッコイイアルバム出した。
安全地帯がバカ売れしていた。

俺は17才。嫌で仕方なかった高校生活にピリオド打ちたかった。

化学と物理が宇宙人語でダメだったし、得意の英語と絵をを生かしアメリカへ行きたかった。

ジョージ・ルーカスのILMで働きたかった。

早く結婚して家を出たかった。

いくつ叶えられたのか。


いくつ手放したのか。諦めたのか。



2019


超管理・超監視社会にちゃんとなった。


リンゴは落ちた。


人は人を写し、映し。それに飽きたらず自分自身を写し。



世界発信で曝け出す。



承認が欲しくて禁断症状がおきる。



グッドボタンが金を生む。



スイッチ一つで大儲け。


24時間垂れ流しのテレビ/パソコンモニター/スマホ


手放せない首輪と鎖を自分ではめる。



1984の場面にもあったか。


ロボットが汚れ仕事をやってくれる。


風俗もアンドロイドがやってくれる。


人口爆発が起こり収束していく。人口激減がやってくる。



水は民間会社が管理する。地下も管理する。空も管理する。


共有物が無くなる。共有財産など昔の昔…のはなし。


でも絶望はしない。


なぜ。



もうとっくに絶望の底は見たからだ。


上がっていくのは留まるのかは人それぞれ。


手と手を繋ぎ合って皆一緒でやりたいひとはそうしなさい。



いち抜けた。

人それぞれ見えてる光は全く違う。


自分の光を見つけたらキョロキョロ他人を見ないようにすること。


自分にしか映っていない光は他人には見えない。



SNSで世界が繋がった?狭くなった?そういった君の足の筋肉は衰え。


一歩。リアルに一歩。一滴の汗は一歩から。


世界が広かったこと体が思い出す。





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