FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

イイ男とは?男前とは?真面目な考察として。

2017-07-14 20:44:12 | 映画感想
中学生の、童貞ど真ん中だった私にとって、ボズ・スギャッグス。

新星堂で、LPレコード見ていたらこのアルバムが目の前に立ちはだかった。

うわっ!

オレ、女子だったら…この男(ひと)だったら抱かれてもいいかも。

…とは思わなかったけど。

沢田研二そっくりのアメリカ人歌手だァ~!と感慨にふけりました。

あれから37年の時を経て。。。


お店の、オネーチャンや常連さんが苦笑いしても

この人の歌と真似をして遊んでます。

だって思春期のヒズメなんですもの。

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姜尚中著「漱石のことば」を読んで。

2017-07-14 20:11:43 | 映画感想
一人が怖い。独りがコワイ。ヒトリガコワイ。

この呪縛から、蜘蛛の糸を垂らしてくれた本。

この蜘蛛の糸を書いた天才も、夏目漱石の自宅に出入りをしていた弟子だった。


…そういうことなら、死なずに生きてみよう。ちょっとやってみるよ、試しに。


[感想]

一人の馬鹿の戯言として、書きます。

夏目漱石よりも姜尚中氏の方が、文が上手だと思ったのは私が浅学菲才だからかもしれません。

一度読み始めたらノンストップ。



でもこれは所詮私の「皮相上滑り」=ヒソウウワスベリの見解です。

齢50にして、内側と外側の温度差に戸惑う。

世間と個人の「折り合いが」今さらながら付かなくなっている。

混乱の時代に生きながら、情けないオジちゃんに腑かしてしまいました。

ハッキリ言って、遅咲き貯め咲き狂い咲き。

それでも決めました。

恥さらして、生きていこうと。

死ぬまで、生きていこうと。



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森達也監督「FAKE」を夜中に観て。

2017-07-07 12:49:30 | 映画感想
劇場で観たかったドキュメンタリー映画。

森達也監督「FAKE」を日本映画専門チャンネルで観れた。

夜中までやってたので朝寝坊してしまった(+_+)

が、観て良かったと思った。

今さら、佐村河内守なのか。

いやいや事件そのものというよりも

この森達也監督に興味ありなのだ。

この人は超能力者とかカルト教団の教祖とか取り上げる題材がエグイ。

映画そのものよりもこの人を見ている方が面白いのはやっぱり…という感じだ。

実際、軽部さんとのインタビューは面白かったし。

まあ、まあ、

折角観たんだから映画本編の感想と引きずっているシーンについて。

やっぱりというかそうだよな、と決定的な人物はあの奥さんだ。

あの強烈な個性というか「あく」のようなものを持ち合わせて

佐村河内氏をあそこまで押し上げたキーマン。

そしてある夫婦の一つの形を見せているのだろうか。

あの奥さんの存在感をもってすれば佐村河内氏は「子供」に見えてしまうのだ。

なんだろう彼に対する距離感とか手話も含めてのそのたたずまい。

2人で晩ご飯を食べ始めるときにグビグビと豆乳を飲み続ける彼に対して何ごともなく対峙する彼女の姿。

面喰って、思わず質問してしまう森監督に対してただ好きだから飲んでますと答える

子供っぽさが丸出しに見える彼の姿。

遮光カーテン閉めっぱなしの薄暗い部屋や

豆乳以上に大好きみたいなタバコやケーキ…。

自分の見せ方をよく知っているのか。これも無意識の演出なのか。

とにかく、

あの奥さんあっての彼というのがよく出ている。

監督自身もそう言っていた。

世紀のペテン師なのか本物なのかはこのさいどうでもいいやで見入ってしまう。

あのキャラクターの立ち方はテレビ業界が寄ってくるのもまあなんとなく分かる気がする。

アメリカのジャーナリストたちが氏のインタビューをしているシーンも印象的だった。

とにかく国民性なのかなんなのか、彼に対するあやふやな部分に白黒ハッキリさせようとする

切り込み方が上手すぎる。観ていて思わず感心した。


日本人はいやこんなの書いてる自分もそうだが、「あやふやな」「はっきりとしない」「グレーな」ものが

好きなんじゃないのか。という問いかけもこの作品からハッキリと感じた。


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昭和40年代少年の独り言

2017-07-01 16:00:00 | 旅行
42年に生まれた時。

東京オリンピックもビートルズもとっくに終わっていた。

学生紛争とは関係のない幼児期を過ごした。

少年時代にオカルトや超能力ブームがやってきた。

荒井注がいるドリフのコントを見ることができた。

邦画は角川映画だった。

テレビが天下だった。

家電メーカーは夢を見せてくれた。

アントニオ猪木が最強だと思っていた。

バブル突入も崩壊も何となく感じながら傍観した。

半世紀生きていたらそれなりに諸行無常の意味が分かりかける。

盛者必衰。

光陰矢のごとし。

人間(じんかん)50年。

まだ当たり前の様に生きているが、振りかって50年はおぼろげの夢。

寝ぼけて生きて来たのか?

少し目を覚ましていかんと思いたくなるような時代に突入した気がする。

しょうがない今まで夢うつつで生きてきてしまったのだからね。


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